

職種を変えずに両立させるには……(アビー・既婚・40歳)
両立できるはず! と強気で言いたいが、実際は無理だと思います。女性も勤続10年以上のベテランになると、ストレスも仕事の質も男性と同じ。やはり毎日定時で帰るのは無理な状況。かと言って働き方を変えるというのは、やりがい、収入の面からドラステイックに変わりすぎる。わたしは主人も忙しい上、家事にも積極的に参加してくれる人ではなく、現在の土日の家事だけでかなり大変です。これでさえも、たまにはお掃除サービスなどを頼もうかと思っている始末です。その上、子どもがいるとなると、楽しいことも多いでしょうが、考えるだけで疲れます。女性が同じ会社の同じ職種で、子育てを行っている間は収入が下がるが、子育てが終了したらまた元に戻るとか、周りと敵対せずに短時間勤務ができるような環境が浸透してこないことには両立できる女性は限られた人になると思います。
両立すると、子どもが犠牲に?(けら・未婚・37歳)
わたしは結婚も当然子どもも持っておりませんが、なんとなく自分はこれからどうしようか……と考えたりします。友人のこんな話がありました。出産後2週間で職場復帰。保育園と実家の協力体制で、子育て始めたある日。彼女曰く、「朝さ、保育園に紙おむつを三つ預けたんだ。でも、ある時ひとつ紙おむつが余ってんだわ。あぁ、この子変えてもらえなかったんだなって思ったんだよね」この話を聞いた時、何だか両立は難しいものだなと感じました。わたしは全てを手に入れたいけど、入れるためには代償も必要なんでしょうかね。その場面になったら、何を自分が感じるのか楽しみですけど……。

できる、そう信じたい(kmasami)
まだ子どもはいませんが、今の仕事は一生続けたいと思っているものです。職場の先輩方も同じように育児と仕事を両立させています。それが、男の方にはどのようにうつっているのかは分かりませんが。ただ、子どもを理由に欠勤・遅刻・早退を繰り返している先輩を見ていると、少し自信をなくします。子どもには寂しい思いをさせてしまうかもしれないけれど、働いている母親の姿というものも見せたい。わたし自身、働いている母親の姿を見て、自分も一生続けられる仕事を持とうと思いましたから。幸い、周りも(旦那・両親)協力的ですので、わたしはできる限りチャレンジしてみたいと思っています。
フルタイム勤務でなかったからできた(ななこ)
わたし自身はフルタイム勤務ではなかったので、何とかなりましたが、正社員で残業も、となると難しいと思います。夫は仕事が忙しく、子育てについては戦力外でした。仕事と両立のためには、育児時間や子どもが病気の時に休める労働環境を充実させて欲しいです。長時間保育や病児保育では子どもにしわ寄せが行ってしまうだけです。
自ら職場環境を改善すると楽になる(さる)
子どもはキャリアの妨げになると思って作らなかったのですが、結婚後8年目で子どもができ、思い切って産みました。子育ては、傍目で見るほど大変ではありません。わたしは管理職なので、新しいルールをどんどん導入し、働きやすくしました。その結果、女性だけでなく男性にも人気の部署になり、他部署からの異動希望が増えたため、他部署もルールを変えることになりました。これまでの常識にとらわれずに、自らどんどん提言・改善していくべきだと思います。

何のために仕事をしているのかをしっかりしないと(とし・東京・既婚・34歳)
子どもが生まれて最初の2年は両親に上京してもらいましたが、親も疲れてしまい、1年近く、区のファミリーサポート制度を利用、この制度がない区に引越してからは、民間のベビーシッターをお願いしています。親代わりにいつでも何時まででも見てくれる人が簡単に見つけられて、しかも費用が安ければいいのですが、やはりそれなりのお金を払わないと、いいシッターさんはお願いできないし、そうするとお給料は手元に残らず預金が減っていくに近い状態。お金も残らず、余裕もない生活の中で、何のために仕事をしているのか明確な目標意識が必要です。わたしの周りにも、シッターさんをお願いしてまで働いている人はほとんどいません。みんな親頼みです。
自分のために頑張ります(まりりん・東京都・既婚・27歳)
夫婦二人でフルタイム勤務、1歳半の子あり、実家の援助なし、です。夫は、決して家事や育児に非協力的ではないのですが、基本的には企業戦士。平日は夜遅く、土日祝日も半分は出社、残り半分は「疲れた」と言って眠っています。その姿を見ると、わたしは何も言えなくなります。家事の省略化、ベビーシッターさん活用など、考え付く限りの対策は立てているのですが、それでも時々閉塞感に陥ることがあります。体力的にも精神的にも辛いです。でも、最後に残るのは自分のプライドでしょうか。「こんなところで負けてどうする」という。凹んだ時は、5分でもいいから気分転換を図り(全く別の楽しいことを考えたり元気な音楽を聴く)、わたしは今の状況をきっと打開してみせる、と頷きます。きっと、今は過度期なのでしょう。頑張ります。他でもなく自分の為に。

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