
戦略やデータで足場を固める(nimi・東京・パートナー無・28歳)
管理職・上層部の人間でない以上、自分ひとりの力で変えることは困難だと思います。しかし、きちんとしたプランや戦略、それをサポートできるデータがあり、上層部とのパイプを作れば必ず変えられると考えています。実際今の仕事では社内プロセスの改善を行っており、年内にはかなり大きな金額の予算を頂いて改善の為の新たなツール作りに着手する予定です。確かに大きな組織になればなるほど変えるのは難しくなりがちですが、諦めず足場を固めて攻めてみれば勝てる戦もあると思います。
常に目的意識や問題意識を持ち続けることで(Hotelier)
Yesと書いてしまうと、今すぐに会社が変わるように見えてしまいます。でも本当は違いますよね。新入社員として入社してから数年じっと会社の動向を見ていて、会社という何百人もの人間を抱えた組織はそうすぐに変わるものではないけれど、一人一人が何かを思って、それを少しずつ行動に起こしていけば、ほんのわずかずつですが、動いていくものだな、ということを肌で感じています。それは人が動かしているということもありますが、時の移り変わりと環境の変化も相乗効果となって現れるのだと思いました。と、そのとき、変化の兆しが見えたときに突然行動を起こしてももう間に合わないことも知りました。常に目的意識と問題意識を持っていて、実際に行動を少しずつしていれば、さあ、動くという時に、メインポジションで会社の変化に貢献できるのです。私自身は若輩でまだ、そこまでの影響力は発揮していませんが、そんな自分の考えを回りに話していた結果、先輩のそんな変化のためのレポートのお手伝いをさせてもらえています。そして、それが、私の部署での営業成績アップになっていて、そういう結果から、個人の力は少しずつですが、会社を変える力を持っていると考えます。
コントロールするのではなく(fmisa・大阪・パートナー有・36歳)
会社も組織も家庭も、”人の集まり”であるならば、「私の力で○△が変わる」という言葉はフィットしません。コントロールするようなニュアンスを感じるので、これだと「NO」と考えます。誰しも、人に影響を与えることは出来ても、人をコントロールすることは出来ません。ですから、「私が周囲の人にプラス影響を与えることで、周囲がプラスに変化する」と信じることは出来ます。心からの笑顔が、周りにも自然と笑顔をもたらすように。
できるところから変えていく(nch・神奈川・パートナー有・43歳)
私の会社は、総勢30名ほどの小さな会社です。転職して早いもので5年になろうとしていますが、入社したばかりの頃は、いつの時代の会社だろうと思わせるほど男社会を彷彿させるところで、ストレスは随分たまりました。郷に従えとはいうもののこれでは、いけない! 自分の出来る所から変えていかなくてはと思わずにいられませんでした。なんといっても男性と同じ土俵で仕事はするべきと思ってやってきたことが覆されるのがたまらない。手始めに朝と3時の社員へのお茶入れを廃止しました。「このコムスメが!」との影での批判もありますが、これが受け入れられなければこの会社は辞めようと思っての提案はスンナリOK。社内批判は仕事を円滑に進めるには無いほうがいいに決まってますが、何より気持ちの良い仕事をするために今後も非力ながらも考え頑張りたいと思ってます!
信じること、思い切って行動すること(星みづき・東京・パートナー無)
変えたことが実際にあります。と言ってもいずれも些細なことかも知れませんが、私にはとても重要なことでした。まだ「分煙」などと言う言葉もなかった私の社会人1年目の頃、オフィスで煙草を吸いながら仕事をする人達に「喉が弱いので喫煙は休憩室にして欲しい」とお願いして回りました。最初は嫌がられたけど、続けるうちに「喫煙は休憩室で」という暗黙の了解ができました。また、二度目の転職で入った会社で、まだ入社して3ヶ月も経たなかった頃に結婚して戸籍生が変わったのを「旧姓を使いたい」と申し出て、あれこれと交渉して可能にしてもらいました。私はこれまで前例のないことを2回やりました。ごくごく小さなことでも良いから、「変えることができる」と思って行動するのが大切だと思います。
変えることは仕事の一部でもある(ゾフィー・フレイア・奈良・パートナー有・38歳)
「会社」をどのような定義でとらえるかにもよると考えます。経営方針にまで踏み込むとなると、企業規模によっては難しいでしょう。しかし、「自分が所属する組織」と狭義で考えれば、変えることは充分できますし、また、変えていくことも仕事の一部であると思います。どう頑張っても変えられないものも沢山ありますが、それらにとらわれすぎず、変えることができるものに対して、時間とエネルギーを注げばよいのではないでしょうか。