

同じ意識を共有できれば(フロンティア)
部下に裏切られるなんて想像もできません。上司であるわたし自身が楽しんで仕事をしている姿を見せれば、みんなも同じ意識を共有してもらえると思っています。アパレルのデザイン室に勤務していて、職場は女性ばかり。同じブランドと仕事にあこがれてきた者同士なので、一般の企業とは違うかもしれませんが、裏切りなんて本当にあるのでしょうか。

部下に対する多様なアプローチを持つ(fff)
信頼とは相手のすべてを受け入れることである。そのためには、相手に問題があるのではなく、すべては自分に問題があると考える必要がある。考え方を変えることによって相手のすべてを受け人れることができるようになる──。新人管理職研修の際に、このようなことを聞きました。わたし自身も感じることもあり、実践してきたつもりです。しかし、この考え方はわたしにはあまりにも立派すぎました。部下を信用はしていますが、その問題をすべてを自分自身に置き換えて考えるなんて……。しばらく悩んだのですが、この考え方を全否定するのでなく、部下へのアプローチの1つと割り切ることにし、これでうまくいかないときは他の方法を考えるようにしています。
北風と太陽(思いは思いのままで)
よくマネジメントのスタイルを、「北風と太陽」を例にして語られることがありますよね。北風のように強制してやらせようとするマネジメントと、太陽のように相手の自発性を促すマネジメントがある、というように。一見、太陽のようなマネジメントが優れているかのように語られますが、これだと上司は期待だけして、それを「裏切る・裏切らない」は部下に託すということになりますよね。これは、あまりにもリスクがありすぎるような気がします。だからといって、北風がうまくいくというわけではないのでしょうが……。わたし自身は、表面上は太陽で照らし、心のうちでは北風を吹かせています。あの人、実は怖いんだよって自分のいないところで言われるのが理想です。
個人の問題として処理するべきでは(listener)
上司と部下というのは、それぞれの役割であって、人間性そのものに上下関係があるわけではないはず。部下と上司の間で「裏切り」があったとしても、それを上下関係において捉えてしまうと、下のものが上のものをという構図になってしまい、実情を誤って見ることになってしまうのではないでしょうか。つまり、上司も部下も裏切られたこと・裏切ったことを必要以上に重く考えてしまうことになる。そのため、もう少しドライに個人間の問題として処理したほうが気が楽ですし、その後にも活かせる経験となるのではないでしょうか。

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