

人生の転機に (いまいくん・埼玉・既婚・39歳)
硬軟織り交ぜ、年間150冊程度は本を読みます。その中でビジネス書の範疇に入るのは2〜3割くらいでしょうか。基本的には戦略系のものが好きですが、人生の転機になった本は、鎌田慧さんが書かれた『自動車絶望工場』(講談社文庫)です。当時、自動車メーカー系列の部品メーカーに勤めていたわたしにとって、この本は衝撃的でした。この本をきっかけに、業界のことを書いた本を読みいろいろなことを知り、その結果、まったく違う業界の会社に転職しました。その意味で『自動車絶望工場』は、人生の転機になった本だと言えますね。
自分も、自分を取り巻く環境も変わった(cosmic・東京・未婚・35歳)
わたしが一番感動したビジネス本は、『本音で生きてください』(IDAKI)。著者は、女性事業家の高麗恵子さん。24歳で大病を患われたが、ヤマハでトップセールスの業績をあげ、その後に2つの会社とNPOを設立している。この『本音で生きてください』には、自分の内面を徹底してつきつめ、曇りがない状態でお客さまに接すること。周囲の人に礼をつくし生き、仕事・生活の両面で成果をだすこと。それらがノウハウとしてでなく描かれている。彼女の生き方に圧倒され、日々見落としている大事なことや、すぐ馴れ合っている自分に気がつきました。そして、生活のリズムを変えて自分の感じたことが、なぜそのように感じたのかをつきつめ、答えがでたときに自分も変わり、また自分を取り巻く環境も変わった経験をしました。すごい女性だと思います。
こんな本を読んで奮起する人って……(ジョゼフィーヌ)
以前、営業をやっていたころは『セールストーク入門』や『営業の極意』などの本をよく読んでいました。どの本も、当たり前のことが当たり前に書かれているだけなのですが、基本を再認識するという意味ではそれなりに役にたっていたと思います。しかし、『チーズはどこへ消えた』(扶桑社)などのいわゆる自己啓発本は、抽象的すぎるうえに「この本に書いてあることが絶対で唯一の真実である」みたいな著者の傲慢さが鼻につき、反感すら覚えました。あと、「自分はこんなふうに成功した」などのサクセス本もイヤです。某旅行&航空会社の社長の書いた本なんて、書いた当時はよかったかもしれないですが、今は……。このような本は自主的に読むというより、上司などから薦められて読むことが多いのですが、こんな本を読んで奮起する人っているんでしょうか?と思います

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!