

ある時期、比重が傾いてもいい(Happy)
常に「すべて」は無理ですよね。両立されている方は、子育てや家庭環境・職場の体制が整っている方だけだと思います。しかし人生の先の先には、仕事も家庭も自分なりにうまくいっているといえる「人生」を生きていれば、今、どちらかに比重が傾いていてもいいのではないでしょうか。
他のメンバーへのしわ寄せを考えると(じゃらふ)
わたしの上司は女性なのですが、子どもはいません。彼女は仕事もできるのですが、どんな立場の人に対しても厳しく接します。育児休暇明けの女性に対しても、そんな働きではいてもらっても役にたってないと、残業できない彼女を非情に怒鳴りつけます。まだまだ世の中が子育てに対して万全なフォロー体制ではないなかで、周りのメンバーが長時間労働をしている職場では、かなり両立は厳しいと思いますし、そういう職場では結局他のメンバーにしわ寄せが来ますから、良い影響はないと思います。仕事の特性からワークシェアが可能な部署を作るというのは、双方にとって幸せではないかと思います。姥捨て山のように見えるかもしれませんが、そういう選択肢でもないかぎり子どもを産んでは迷惑ではないか、という気分がして踏み切れません。
遅くまで働けないことをおかしいと思う風潮(Pimlico・神奈川・40歳)
若い人の多い職場。長く働くのが当たり前。結婚している人が遅くなれないことをおかしいと思う風潮。仕事のことを思うと、複数の子どもはのぞめませんでした。
今、上司を見ていて感じること(ururu)
本当はNOであってほしいのですが、実際はYESだと思いました。わたしの上司は既婚者で、子どもがいる女性ですが、相談したいときにいないか、わたしだって協力するのに……というときに自分の物理的な都合で「時間がかかるからと」と片付けられてしまうので、閉口するときがあります。
上司の家族旅行の予定の前に、部下のわたしが仕事で缶詰になってあげるということもあります。隣にいるのに、会話も9割が「早く家に帰らなくてはいけない」ということで、メール。プライベートを度外視してあまり遅くまで仕事をしてはいけないのはわかるのですが。わたしは、そうはなりたくないので、選択を迫られたらフリーになるか、子どもをあきらめるか選択しようと考えています。

夫の「二人でいれば、何とかなるよ」(コルク・既婚・32歳)
「仕事も子どももなんて贅沢」というのはどうしてでしょう。仕事は生活を維持していく収入を得るために必要だし、子どもは子孫を残すことが本能なら必然でしょう。子どもを持ち、責任を持って育てなければならない命があれば、収入の重要性は増してきます。結婚しているなら、夫の収入があるじゃないと言われそうですが、夫に何があるかわからない、わたしに何があるかわからないとなれば、仕事を辞め収入を絶つのは避けたいことです。
わたしは6月に出産を予定しており、1年間の育児休業をとる予定です。確かに職場の理解はある程度ありますが、夫の理解があることが一番です。現在は単身赴任中ですが、わたしが悩んでいても「二人でいれば、何とかなるよ」といって励ましてくれます。彼はわたしが仕事を続けることに賛成で(というか辞めることに反対)、子どもも二人で育てるものと考えているようです。
確かに仕事のキャリアは一時的に中断し、その後の遅れも予想されますが、復帰後にどうするかは自分次第と考えています。子どもが元気でも時間に追われるのは確実だと考えているし、病弱なら仕事を続けていくのが難しいかもしれません。でも、正社員として仕事を続けながらの子育てが贅沢とは考えていません。仕事を辞めるのも続けるのも、家庭や子どもをどう考えるかも本人次第です。他人の価値観よりも自分の価値観で選択したことを信じていきたいものです。
極力仕事を休まなかった母(catty・東京・既婚・28歳)
産休を4カ月で済ませ、ずっと働いてきた母を見ているせいか、仕事と家庭の両方を望むことがそんなに贅沢なことなのかなと考えてしまいました。家庭のあるなしに関わらず、女性が外に出て仕事をすること珍しくない現代ですが、子どもがいるとなるとかなり大変だと思います。わたしも子どもはほしいですが、今度の仕事は長時間労働なので悩むところです。母はわたしが風邪を引いても極力休みをとらずがんばっていましたが、つらいときに子どもひとりで病院へ行かせるということを考えると、両方を求めるのは、無理なのかなとも思ったりもします。
本当にとろうとすれば(KURO・大阪・既婚・40歳)
産休、育休で娘が1歳と1カ月まで休みましたが、ずっと働き続けてきました。「仕事も家庭も望む」のは、贅沢でなくて、当然のことだと思っています。仕事だけするより、家庭なり、その他の活動なり、他の世界を少なくとも1つは持っている人でないと、魅力も感じないです。長時間労働の現実もわかりますが、そういう理由で子どもを産むのをあきらめている人は、「仕事も家庭も望むのが贅沢」という社会に加担している面もあることを忘れないで。仕事が人事関係なので、育児休職を取った男性の話をよく聞きますが、「最初はとても無理だと思いましたが、取ろうと思えば取れるのです。要は、本当に取ろうと思うかどうかですよ」とみなさんが、おっしゃいます。
原因を見極めている(仕事の鬼・東京・30代)
贅沢ではないはずと思っています。でも現状ではやはり、贅沢と思われているようです。子どもが一人います。2人目と思いましたが、仕事の拘束時間も長く、休みも不定期で、あきらめています。このたび昇進しましたが、やはり、仕事も家庭も望むことに対して、寛容な人と、厳しいというかつらくあたる人もいます。自分の思い描くライフスタイル(子どもが2人はいて、親の面倒もみつつ、わたしは仕事も成果を出し昇進していき、家庭でも円満に)どおりにならないのは、生活をバックアップできるシステム(子どもや年老いた親の面倒をみてくれる)が高額かつ面倒な部分があるからなのか、会社の評価が不明確だからなのか、周囲の目が認めないのかは、自分のケースにおいて、見極めているところです。

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