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今週のテーマ会議番号:2988
子どもと遊ぶのは得意ですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2010年05月24日より
2010年05月28日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
遊びについて色々と考えてきた一週間でした。カラスやチンパンジーも遊ぶそうですが、その精神性の中心に遊……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes けん玉、こま、あやとり (まやれい・兵庫県・パートナー有・34歳)
勤め先の学童や、息子が通う学童でも、子どもたちが大好きな遊びで、我が家も引き込まれてしまいました。どれも個人プレーのように感じますが、一緒に練習したり、教えたり教えてもらったりする姿や、友達ができるようになると自分のことのように喜ぶ子どもたちの姿を見るといつも感動します。また、できる子への尊敬と悔しさ、ライバル心なども垣間見え、息子も家で密かに特訓しています。できたときの達成感は、大人の私でも、何ともいえないいい気分になりますね。

yes 孫と一緒にお料理 (あことら・東京都・パートナー有・59歳)
数年前、子ども英語教室で英国人講師のお手伝いをした経験もあり、子どもと遊ぶのは大好きです。でもそれは週に数回。毎日のこととなると若いママたちは本当に大変! 頭が下がります。さて、孫との遊び、今のブームはお料理です。5歳の男児ですが、コロッケや春巻きを作る時は喜んで参加します。娘にきくと公園で泥団子作りをしているので上手にできるのでしょう。庭の花に水やりをしたり「お手伝い」が彼にとっては面白い遊びなのですね。ママの手仕事を遊びで残せたら素敵!?

yes 積木でつくる世界 (ちゃぷちゃぷ・東京都・パートナー有・42歳)
積木遊びです。長男は小学校5年生で外で遊ぶのが大好きですが、幼児期から積木で時々遊んでいたせいか、今でも衝動的に作り出します。世界遺産?と思うような建築物や船、竜などの動物だったりして大人なら作るのに悩んでしまうようなものです。この間は竜の子太郎のお話から、竜の前足に玉まで握らせていました。積み木は数学的要素、美的要素があって創造力も想像力も使うので、定番の遊びになるといいなと思います。

yes 自然との触れ合い (フキノトウ・神奈川県・パートナー有・54歳)
先日出張先のある島で、子ども達がイモリを捕っていました。声をかけ、私もつかまえてデジカメで撮ろうとしたら、皆集まって来て「何しに来たの?」などど質問攻めに合いました。よその大人が声をかけたこと、女が手で掴まえられること、そして撮影ということに驚きと嬉しさがごっちゃになり、盛り上りました! 遊びの相手が大人ということの不思議な喜びがあるのではないでしょうか? 残したい遊びは、このように“土や虫・植物に直接触れる”遊びです。

yes 残したいもの (motobon・新潟県・パートナー無・36歳)
子どもの小学校で、昔遊びを授業でやったことがあって、ベーゴマ・剣玉・おはじき・お手玉などが流行った時期がありました。子どもたちは知らないだけで、教えてあげれば楽しんで遊びます。ゲームやカードバトルとは違った楽しみがあるようです。伝え、残していきたいものです。竹馬もいいですね。楽しみながら体も鍛えられますし。昔は、自宅に手作りの竹馬があって遊んだ記憶があります。懐かしいです。

yes ざりがにつり。 (ぱーと救急医・千葉県・パートナー有・37歳)
自然に囲まれて、静かに熱中できます。釣竿やえさも工夫できるし、何匹連れたか競争しても楽しいし。子どものときザリガニつりをしていた池はもうなくなっちゃった。今息子が楽しんでいる池は?と考えると、自然環境が不安になります。

yes 家も外も安全な場所に (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)
議長のご子息とその友人たちがゲームに熱中している時、外遊びを促す議長に「そんなんいやや、だってこわいもん!」と子どもたちが言ったとありましたが、私は、"疲れる"もん!=こわい(方言)の意味に受け取れました。九州生まれの祖母が、疲れた時に連呼していた言葉です。又、議長の仰るように社会のゆがみが子どもたちから外遊びや、家族以外の大人との気兼ねない関りを奪っているのは事実であり、哀しいことです。

yes 遊びは子ども時代の思い出 (lucky58・広島県・パートナー無・45歳)
山、川が身近にあり男女問わずみなでよく遊びました。今考えると怖いなと思うこと(子どもだけで夏休みに川で飛び込んだり)もありますが危険なことは一つもありませんでした。母もそんな私を怒ることなく、缶けりはお寺でやりましたが大人に怒られたことは一度もなかったです。家族でキャンプに行っても子どもと川に飛び込むのは夫ではなく私です。遊びは頭で考えるより体が動いているほうがいいのかもしれないと思います。

yes 自分で創るのが好き! (EMMY・海外・パートナー有・45歳)
子どもたちは、自分で遊びを創るのが好きです。ベットにシーツをかけたり、いすに毛布をかけて、隠れ家つくり。あちこちにひもをを張って工事現場。家中にあるビデオとDVDを並べて家つくり。お父さんやお母さんの服を出してきて、衣装にして劇をしたり、いすを全部並べてバスごっこなどです。高価なおもちゃより好きなようです。

no ゲームにはまる前に (TSUNAMI1969・愛知県・パートナー無・41歳)
我が家にも小3の息子がおり、ゲームやアニメ、カードゲームとのつきあいに日々頭を悩ませています。子供たちには、テレビやゲーム会社のマーケティング戦略に取り込まれる前に、できるだけ今の遊びの「原型」のようなものに触れさせたいと思います。紙、布、木、石、土などの感触が残っているもの、それから一人で完結せず、他者とのやりとりが介在する遊びの経験をできるだけ多くさせたいと思います。また、将棋やチェスなど異世代交流のきっかけにもなる遊びも残って欲しいですね。
5日目の円卓会議の議論は...
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遊びは人間の証
遊びについて色々と考えてきた一週間でした。カラスやチンパンジーも遊ぶそうですが、その精神性の中心に遊びがあるわけではないようです。オランダのホイジンガが人の定義として『ホモ・ルーデンス』(遊びの人)としています。遊ぶことが人間の特徴というより、人間の精神性の中心には「遊び」という機能があるということを表しています。

特に子どもたちとかかわっているとそのことを実感します。保育所や家庭でも、「遊んでいないで、早く食べなさい!」「いつまで遊んでいるの? 片づけが進んでいないよ!」と、ついつい言葉をかけてしまいます。しかし子どもたちにとっては明確に「遊び」と「勉強」「生活」に区別がありません。年齢が小さければ小さいほど、生活全てが遊びであり、そのことに対しての純粋な興味や関心が、様々な活動の根幹にあるのです。生きる全ての根源は「遊び」に集約されているといっていいでしょう。

しかし残念ながら、社会や親がその遊びを認めません。こんな笑い話があります。

道端に咲いてた花を見つけた小さな子どもが、それを摘み取り大好きなママに渡そうとして、「はーい、ママプレゼント!」と言いました。そのとたんママは「これは何の花? 何本あるか数えてごらん!」この母親の心には遊びは存在しません。またこの母親に育てられた子どもはそのうちに「遊び」を、捨て去ることになるでしょう。ホイジンガ的に言えば、人間であることをやめることになるでしょう。このことは幸せではありません。そして人間的でもありません。

人の営みは色々な側面が、複合的に合わさって成立しています。もちろん「遊び」だけでは生きてはいけません。しかし「仕事」や「生活」だけでも、生きていくことは出来ないはずです。しかし残念ながら単一の価値観や事象だけにとらわれて生きている人は、決して少なくはありません。
僕は今「父親支援」をいろいろな場面で行っています。社会の多くの父親たちは「仕事」のみの価値観の中で、命を削り懸命に生きています。その場合多くの父親たちが、笑いや遊びから遠ざけられ、そして離れていきます。当然遊びが得意なわけもなく、また子どもと遊ぶ時間もすべもありません。残念なことです。

子どもと遊ぶことによって、大人や親も、ともに楽しむことができます。そしてゆったりと余裕のある生活が送れます。子どもたちから学ぶこと、まだだたくさんありますね! そして子どもがしっかりと遊べる環境を持つ社会が、健全で豊かな社会です。そんな社会を作っていける大人や親になりましょう。

一週間ありがとうございました。

小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


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