

日本文化の知識と病気対策(mamarin)
フランスに留学経験があります。役に立った準備は、ずばり日本文化の知識です。大学生の時、アルバイトで観光ガイドをやっていたので日本史やお茶、華道、歌舞伎などについての基本的な知識を得ました。また、着物の着付けを母に習い、洗えるタイプの着物を一式と浴衣を一式持って行きました。これはフランス人の方が日本文化に詳しい人が多く、着物を着せてあげたりするプリゼンをしたところ、あちこちから声がかかったからです。日本の古い映画、とくに小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男、黒澤明、諸監督の作品を観ておくこともお勧めします。フランス人は日本人以上にこれらの作品に詳しく、実際にパリではよく上映されているのです。小津作品などよく知らなかった自分が恥ずかしいと思いました。
あとは、簡単な応急処置の方法です。いくら、保険が利くからといっても、少しのけがや病気で指定病院まで行くのは大変です。わたしも日本の保険会社に加入していき、1度だけ結膜炎にかかったときに、指定のアメリカンホスピタルまで予約を入れ電車を乗り継ぎ行き、診察時間わずか5分に請求額は1万円を、後から帰ってくるとはいえ、立て替えなければならなかったので学生としては大変だったことを覚えています。自分で治せたのにと思いました。現地の情報などは現地発行のフリーペーパーなどで調べるといいと思います。
下見をしておくと安心(harapeco・東京・独身・32歳)
語学学校に留学しました。本格的に留学を決定する前、意中の学校に一週間下見留学をしたのです。資料やカウンセラーの意見なども参考になりますが、実際に自分が感じるものとは相当違う場合があります。LLやリスニングセンターがあると書いてあっても、教材の数や機械の質、使用できる頻度などについては、じかに確認しなければわかりません。また、学校には雰囲気があって、自分がなじめるかどうかは大切です。どんな学生がいるのか、1度現場を見てみると安心できます。当然教師の質や人柄を見るチャンスでもあります。また、すでにその学校にいる日本人からの情報も貴重です。金銭と時間が許すなら、下見をお勧めします。
準備をすればするほど感動も大(ルネ)
自分の観点で興味があったり、必要だと思ったりすることは、自分で調べて情報を入手し、できれば経験者の意見を聞き、可能な限り語学を勉強する時間を取ることです。わたし自身は、長期の留学経験はなく、インターンシップ制度などを利用して海外に滞在したことがあります。近年は、留学も遊学もさほど大差がない世の中になっていますが、たとえ短い期間の遊学であったとしても、長期であったとしても、その期間を有意義なものにするためには、準備をし過ぎるということはないと思います。意外と心配しているほど問題はなく、行ってしまえば何とかなるものですが、努力して準備に時間をかけたほうが、現地での思い入れは違うと思います。
わたしは、遊学にも興味があり、1カ月程度の滞在でも準備期間がほとんどないとはいえ短期集中で真剣に調べて勉強してから海外に出ました。ヨーロッパでは、歴史を知らないでいるより、知っているほうが感動できます。また、語学もまったく知らない言葉より、少しでも勉強していれば、現地で困ったことがあったとしても現地の人が助けてくれることもあります。留学では、語学や大学での勉強以外にも、慣習・文化、人との触れ合い、自分の人生観を変えるような材料が山のようにあります。どれだけのものを手にするかはその人の行動次第だと思いますし、観光では感じ得ることができない感動をもっと手にするためにも、準備は必須だと思います。わたしはおかげで、かけがえのない思い出と経験と友だちを得ることができました。これから行かれる方は、ぜひ、心得ておかれるといいと思います。
スラング辞書を持参して(Jody)
すでに、留学経験のあった友だちから、行く前に「スラング(=俗語)辞書を持って行ったほうがいいよ」と言われ、実際に持って行くと重宝しました。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!