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商品取引とは、私たち日常生活に欠くことのできない金や原油などの国際商品を現物あるいは先物で売買するものです。金や白金の現物取引であれば、一般の方にも比較的馴染みがあることと思いますが、原油やガソリン、大豆やトウモロコシなどの先物取引については、どちらかと言うと「抵抗がある」、「危ないイメージ」という方も多いのではないでしょうか。
これまでは、一部の商品取引会社による半ば強引な勧誘などでトラブルが発生したケースも少なからずあり、確かに「君子危うきに近寄らず」といった印象が強かったことも事実です。しかし、この5月1日から商品先物取引の基本ルールを定める商品取引所法が7年ぶりに改正され、トラブルの主な要因となっていた電話勧誘に対する規制などが強化されたこともあり、今後は安全・安心で使いやすい市場&取引に生まれ変わるとの期待も高まっています。
5月2日には、楽天や松井証券、村上世彰氏らが共同出資するオンライン商品取引会社「ドットコモディティ」がサービスを開始するなど、ネット経由の取引も盛んになり始めました。
今回は、皆さんが商品取引に対して抱いている率直なイメージや業界に対する要望、実際の取引に対する不安など、様々なご意見をお寄せいただきたいと思っています。何卒よろしくお願いします。