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2004/5/24(月) - 2004/5/28(金)
3日め

テーマパラサイト(親元)シングルはいいと思いますか?

今日のポイント

変わりつつあるパラサイトシングル、その将来はいかに

投票結果 現在の投票結果 y34 n66 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
伊藤宏一
伊藤宏一 FP・税理士

今日のコメントを読んでみて、純粋なパラサイトシングルはいないということがますますはっきりしてきたと感じています。そこで「パラサイトシングル」ではなく、「親元シングル」という言い方に変えて考えてみましょ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

気軽に一人暮らしが始められる環境になれば(shuupamana・神奈川・パートナー無・27歳)

人は損得で基本的に行動してしまいます。僕の経験からだと、独立したほうが学ぶことは断然多いです。そして生活に必要な要素が身につきます。料理の素材について詳しくなったり、健康面について考えるきっかけも作ってくれました。

コンビニ社会になっていく今、自分で一から何かをして、学んでいく作業は大切でしょう。しかし日本の生活環境は最悪です。金銭面を考慮したときに、日本という国は本当に厳しい国でしょう。アパート借りるのに、2年契約やら、礼金、敷金などの敷居が高すぎます。もっと気軽に一人暮らしができる環境にならない限り、20代後半でも親元にいたほうがはるかにメリットがあると思います。

自由は少ないかもしれないが(donkun・埼玉・22歳)

昔は家を早く出たくて仕方がなかったのに、今では家で仕事をしているため、思いっ切りパラサイト状態。自分でもこうなるとは思ってもみませんでしたが、それなりにメリット、デメリットはあります。まず、家に人がいるということの安心感。何かあった時、お互いに助かったことが多いです。わたし自身、体を壊して留学を延期した時は世話になりました。ですが、一人暮らしと比べたら自由は少ないかも。最初はこれでいいのかと自問していましたが、これからの高齢化社会を考えると、そばにいてあげるのもいいのかも、と思えるようになりました。

逆パラサイトのよう(イクラ・東京・パートナー無・41歳)

高収入という訳ではありませんが、一人っ子で現在まで親と同居しているパラサイトシングルです。会社をやっていますが不況ということもあり、金銭的には頼っています。しかし、以前自宅の売買でトラブルになった時前面に立って処理したことや、本人たちが高齢になったこともあり、諸般の手続や買い物、炊事などを頼られるようになりました。まるで共働きの主婦のようで、仕事で帰りが遅くなると「いつ帰ってくる?」と携帯を鳴らされます。

金銭的に負担をかけていることや、今まで育ててくれたことを思うと精神的にキツイ時もありますが、「わたしがやらなきゃ」と思うようにしています。現状を考えると、もう親元を離れることはないと思います。世間的には嫁にも行かず親元でぬくぬく暮らしていると思われているようで、後ろめたさを感じた時もありましたが、今はお互い足りないところ補うと思い、これが自分の人生だと考えています。若い世代のパラサイトと違い、年々自分の背負うものが重くなっていく逆パラサイトのような気がします。

今はいろいろなライフスタイルが選択できる時代(chrinecia・東京・パートナー無・44歳)

わたしは44年間、実家で暮らしております。高収入で、優雅に同居しているという点では、わたしはこのカテゴリーには属さないのかもしれません。でも、たとえ親元で優雅に暮らしている人に対してでも、このパラサイトという表現には、悪意を感じます。今の世の中は、いろいろなライフスタイルを選択できる自由があるのではないでしょうか? ご両親と同居していらっしゃる方の中には、当然お給料の何割かを家族全体の生活費に充てられたり、ご両親にそのまま渡されている方だっていらっしゃることと思います。逆に一人暮らしをされている方たちは、みなさん仕送りとか、実家のご両親に何かしていらっしゃるのでしょうか?

ちなみに、わたしは今、母と二人暮らしですが、この年になってもまだまだ母からは、教わることはたくさんありますし、楽しいから実家におります。実は、わたしの実家はわたしの祖父と伯母が戦前に建てた家なのです。わたしはずうずうしくも(?)いいご縁があれば、まだ結婚もしたいと思っております。でも独身である以上、わたしは祖父や伯母や父たちが残してくれた、この家を大切にし、感謝しつつ暮らしていきたいと思うのです。

夫婦だけより家の中が明るく(幸せの手・埼玉・パートナー有・62歳)

わが家も娘がパラサイトシングルです。わたしは、娘が小さい時から大家族の嫁として仕事・主婦をし、いつも忙しく、核家族の親子より一緒にいる時間がなかったせいか、現在とてもいい関係です。夫婦だけより家の中が明るいですし。結婚に関しては、縁に任せてうるさくは言いません。いずれ相続で子に財産がいくので、改めて食費は取ってません。ちなみに娘は33歳。長男は結婚し、近くに住んでいます。今わたしの人生は最高に充実しています。健康で仕事もあります。娘に頼らず生きていきたいと思います。

NO

一人暮らしの経験がお互いの関係を変える(タヴィ・大阪・パートナー有・42歳)

どちらとも言えないですが、親も子もお互い精神的に自立して同居を続けていくのはいいと思います。ただ、親が高齢になってくると、力関係が逆転し、子どもに精神的に頼ってしまい、子どもが結婚する機会を逃してしまうのではないかと思います。また、逆に子どももある程度の年齢になると収入も安定し、欲しいものが自由に買えてしまうので、金銭感覚がまひするのではないでしょうか。若いときに一人暮らしを数年経験した上で、親と子がまた一緒に暮らすのであれば、お互いの関係も変わってくるのではないかと思います。

まず自立した大人同士の関係になり(にっぽんのきりん・東京・34歳)

やはり一度は親とは生活を別にするのが自然だと思います。親が老いれば子が一緒に住んでいて助かるのは当然、そういう状況になれば子どもだって離れがたくなるでしょう。それはよくわかります。だからこそ、そうなる前に独立し、生活人として自立した大人同士の関係になって、それからお互い助け合ったり支え合ったりするのが健全ではないかと。そういう大人同士なら、ずっと一緒に暮らしている親子だってわたしには「パラサイト」には見えません。

結婚しているかどうかは精神的自立と別(しまこ・京都・パートナー有・37歳)

伊藤さんが定義されている「純粋なパラサイト」であるならば、答はNoです。やはり一度は自分で自分の生活をマネジメントする訓練をしたほうがいいのでは?と思います。ただ、結婚しているかどうかは精神的自立と必ずしもリンクしないと思います。わたしの友人は一人っ子なのですが、実家のすぐ側に住み、毎日の食事から洗濯、ごみ捨て、子どもの保育園の送迎まですべて自分の両親にやってもらっています。彼女はフルタイムの会社員ですが、同じ働く母親として、やはりそんな友人には反感を覚えます。むしろ「自立すれば?」と思うのは、彼女のような人間です。忙しいのもわかるんですけどね。

根底には、甘えがある(はるたいママ・東京・パートナー有・33歳)

日本ではそこそこ市民権を得ているパラサイトシングルですが、18歳で親元を離れて自立するという欧米のスタンダードからすると、30歳過ぎまで親元で、ほんのわずかなお金を払って、家事から家賃から面倒みてもらう状況は、とても異様に映ると思います。

この根底には日本の社会の甘えがある、と思います。それは、親にしても、子離れができない、という甘えです。怖いところは、その時点では失うものより得るもののほうが多い(親にとっては寂しくない、子どもにとっては金銭的、生活面でも便利だし、危機感がなくなる)、ゆえに長続きしやすいというところではないでしょうか。でもシロアリのように、子どもの人生の屋台骨の時間軸を食ってしまって、駄目にしていく恐ろしさも含んでいるように思われます。

覚悟のいる生き方、とも思える(たまきち・パートナー有・31歳)

職場の尊敬している40代の上司は、独身で両親と同居という、パラサイトシングルといわれる状態です。しかし、80歳近い両親は、体調も崩しやすく、毎日、朝食や夕食の準備、土日は家事全般と、仕事と家事の両立に精神的にも、肉体的にも無理をしているように感じます。特に、お母さんが入院されたときなどは、兄弟は妹が一緒に住んでいるのだから妹に任せておけば安心、と協力がほとんど得られない状況のようでした。そうした上司の状況を考えると、パラサイトシングルという生き方は親の老いと身近に向き合い、介護も視野に入れた人生設計を一人で選択せねばならない覚悟のいる生き方のように感じました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

年代別、親元シングルの課題

今日のコメントを読んでみて、純粋なパラサイトシングルはいないということがますますはっきりしてきたと感じています。そこで「パラサイトシングル」ではなく、「親元シングル」という言い方に変えて考えてみましょう。親は必ずしも高収入ではなく、子どもも収入が少ない人も含めて考えるという意味です。

今日の意見を読んで気が付いたのは、年代によって問題が違うというです。子どもが20代の親元シングルの場合は、子がフリーターだったり収入が少なかったりして親元にいるということが考えられます。またShuupamanaさんの言われるように、日本は生活が高コストで、そうした面で親元にいるということも当然あると思います。

これと対照的なのが子が40代です。状況が大きく異なって、老いた親の面倒を子どもがみないといけないという問題が中心です。たまきちさんの言われるように「親の老いと身近に向き合い、介護も視野に入れた人生設計を一人で選択せねばならない覚悟のいる生き方」が、この年齢層の親元シングルの重い課題と言えるでしょう。

30代の親元シングルについては、親元シングルの方よりもそれ以外の方に批判的意見が多いように思えます。基本的にやはり自立すべきだという意見ですね。またしまこさんの言われるように結婚していても「近居」の「親依存カップル」もいますね。夫の実家の近くではなく、妻の実家のそばに住んで母親にいろいろとやってもらうというのは、確かに精神的・生活的な依存で、結婚しているからといって精神的自立しているわけではない、というのはおっしゃるとおりです。

こうして見てみると、一般的には、30代は20代の延長線上で考えられますが、40代は立場の逆転があり、親が子に頼るようになる、ということが言えると思います。

ということは、親元シングルでいる場合でも、どこかで精神的・生活的・経済的自立をしておいて、やがてくるであろう「親を支える立場」への転換を準備しないといけないのではないかと思うのです。

伊藤宏一

伊藤宏一

FP・税理士

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