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サーベイ

2005/5/23(月) - 2005/5/27(金)
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4日め

テーマ商品取引には抵抗がありますか?

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キャスター
田嶋智太郎
田嶋智太郎 経済ジャーナリスト

「商品取引が一つの『備え』となることもあるのではないでしょうか」とおっしゃるのはJaysterさん。実は「その通り」で、商品先物取引というのは言わば「保険」として利用されることが専らなのです。 ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

経済動向を把握するために(bluesea・東京)

ハイリスクという点や、商品取引はちょっと怖い業界というイメージがあるため、自分が取引を行うことには、抵抗があります。ただ、田嶋さんがおっしゃるように価格動向を見ていくことは、大切なのではないかと思います。たとえば、オイルはさまざまな製品に使われていて生活に必要な物のため、価格の変動は株価や為替、家計にさえ影響を与えます。経済動向を把握するために、商品取引の動向は大切な情報だと思います。

資金力と投機経験のある人なら(べるぽん・東京・パートナー無・39歳)

株でも商品でも勝つ時は勝つし、負ける時は負ける。それは同じです。でも私は信用には手を出しません。株の現物取引(日計り・短期が主)のみです。信用は資金力と投機経験が豊富な人がやる物と思っています。実際は資金がないから信用に手を出す人多数ですね。投資経験がほとんどない人は選択肢として先物取引を選ぶのはとても危険だと思います。センスがある人は挑戦してみてもいいと思いますが私はそうでないので手を出しません。

正しく理解した上での資産運用を(Celina・東京・パートナー有・43歳)

会社で部長クラスの人たちによくかかってくる強引な電話での勧誘を聞いていると(時には訪問もあり)、それらの勧誘システムに疑問を感じ、商品にまで興味が湧かないのが現状です。一般的にハイリスク・ハイリターンである商品の説明があり、それをきちんと理解した上での資産運用であれば、結果については受け止められるでしょうが、今のようなイメージが先行すると、多分自分は一生興味がもてないなぁと思います。

投資への抵抗は薄らいでいる(てるっち・大阪・パートナー有・34歳)

先物取引は詐欺等に悪用されたりしているイメージが強くあります。素人の私にはとても怖くて手を出せません。ただ、お金を預けているだけであれば金利が少なくまったくと言って良いほど利子がつかない現在、何かに投資することに対しての抵抗はあまりなくなってきています。投資する前に少しでもリスクを少なくするために、良く勉強しないといけないという思いは強くあります。

少額でもできるものがあれば(蓬莱山・北海道・パートナー無・34歳)

私も抵抗はありますが、関心もあります。商品取引の運用には、失敗した時の「リスク」が株に比べてはるかに大きそうなイメージがあるので、事前にしっかり知識を仕入れてからでないと、取引できないように思います。例えば、投資信託とかミニ株のように、少額でもできるようなものがあれば、もう少し商品取引に参加しやすくなるのではないでしょうか?

NO

「備え」としての商品取引(Jayster・東京・パートナー無・25歳)

勧誘電話などがかかってきたことがないので、「営業活動が怖い」という実状を今回のサーベイで初めて知りました。(怖い、というイメージはありましたが、それはあくまでもリスクが高いことを指しての怖さでした)。実は私の父も祖父も、金に投資をしています。それは、投資によって儲けを出すためというよりは、有事の対策という意味合いが強く、特にインフレリスクを回避するためだと思います。今回の田嶋さんのコメントのレバレッジのことなどは、とても怖いと思いますが、商品取引が一つの「備え」となることもあるのではないでしょうか。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

商品取引市況から明日の景気動向をうかがい知る

「商品取引が一つの『備え』となることもあるのではないでしょうか」とおっしゃるのはJaysterさん。実は「その通り」で、商品先物取引というのは言わば「保険」として利用されることが専らなのです。

これを最も多用しているのは商社で、基本的には仕入れた商品(現物)を卸売りするまでの間に、その商品の価格が値下がりしてしまうリスクをカバーするために、同種の商品先物を仕入れ時の価格で売っておくという取引を行います。つまり、実際に商品の価格が下がった場合は、仕入れ値と卸値の間に生じたマイナスを先物取引の利益で埋め合わせることができるのです。

もちろん、値下がりする場合だけでなく値上がりする場合にも商品先物取引は有効に活用できます。例えば、ガソリン価格が上昇トレンドにあり、今後もしばらくは上昇が続きそうだと判断されるケース。街のサービスステーションのガソリン価格はすぐに上がりませんが、いずれは値上がりすること必至です。できれば安いうちに給油しておきたいところですが、残念ながらいまは満タンの状態。通常の使用頻度から言って、次の給油のタイミングは1ヵ月後あたりになりそうです。その頃には、きっと高い値段で給油させられるのだろうなあ……と思ったときに、ガソリンの先物を買い立てておけば、値上がりしたときにその値上がり益で給油価格の値上がり分をカバーすることができます。

あえて、ごくごくわかり易い例を挙げましたが、他にも興味深い事例はたくさんあります。よく言われることですが、牛肉の消費量が世界的に増加すると、後にトウモロコシの価格が急騰します。例えば、いま中国はかつての牛肉輸出国から輸入国に転換し始めています。それだけ消費量が急増しているということで、その牛を育てるには膨大な量のトウモロコシが必要になります。

要するに、商品の価格が上がるのは、基本的にそれらを消費する人が世界で増えているということの証であり、同時にそれだけ景気が拡大しているということを意味するケースが多いのです。一般に、商品先物の市場価格は景気実態に3〜9ヶ月ほど先行すると言われており、例えば世界的な商品市場の動向を示すCRB(コモディティー・リサーチ・ビューロー)先物指数を見れば、明日の世界の景気が先読みできると言われることもあります。ちなみに、このCRB先物指数は今年3月半ばに24年ぶりの高値を更新するほどの上昇を続けてきましたが、以降は急速に勢いを失っています。これは中国本土市場の株価が不振で、自殺を図るまでに追い詰められた中国の投資家が増えていることとも無関係ではないでしょう。

仮に、世界の景気が今後徐々に減速傾向を強めるとすれば、それに先んじて商品先物価格は下がるはずです。そのときは、先に商品先物を売っておいて、安くなってから買い戻す(=その分、投資家には利益になる)ということもできます。つまり、その利益で景気減速に伴うリスクをカバーすることもできるのです。

田嶋智太郎

田嶋智太郎

経済ジャーナリスト

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