イー・ウーマン田嶋智太郎菅さんの総理就任で日本の景気は上向く?

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会議番号:3000

菅さんの総理就任で日本の景気は上向く?

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【開催期間】
2010年06月07日より
2010年06月11日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

田嶋智太郎　経済アナリスト

ついに8日、菅新内閣が発足しました、これまでは世襲の総理大臣が続いていましたが、菅総理は一般のサラリ�……

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2日目までに届いている投稿から...

	消費税増税もあり (Kirk・千葉県パートナー無・)
人気取り（選挙対策）のために子育て支援という名目のバラ巻きや高速無料化などをするのは止めて、勇気を持って消費税増税の議論をして欲しい。社会保障のためにです。小沢さんの影響下にないはずの菅さんなら、それが出来るのではないかと期待しています。

小沢さんとの違い (ハルミン・東京都・パートナー有・34歳)

私が「小沢さんと距離を置く政権」ということを素直にとって期待することは、小沢式「選挙最重要視」のポリシーも脈絡もない政治・政策からの転換です。規制緩和や適正化は、景気や経済振興のためにまさに“政治の力”の見せどころだと思います。それなのに鳩山政権時代は郵政民営化を逆行させるような法案を強行採決したり、高速道路の新設を要求しながら無料化を進めようとしたり、本当にメチャクチャだと感じていました。まずデフレ脱却があって、それから福祉国家の実現だと私は思います。

論理的根拠を説明できないけれど (Meenah・パートナー無・33歳)

まだロジカルな形で纏まっていないけれど、景気は上がると感じている。ただ、今までの輸出製造業牽引型経済とは異なる形になると思う。管さんが率いる政権が景気を上げる、というよりも、菅政権は上昇の流れを殺さない、そんな風に感じている。日本の民間（商社等）の交渉力低下、諸外国の外交カード等政府と民間の動きの連動、米国ビジネスピープルの米国外の本国への帰国、環境取引ビジネス、グローバルな流れを、菅陣営はかなり読んでくれる様な予感がしている。まぁ、分からないけれど。

わかりません。 (よしとらじ・東京都パートナー無・)

長年「消費税が良いか悪いか議論をする」と言われて、一度も議論された事を聞いた事がありません。キリスト教は寄付の文化であり、富裕層は多額の寄付をします。先進国で唯一の仏教国の日本は倹約一番で、箪笥預金が一番と考えられています。国の歳入は年200兆消費税以外が190兆これは消費が落ちると190兆全体が落ち、消費税増税しても歳入は減額の可能性があります。5％にしたとき歳入は落ちました。実際に消費税が日本で機能するのか議論して欲しい。

そんな簡単ではないような気が (kimirie・兵庫県・パートナー無・39歳)

今の景気では、消費増税が値上げ感に繋がる気もしますし、購買意欲が低下するのではないかと思います。輸出行者が恩恵を受け、企業のお金のまわりが活発になるとマシになる部分もあるかもしれませんが、国民が日常生活で得るお給料と日常生活で生活費として使うお金が活発に回らなければ、景気の上向きも難しいのではないかと思います。給食費やアルバム代が払わない家庭があるのなら、親に子ども手当を支給するよりも、学校や保育園等の充実に当てる等、使い方から見直しをして欲しいです。

3日目の円卓会議の議論は...

フツーの総理大臣だからこそできることがあるのでは……

ついに8日、菅新内閣が発足しました、これまでは世襲の総理大臣が続いていましたが、菅総理は一般のサラリーマン家庭に育ったフツーの総理大臣です。これまでよりは国民目線に近い総理大臣がこれから進めて行く政策に、いまのところは期待したいものだと思います。
今回の組閣で言えば、公務員制度改革と行政刷新の担当相がそれぞれ初入閣したことが大いに注目されるところです。実のところ、このあたりが財政再建のカギになるわけですから。

なかには「総理や政治が変わっても、何も変わらない」と決めつけてはシレッとしている（シラけた態度が美徳だと勘違いしている？）国民もおられるようですが、国民が前向きにならずして、どれだけ立派な政策運営を行ったところで明日に夢をつなぐことなどできません。
とりあえず、親から巨額の献金を受け取っていながら適正に処理していなかった人や、不明朗なカネの流れを国民の前でちゃんと説明できない人が政策運営や党運営の座から降りたのですから、それだけでも大分変わるのではないかと議長は考えます。

経済社会の活性化を妨げるもの──それは一つに「規制」です。規制というのは既得権益と利権を肥やすものであり、これまでは前党幹事長のもとにそれが集中し、一部の既得権益受益者に分配することで、それを「政治」としていました。しかし、今回は党幹事長が交代したばかりでなく、党政調も復活しました。郵政・金融担当相が居残っていることは事実ですが、その横暴は「イラ菅」の本領発揮で封じ込めてほしいと思います。

そうした意味で言うと、最大の懸念材料は小沢グループが「報復」をほのめかしていることです。本当にいい加減にしろと言いたい。そこには「国民本位」など欠片もありません。そんなグループに属して、国民の預かり知らぬところで報復などという品性下劣な行為を画策している連中がいるのだとすれば、それこそ国民の力で彼らの政治家生命を断ち切ってやらねばならないでしょう。

本日も皆さまからの厳しいご意見や幾ばくかの期待をお知らせください。そして引き続き「菅内閣なればこそできそうなこと」について、お考えがあればお聞かせください。

田嶋智太郎
経済アナリスト


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