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家事分担、どのように決めていますか?
女性が結婚しても働くのは、あたりまえの世の中ですよね。88年創刊の雑誌『Hanako』のキャッチフレーズは「キャリアと結婚だけじゃ、いや」でした。今の世の中、キャリアも結婚も手に入れるのはごくふつうの生き方です。「キャリアか結婚か」の二者択一を迫られた先輩たちから見れば、今の女性たちは幸せな環境にいるといえるのでしょう。
結婚しても、夫や親兄弟にとがめられることなく、自分のやりたい仕事を続けられるのは幸せなことです。でも、そんなあたりまえの幸せが、保障されるようになったのはごく最近。まだまだわたしたちは、女性が働くということ、夫婦がともに働くということ、についてのルールを作っている途中の段階なのではないでしょうか。
共働き夫婦にとって、最大の問題は家事の分担。今までは妻が仕事をする以上は、まがりなりにも家事をきちんとこなすことが必要だったけれど、今は「育児も含めて家事は夫婦が分担するもの」という常識が定着しつつあります。では、分担するのは当然として、どんな割合で分担すればお互いに納得できるのでしょう。
今までは、収入が多い夫よりも、収入が少ない妻が家事をたくさん分担すれば、まあ丸くおさまってきたはずです。一般的に、結婚するときは夫が年上で、キャリア職であることが多かったころは、夫のほうが収入が多いものだったからですね。でも、年上妻が増え、女性のキャリア職も増えてくると、妻のほうが収入が多いようなケースも出てきます。夫が32歳の美容師で、妻が38歳のテレビ局員だったら、どうでしょう? そうなったら、収入に応じて、夫がたくさん家事をし、妻が少しだけ家事をすれば、丸くおさまるのでしょうか。
「収入に応じて家事を分担すればいい」という夫婦円満の知恵は、「男性のほうが収入が多い」時代にしか通用しない知恵なのか、普遍的な知恵なのか。あるいは、「収入」の量と「家事」の量を連動させるのは無理があるのか。あなたは、自分がじっさいに結婚したときに、どうすれば不満が出ないと思いますか。
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