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今週のテーマ
会議番号:3028
子どもとの時間確保のため、マミー・トラックもやむをえない?
投票結果
83
17
498票
103票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年07月12日より
2010年07月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
治部れんげ ビジネス誌記者
本日もたくさんのご投稿をいただきありがとうございました。昨日は、父親と母親が共にキャリアをあきらめず……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
工夫と意識の持ち方 (YOHKO・東京都・パートナー有・39歳)
月に数回、夫は都合がつくと子ども3人と時間を共にし、私は夫がいる時に残業や出張をします。夫の不在時は仕事を持ち帰り、子どもたちを寝かせた後にします。育児と仕事は、できる方ができる時にできる事を精一杯すれば良いと思っています。満足するかしないか、あきらめるか否かは、工夫と意識の持ち方次第。子どもがいるからこそ!という前向き気持ちが大切だと感じます。それから「マミー・トラック」ではなく「トラックforチャイルド」というテーマがつくような社会になったら良いなと思います。
キャリアへの評価と子どもの病気 (たーにゃ・東京都・パートナー有・36歳)
米国でインターン中、5時5分過ぎには空になるオフィスに直面して、あんなに残業しないと仕事が終わらない日本っておかしい、と心底思ったものです。入社時にジョブ・ディスクリプション(職務記述書)とそれに見合う給料で契約していると知り納得。付き合い残業とか一切なしで評価は明確。クリアでいいですよね。それと、子どもの体調が悪いときの受け皿が絶対必要! 全ての保育園で病児保育の受入体制を備えてほしいです。……夢のまた夢か。
2交代制と職住接近 (kunie・大阪府・パートナー有・39歳)
ほとんどの会社が朝9時〜18時(+残業)ですが、これが早出7時〜16時、遅出10時〜19時と勤務時間が選択できれば、夫婦で完全に仕事と家事をまかなえると思います。遅出の父親に朝子どもをおくってもらい、母親が早出で残業2時間しても18時には退社し子どもと晩ご飯が食べられます。あとは通勤時間が短ければ、その分の時間で基本的な家事はこなせます。男性にも家事を平等にしてもらうという、今生では実現できなさそうなことを望むよりも、遥かに簡単そうじゃないですか?そんな会社に勤めたいです!
法制度と財政支援 (りの*2・東京都・パートナー有・39歳)
まずは法改正。育児を理由に不利益を蒙らせることは許されないと明確に謳うこと。守らない企業・団体には企業名公表と罰金などの罰則規定を設けること。法はきちんと運用すること。労働者の専門相談窓口もあるといいですね。遵守する企業には財政的な支援を。育児休暇や短時間勤務取得者が増えれば、マンパワーが落ちるのは自明の理なので、そこを経済的に補う必要がある。育休や短時間勤務は取らせなさい、不足分の人的リソースは自分たちで何とかしなさい、はさすがにきついと思う。
安心して支えられる仕組みづくり (遠峰あかね・神奈川県・46歳)
ここ数年、出産ラッシュが続いていて、仕事を続けるスタッフが多くなったことを心強く思う半面で、同時に発生する産休要員のキャリア形成の問題に心を痛めています。若手非正規雇用者の中には、産休要員としての経験は積んできたものの、キャリア形成につなげられず、再就職に苦しんでいる人も少なくないという哀しい現実があります。産む人、育てる人の待遇改善も必要かもしれませんが、支える側のスタッフが安心して支えられる仕組みづくりという根幹治療が必要な時期に来ていると思います。
保育の充実、世間の受容 (まきどん・神奈川県・パートナー有・33歳)
現在第2子を出産し産休中です。上の子は日中、保育園に行ってくれて大変助かっていますが、公立の保育園ゆえか、キビシイなぁと感じることも多いです。お迎えで帰りを急かされたり、産休に入ったとたんに延長保育が利用できなくなったり。産休前など、お迎えに間に合うか、胃がキリキリしたことも。「保育士さんも市のルールを守る必要があるし、労働環境も厳しいのかなぁ。でもここで働くママを快くサポートして欲しいなぁ」と思ったものです。保育の充実、その負担を社会が受容してくれれば。
社会的理解があれば (YAEpon・東京都・パートナー有・39歳)
今だに男性が育児というと特別視される雰囲気があります。【イクメン】という言葉がもてはやされているのも特別だからだと思います。そんな男性の育児が特別ではなく当たり前な社会になってくれれば、キャリアを気にせず子どものために時間を割くのが容易になるのではと思います。
子どもを夜預かってくれる人が必要 (ietaro・大阪府・パートナー有・42歳)
父親と母親が共にキャリアを諦めない為には、保育園の時間外保育が必須だと思います。普段は子ども優先で会社に負担をかけていても、ここ一番会社にとって重要な仕事があった場合には、帰るわけにはいきません。そんな時に夜遅くまで延長してもらえるサービスがあれば、普段の定時退社はそれほど問題ではないと思います。保育園では難しいようですが、私の地元では保育園近辺に住んでいる有資格者が園児を迎えに行き、自宅で夜遅くまで面倒を見てくれる有償のサービスがあります。
自分の”覚悟” (あみねね・千葉県・パートナー有・28歳)
制度や法律があっても、周りの理解が浅いと使いにくい。風土が出来あがってる様に見えても、その個人の成果/評価、周りとの円滑な人間関係を構築できているかによって、印象は大きく変わる。夫婦で「これから子どもを作ろう。出産はお母さん、育児は二人。長時間労働を止めたり、家事を効率化する工夫を二人で一緒に考えて、世の中の基準ではなく、各々がHAPPYなスタイルで働き続けるという選択も出来るよう、タッグを組む」という夫婦の認識が不可欠だと思います。
夫自身の価値観 (kopanda・東京都・パートナー有・39歳)
いくら会社や上司が古い体質とはいえ、文化は時代とともに移り変わるものと思います。夫自身が何に価値を置くかが最も大事と思います。うちの夫は結婚してから「子育てはよろしくね」と家事育児は女性の仕事といった感覚の持ち主でした。しかし2人の子育てをしながら共働きしていると、必然的に夫も家事育児分担せざるを得ません。また子どもとの関わり次第で子供が夫に愛情を示し、なつくことを体験した夫は変わりましたね。妻が仕事を持つおかげで、夫は子どもと関わる幸せに気付くことができたのかも。
育児休暇を取った夫に対する目 (ねじこ・愛知県・パートナー有・28歳)
妊娠を期に仕事を辞めましたが、仕事を諦めきれず、子どもが4ヶ月の時に夫に育児休暇を取ってもらい、職場復帰しました。ですが休暇を取った夫に対する会社の反応にガッカリしています。『育児休暇なんて取って、どうせ1日暇しているんだろ?』と会社の人に言われているようです。これが女性だったらこんなことを言われないのでしょうか。夫にそこまで我慢してもらわなければならないのかと思うと悔しいです。時間、キャリア以外にも、『子育て』と『会社』の間には見えない壁がある気がします。
ママの意識も変える (RinYouMama・東京都・パートナー有・41歳)
保育園の親御さんを見ると、パパが送りや迎えをしたり、家事も平等に分担している人たちがたくさんいます。皆子どもととても仲良しで、自然と振舞っているのが微笑ましいです。私は、自分でママだからやらなきゃ、と思ってしまうふしがあり、休日子どもたちを預けて外出するのに申し訳ないと思ったり わざわざ家事を抱え込んでストレスを感じてしまうことがありました。まずはそこから変えて、パパにも楽しんで子どもと過ごさせるよう仕向けることが必要かなと思います。
女性側の意識改革も必要 (要・神奈川県・パートナー有・33歳)
父親が育児休暇を取るという話もしばしば聞かれますが、実際父親に育児休暇を取得してほしいと思う女性は少ないそうです。理由としては経済的面が大きいと思いますが、子育てを男性に任せられないという女性の意識の問題もあるのではないでしょうか。産む事は今のところ女性しかできませんが、子どもを育てることに関しては現代は男女関係ないはずです。子育ての経験が素晴らしいというなら、男性にもその素晴らしさを共有してもらうことが必要だと考えます。
お互い様とおかげさま (ぱーと救急医・千葉県・パートナー有・37歳)
成果だけを追求し、成功こそがすべて、と思うから、「仕事」という簡単に成果が見えるものにつられるのですよね。「俺様とおあいにく様」というこの状況は本当につらいし、残念だなと思います。「お互い様とおかげさま」を復権し、譲り合う社会になれば、もっと生きやすいのではないかと思います。そんなの無理!と思わず、肩の力を抜けば、結構楽しいと思うなぁ。なんて、自分はバリバリ仕事できないことに時々怒り、夫に「もっと仕事セーブしろ!」と文句を言ってしまってますけど。
5日目の円卓会議の議論は...
母親のキャリアと父親の育児参加は「つながっている問題」です
本日もたくさんのご投稿をいただきありがとうございました。昨日は、
父親と母親が共にキャリアをあきらめず育児ができる社会を作るには
何が必要でしょうかとお尋ねしました。個人、企業、社会制度と様々な角度からお考えいただきました。
まず最初に
保育園の問題
が挙げられます。
「父親と母親が共にキャリアを諦めない為には、保育園の時間外保育が必須だと思います」(ietaroさん)
可能な限り効率的に働いても、責任ある仕事は「何時だからおしまい」というわけにいかない時があるでしょう。
仕事の〆切時期だけは夜間保育を利用したいという声は根強くあります。
次に
企業の問題
です。育休を理由に解雇される「育休切り」のニュースを耳にすると、どうしたら良いのかと思います。法律をもっと活用すべきというのが一案です。
「守らない企業・団体には企業名公表と罰金などの罰則規定を設けること。法はきちんと運用」し、逆に「遵守する企業には財政的な支援を」(りの*2)
私も賛成です。育休切りの報道をする際、企業名を明記した方が社会的制裁としては有効でしょう。また、雇用主だけでなく、社会全体で育児中の親を支えるには、税金を使って良い企業を支援する必要があります。
さて、親たちが産み、育てるのに必要な休みを取れるようになると、別の問題が生じてきます。
それは「産休要員のキャリア形成の問題」です。「産む人、育てる人の待遇改善も必要かもしれませんが、
支える側のスタッフが安心して支えられる仕組み
」が必要と遠峰あかねさんは言います。
確かに、正規労働者だけが救われる制度は公平ではありません。現在の育児支援制度は正規労働者を対象にしたものが多いため、ただでさえ立場の弱い
非正規労働者は産むこともままならない
という現実があります。
少し視点を変え、文化に着目する方もいます。
「米国でインターン中、5時5分過ぎには空になるオフィスに直面」した、たーにゃさん。残業を前提としない働き方を目の当たりにすると、
制度だけ作っても機能せず、文化を変えることが実は最も大事
と感じるでしょう。
続いて個人単位の解決法を見てみましょう。夫と育児をシェアすることで、妻も仕事の責任を果たすことができます。「月に数回、夫は都合がつくと子ども3人と時間を共にし、私は夫がいる時に残業や出張をします」(YOHKOさん)
では、どうしたら夫にもっと育児をしてもらえるかと考えると、女性の意識にも問題があることがみえてきます。「子育てを男性に任せられないという女性の意識の問題もあるのではないでしょうか」(要さん)
夫(男性)はキャリア優先、妻(女性)は育児優先……と性別役割にこだわると、女性だけがマミー・トラックに陥ってしまう
のです。
実は政府もこの問題に着目しています。今年6月29日に開催された「仕事と生活の調和推進官民トップ会議」では
「
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章
」
と「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が改定されました。憲章では「関係者が果たすべき役割」として次のように記されています。
「取組を進めるに当たっては、女性の職域の固定化につながることのないように、仕事と生活の両立支援と男性の子育てや介護への関わりの促進・女性の能力発揮の促進とを併せて進めることが必要である」
“女性の職域固定化”
はまさにマミー・トラックを意味します。この改定は内閣総理大臣、日本経団連会長、日本労働組合総連合会会長などの合意によるものです。
女性だけがマミー・トラックに陥り、キャリアから外れることを、政府や企業トップも懸念している
のです。
これまでの議論でお気づきのように、
女性が産み、育てながらキャリアを重ねるためには、男性の家庭参加が不可欠
です。具体的にどうしたら、良いのか。
続きは今月24日の
国際女性ビジネス会議
「分科会#15 Working Mothers & Working Fathers 〜働くパパと一緒に社会を動かす」
で議論したいと思います。今週は本当にありがとうございました。
治部れんげ
ビジネス誌記者
「分科会#15 Working Mothers & Working Fathers 〜働くパパと一緒に社会を動かす」
治部れんげさんも出演! 働くママの課題も話し合います!
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