

グローバルスタンダード?(1015)
今、転職を考えていたとしたら、ほとんどの人がレジュメに「英語はできます」と書くのではないでしょうか?逆に「英語に不安あり」なんて書く人なんてほとんどいないですよね。それくらい「英語ができること」はグローバルスタンダード化されてきています。ゆえに、今は日常英会話ができるくらいでは企業からは優遇されず、かなり専門的な英語力、もしくはネィティブ並みの英語力が求められてきているように思えます。海外滞在の少ない人間にとってはかなり辛いですが……。
広い視野でものを見るために(のぽきん)
仕事をしていく上で、いろいろな角度からモノを見る、広い視野でものを見る、ということを考えると、1つの情報源ではなく、複数の情報源から情報を収集し、全体像を考える必要があります。英語ができればいろいろな情報を見れますが、そこまで英語力はないのでいつも翻訳ものに頼ることに……。スピードも遅くなるので、やっぱり英語ができるほうがいい!
必須のツール(spice)
ここ1ヶ月半で3回、海外出張に行きました。打ち合わせもセミナーもトレーニングもすべて英語ですから、できなければ仕事になりません。今回は100名ほどの聴衆を前に、英語でプレゼンする機会も数回ありました。わが社は帰国子女や海外MBAホルダー、駐在経験者も多く、社内ではわたしの英語力は平均以下でしょうが、泣き言は言ってられません。幸い、講師代わりの外国人の同僚にも恵まれていますので、彼らとのコラボレーションが日々の授業、そして出張(国内出張も外国人と同行するケースが多い)がテストのようなものですね。明日も「テスト」です……。

評価されない雑用が増える(ayapyon・東京・既婚・28歳)
勤め先も日本の企業ですし、留学経験もないので「話せる」と言うほども話せません。が、わたしのいる会社では、英語が話せるほうが仕事で損をすることが多いと思います。評価されない雑用が増え、かつ通常の仕事は減らないからです。日本の会社にはこういうところもまだまだあるんじゃないかなと思います。
話せるから得って思ったことはないです(Carrie)
英語はかなりできるほうですが、英語ができるから得って思ったことはないです。どちらかというと、嫌な仕事もまわってくるから損?
職場の価値観次第(なみちゃん・神奈川・既婚・36歳)
わたしの会社では英語は日常ではありません。海外事業部の人など必要な人ができればいいという状況です。よって、英語に対する価値観は低いです。逆に、英語ができるから得をしたことなんてない、と言ったほうがいいかもしれません。仕事において英語だけが優遇されるべき能力ではないと思っているので、損得勘定はいいのですが、わたしの会社はそこそこ大手なのに、こんな現実に正直危機感を覚えます。周りに安心していると、なかなか自分の英語が進歩しないので日々自分に活を入れています。

英語力より技術力(ウエリントン)
ソフトウエア関係の外資系の会社で働いてはいるけど、仕事で英語を使うのはメールやドキュメントを読んだり書いたりするだけ。中途で入社したけど、たしかに読み書きできれば仕事には問題なし。わたしは留学してたので英語には何も抵抗はないけど、同僚には英語に拒否反応する人が多すぎ。読み書きできれば英語を話せなくても仕事の上では問題ないと思うし、重要なのは技術のほうだと思います。
超・ドメスティックな現実(Shinobu・徳島・未婚・36歳)
ウエリントンさんの意見に賛成。英語が話せることと、英語を使って仕事をすることは違う。以前東京で勤めていた会社は海外にも支店があり、英語を話すことが当たり前だったが、今は日常業務が英語とほとんど縁がない会社。たまに英語の文書がくると、完全に責任放棄して平気で無視している同僚が信じられない。日本語に訳して渡しても、回答すべき内容までわたしに聞いてくる始末。大方が日本人相手のサービス業なだけに、たしかに英語力をつけることで飛躍的に業績を伸ばせるものでもないが、いつかは英語を拒否することで「損」をする時がくるかもしれない。外国人がたくさんいる都会では、今や話せることは当たり前かもしれないが、まだ日本にはこういう超・ドメスティックな世界があるのも事実。
日本語本来の美しさを(junet)
考え方の違いかもしれませんが、「損をする」というよりも、「話せたほうが得をする」っていう程度でしょうか。日本語の中にも多くの外来語がカタカナ表記となり、あちらこちらで使われますが、正直言って、正しい使い方はしていないものが多く見受けられます。それよりも、日本語がしっかりしていて、適切な時に適切な言葉を返せるほうがうらやましく思います。海外で生活した者としては、日本語の本来の美しさを活かせるほうが、真の日本人と胸をはれると思ってます。
英語は専門キャリアがあってこそ(Mias・千葉・未婚・25歳)
英語力が就職・転職の際に有利に働くことは事実だと思います。しかし、実際の業務上は、英語力はあくまで専門分野で力を発揮させるためのツールでしかないと思います。ですから、今はとにかく専門分野のキャリアを積むことに力を入れたいと考えています。もちろん、英語力もまだまだアップさせたいですが……。英語力ゆえに専門分野を伸ばすチャンスが得やすいということもありますし。
英語ができれば……(Hannah)
たしかに、英語はできないよりできたほうが、仕事を捜す場合において有利だと思います。年齢が高くなればなるほど、仕事のスキルはもちろんですが、その時に英語ができていればそれだけで求人は多くなるし……。でも、仕事もできないのに英語ができるからと入社してくる人もいるのですが、現実は英語よりもスキルがモノをいう場合も多いので、一概には言えないかもしれませんね。
損ではないけど(happi)
仕事をする上で、ほとんど必要のない会社もあると思うので、損ではないけど、転職の際あまり困らなかったり(経験がもちろん大きく考慮されますが、外資でもOKという選択範囲が広がる)、給与がわりと高めに設定されたり、たしかに得する部分はあると思います。
語学力よりコミュニケーション能力(Miwao・東京・34歳)
わたしは外資系の会社に勤務していて上司がガイジンです。毎日英語を使いながら思うのは、英語を話せても、コミュニケーション能力がなければまったく仕事としては使えない、ということです。わたしの上司は日本語がまったく話せないので、誰もが英語を使って彼と話さなければいけませんが、不思議なことに、うまくビジネスをすすめている人が、必ずしも英語に堪能ではありません。日本語でうまく人とのコミュニケーションができる人は、英語力が多少不足していても、スムーズにビジネスが運びます。映画などでも、言葉少ない子どもの役者が感動を与えるのと似ている現象かもしれません。

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