

年収の差のバランスも必要?(you-you)
現在、外資系で消費財のマーケティングに携わっています。結婚当初(出産も重なり)、大手日本企業を退職し一時専業主婦になったわたしは、パートナーの「男の出世は内助の功で決まる」という時代錯誤の発言に目を白黒させました。「お互いに支えあって高めあうのが理想だけど」とポツリと言った記憶があります。その後新たに現在の会社に勤めだしましたが、あくまでも働かせていただいているという状態。しかし年収はわたしのほうが多く、二人目の産休をとった年でさえわたしのほうが数十万円だけれど多く、さすがに家庭での育児・家事それから精神的なバランスに疑問を持ちはじめました。もちろん結婚当初の彼の意識もだいぶ変わってはいたけど、わたしが働くことで子どもの保育園への送り迎えや洗濯を手伝うことに彼はどんどん自分は侵食されていると感じていたみたい。年収が多い少ないで家事の分担が決まるわけではないけれど、男性のプライドという意味ではあまり心地よくはないようです。最終的には仕事に対する考え方の違い、またわたしがいい奥さんにはなれなかったせいもあり、離婚に至りました。年収の差がすべての原因とは思いませんが、バランスをとる上ではある程度必要なのかな。
原因のひとつではあったかも(wakanosuke・未婚・34歳)
昔の話ですが。わたしのほうが収入が多かったので、一緒に暮らし始めるとき、敷金・礼金はすべてわたしが負担しました。その後、転職して収入が激減して、それと同時にいろいろなことが起きてしまい、結局4年の同棲生活の後、自然消滅になりました。年収差だけが原因ではありませんでしたが、これも含めて金銭的なことが原因のひとつであったことは確かです。
わたしも懐の大きな男を求む(lumiere)
パートナーより忙しい仕事で結果的に年収も多く、おそらくそれで別れてしまったケースがありました。はっきりとは言われなかったにしても、嫉妬のような感情を垣間見たりして、自分も興ざめしていました。のえるさんのおっしゃるように、懐の大きい男性はありがたいですね。今の彼は年収がわたしよりちょい上で、あまり気がねすることもありません。悲しいけど、これが現実なのかなぁ。
たまたまお金がついてきているだけ(うっこ・福岡・既婚・30代)
一緒に暮らしはじめた頃は、お互いほとんど無収入で、アルバイトをしながら、協力し合って細々と暮らしていました。やがてお互い定職に就き、最初はフリーのわたしより、企業に属した彼のほうが高い収入を得てました。しかし、今では完全にわたしのほうが上回ってます。彼の収入を正確に把握していませんが、恐らく年収で200万円以上の開きがあると思います。そのことに対して不快感を示すような彼ではないし、わたしも仕事が順調にやってこられたのは、彼の精神的な支えがあってこそ、と思っていますので、特に2人の間にトラブルが生じた事はありません。今は、たまたまわたしのほうにお金がついてきているという感じです。
主人のほうが働いているけど、年収はわたしのほうが……(kechu・佐賀・既婚・30歳)
結婚5年目。結婚当初は主人が上だったのですが、景気低迷で大きな打撃を受けた主人の会社が大幅な給料カットを行い、年収が100万円も落ちました。それからというものの、主人が家事を手伝うようになり「おまえがうちの大黒柱だから……」と。家事は楽になったけど、家計は苦しくなり、嬉しいような悲しいような複雑な心境です。しかもわたしは定時で帰って、主人のほうが働いているのに……。
給与明細は一切見せない(サコチャン・北陸・37歳)
わたしは地方のマスコミで働いており、男女同一賃金で、毎年少なからずも定昇があります。一方彼は、中小企業に勤めるサラリーマン。休みもあまりなく、残業もつかないけれど一生懸命働いております。当然結婚した当初から年収は逆転していて、彼には給与明細を一切見せたことはありません。彼の給与はわたしがすべて管理しており、不満に思っているのかわかりませんが、あまり口に出しません。わたしとしてはこのままいければなと願っております。
逆転した収入8(crazydog・北海道・既婚・45歳)
年前にわたしの都合で札幌に引っ越し、彼には仕事を辞めてもらいました。夫婦とも専門職。試験を突破しながら仕事の幅を広げてきたのですが、北国には彼が求めていた仕事はなく……。やむなく家庭での役割が交替となりました。家事一般が彼に、大黒柱がわたしに。以前は年収で300万円ほど差があったのが、今は逆転。この選択に同意し協力を得られていますが、それを負担に感じさせないようにしています。あくまで選択の上での収入の差となので、主権を担うべきところは温存しています。でもたまに爆発しているけれど……。
このご時世給料は水もの?(マダムW)
現在、経理部長と雑貨販売の責任者をしております。だんなよりわたしのほうが2割程年収は高いです。義母と子どもの2人の扶養者がおり、社会保険と所得税ともだんなのほうにつけているのですが、所得税はわたしに扶養をつけたほうが節税になるので、こっそり確定申告のときも扶養を替えています。もちろんだんなの納付すべき所得税はわたしが払います。面倒くさいので本当はだんなに「子どもの扶養はわたしにつける」と言いたいのですが、傷つくかもと思い、話してはおりません。でも、以前はだんなのほうが年収は高かったし、いつまでこの状態が続くのかわからないのでこのままです。しかしだんなが勤務先で方針があわず退職し、雇用保険がもらえるからと家でグウタラしていて、わたしは仕事から帰ってきて家事をしていたとき、切れてしまいました。わたしは仕事を絶対に辞めない。義母がどうこう言おうと自分が経済的に自立できている立場は強い。
パートナーは専業主夫(call)
パートナーは専業主夫をしておりますので、世間一般の給与ですが、わたしのほうが収入が上です。男女賃金格差の問題ですが、一方で男性の側からみれば、男のほうが稼がなくてはならないという社会的プレッシャーがあるように感じます。制度的に、男女問わず能力によって収入が決まる社会になることよりも、社会的にそういったプレッシャーをなくしていく。そして、男女問わずそれぞれの選択肢が広がっていくことのほうがより大切であると思います。ちなみに、夫婦仲は世間一般よりもいいと思っております。

パートナーの正確な年収を知りません(ジョゼフィーヌ)
夫婦共働いていて、彼はフリーなので年収はその年によって違うため実ははっきりした収入を知りません(わたしは会社員なので彼のほうは知っているのですが)。たぶん自分よりは多いのだろうとは思っていますが、勤め人と違って経費など出ていくお金も多いので実際のところは不明。こんなにアバウトなのはウチだけかと思っていましたが、先日新聞で、2人の生活に必要なお金はそれぞれが共通の口座に入れ、後はそれぞれが自分の好きなように使い、お互いどれくらいの年収があるのかを知らない夫婦が増えているという記事を読み、自分たちが少数派ではなかったことに驚きました。
懐の大きな男性が……(のえる)
わたしは医師ですが、男女の給与差はまったくなく、基本給は経験年数で決められます。ですので夫婦で医師の場合はほぼイーブンのことが多いです。従って収入や社会的地位が男性とイーブンであるがゆえに、女医が医師以外の男性とは結婚しにくい(つまりパートナーを見つける段階で、すでに限られつつある)という現状をこのテーマをみてあらためて思い知らされました。今、パートナーはいませんが、つまらない男のプライドにこだわらず、女性の年収や社会的地位とは関係なしに、その女性と生きていきたいというくらい懐の大きな男性が世の中に増えてくれればと切に思います。

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