

部署の報告システムに乗っ取ると……(bori)
個人の実績はやはり意識しています。でも、それはチームの成果につながるための実績であることが絶対条件だと思っています。わたしの所属する部署は、総務など一般的な部門とは少し異なる間接部門です。他部署から「何をしているかわからない」と思われがちです。そのため、他部門に対して、オープンな環境づくりを心がけています。実績を報告するのも、チームが何のためにどのようなことをやっているのかを事前にアピールしたうえで行うようにしています。そして、基本的には自分がやったことは自分で報告する形で、各個人の実績を表現しています。
チームをうまく回すことが楽しみの一つ(イスタンブール)
個人の能力がチームにうまく影響すれば、いい結果が得られると思います。サッカーの試合を見ていると参考になりますね。わたしも社会に出て間もないころは、「自分の能力発揮」ということばかり考えていました。「こんなに仕事をしているのに誰も助けてくれない」、「こんなに仕事をしているのに評価が上がらない」などと思い込んでいました。
30代になり、ふと力を抜くと、他人に依頼することや指導することでチームがうまく回ることに気が付いたのです。これは楽しい発見です。どうチームを動かすかをひそかにシュミレーションして。「自分だけ」に固執すると、嫌なお局。「チーム」に固執すると、頼りない八方美人。何事も極端なのは敬遠されますよね。

絵を描けばモチベーションも維持できる(あるばーと)
実績は個人に帰属するものではないと考えています。わたしのモットーは「器用貧乏」ならぬ「器用大富豪」。誰もやりたがらない面倒なことにチャレンジするのが好きだから。苦しいときもありますが、結果的に大きなモノが得られると信じています。そんなわたしの行動をみて「あなたは迎合しすぎているから評価されないんだ」と忠告してくれた人がいました。個人プレーでのみ評価されるのであればそう言われても仕方ありません。その言葉に対してわたしは、「融合しているつもりだから大丈夫です」と答えたのです。なにも、一色に染まろうとは思っていません。さまざまな色が織り成す色彩バランスこそ、わたしが目指すチームのパフォーマンスだと思います。結果的にそれが美しい色にまとまっていくこともあるでしょうし、そうでないこともあるでしょう。
「どんな絵(仕事)を描けるのか(取組むのか)……」そのことを常に意識すればモチベーションを維持、向上できると思います。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!