
Big Pictureが見えている(Petite・ニューヨーク)
10個ぐらいの用事(仕事人なら仕事、家庭人なら家事)を全て頭の中で優先順に把握しシミュレーションを描ける人。こういう人は約束もやるべきことも時間内ですべて済ませられる人だと思います。「Big Picture」が見えている人と言ってもいいかもしれません。物事を人に伝達する際に適確な言葉で確実に伝えられる人。「だから、あれなんですよ」などと日本とのビジネス交渉上においてよく聞くフレーズですが、これを聞いた瞬間この交渉は勝ち、といつも思います。
誰も気づかない重要事項をつく(4048・東京・パートナー無・28歳)
打ち合わせの席で、誰も気付いていない重要なポイントを必ず質問してくる人がいます。言われてみれば、確かに重要事項なのに、言われるまで自分も含めて周りは誰も気付かない。なんとなく気になり、普段からその人の仕事ぶりを見ていると、個人の作業においても、ポイントを押さえて進んでいます。自分の中に、達成までの道のりが見えている人が、確実に漏れなく実行に移せているように思えます。
よく遊び、集中して働く上司(Bise・東京・パートナー無・38歳)
以前の上司はとても面白くて、勤務時間内にもかかわらず、公然と遊んでいました(社内のみんなを巻き込んで)。しかし、やる時にはすごい集中力で、仕事内容にも高い達成度がありました。その人のキャパシティーの大きさもあるのかもしれませんが、彼のデキる所以はコミュニケーション力だと思います。
地道に負けない人こそ、デキる人(ヒロカ・千葉・パートナー無・30歳)
「他人の話が理解できて、現状を把握していて、どうすればいいか判断できる」人なんじゃないだろうか? 失敗は当然起きるものだから、仮に何かあっても素早くフォローして、最悪の事態を避けられる人では? 「常に勝つ人」というよりは、「地道に負けない人」がデキる人ではないかと思う。
デキる人は、忙しいとは言わない(るびぃ・32歳)
デキる人=忙しい人だと思うのですが、同じ業界の先輩で、人一倍多忙にも関わらず、あらゆる面で「反応が速い」人がいます。頼まれた仕事、電話をかける用事、ちょっとした挨拶などがとにかく速い。時間がかかりそうなら、途中経過を知らせて相手を安心させるなど、細かい心配りもできて「デキるなあ!」と思います。しかも、忙しそうな様子は見せず、常に余裕・冷静。デキる人は「忙しい」とは口にしないような気がします。
子どもを持つデキる女性は、総合バランスに長けている(あは・東京・パートナー有・34歳)
出産して「時間制限のある働き方」をしてみたら、今までは見えなかった「デキる人」(女性)が見えてきました。男性や子どものいない女性の場合、制約がないので、何かしらの専門的な分野に長けているのですが、子どものいる女性の場合、「残業しなくても仕事をこなせる」技術が加わるため、総合バランスとしての「仕事の仕方」に長けているように感じます。残業できる男性と、残業はできないがバランスよい仕事法を身につけている女性の仕事量が、実は同じだったりすると、当然後者がレベルが高い。そういう女性を見習って頑張りたいと思います。