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サーベイ

2002/10/21(月) - 2002/10/25(金)
5日め

テーマ夫婦で事業をやってみたいと思う?

今日のポイント

夫婦というユニットで共同事業をするメリット・デメリット

投票結果 現在の投票結果 y40 n60 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
野村滋
野村滋 『アントレ』編集長

Miffyさんからのリアルなコメントからもおわかりいただけるように、お互いが経営者という立場になり、自分の判断で事業を動かすようになると、お互いに譲れないものが違うのでストレスがたまることが多いようで……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

いずれは(chocochoco)

今は、まだお互い働きはじめで若いので、そういうことはまったく考えていないのですが、よく「2人で早めに引退して、2人でほそぼそとカフェでも営業したいな」と話しています。彼を仕事のパートナーと意識したことはないですが、今まで、彼の人生に対する姿勢を見てきても大丈夫かなと思っているので、心配はしていません。

「複合機」のような役割分担(Ciel・東京・既婚・31歳)

夫婦とはいえ、やりたい仕事は別の場合がほとんどだと思いますので、仕事自体は独立し……。うーん、なんというか「複合機」のような役割分担ができるというか。一つの会社を夫婦で経営するけれど、妻の部署と夫の部署というふうに、それぞれの得意分野のものでそれぞれが営業窓口になるというか。言葉で説明すると難しいんですが、そんな形態で「一緒に仕事がしたい」とは思います。

今、考えはじめているところ(KATE)

実は今ちょうど考えているところです。わたしが最近土地を受け継いだこともあって、その土地をどう活用しようか考えた結果、フランチャイズに加盟をして(業種はまだ決めかねていますが)、2人で事業をしようと話しているところです。いざ考えはじめてみるとマニュアル本や、儲け本、雑誌などがたくさんあって、何を頼りにしていいか、少しわからなくなっていたところ。今は、経験者の話に耳を傾けるようにしています。

とても効率がよいと思います(ジョンジョン・東京・既婚・33歳)

いままで、お互い別々の外資系の金融機関で働いていたのですが、昨年から独立して夫婦で事業をはじめました。夫婦で目指すものが同じで、お互い協力して働くのはとても居心地がよく、効率のよいことだと感じています。それに家で仕事をしているので、子どもと一緒にいる時間も増えたのでとてもよかったです。

それぞれの得意分野を生かしたい(宮里砂智子)

2人ともまったく違う分野なので、パソコンに向かいながら違う内容の仕事をするようになるかもしれませんね。将来性は見えていませんが、お互いの得意なことを生かしていきたい、という気持ちはあります。

彼と一緒に翻訳を(Steph・既婚・33歳)

フランス語圏からの帰国のわたし。日本語を勉強中のフランス人の彼と、将来は一緒に翻訳の仕事をしようと考えています。2人で勉強していると、たまに辞書よりもピタっとはまる訳文が見つかることがあるんです。確かに恋愛のパートナーとして相性がよくても、仕事上のパートナーとして必ずしも相性がいいとも限りませんが、今のところは一緒に翻訳の仕事ができるよう、お互い勉強中です

NO

一緒にいる時間が少ないので……(TERU)

平日は母子家庭状態、休日は娘に付きあうことが多いので、夫婦2人で何かをするというのが想像できません。やったらやったで、うまくいくような気もするのですが、わたしも仕事となると引かない部分はあるし、役割分担は必要かなと思います。

職場での彼を見ているから(AGOSTO)

彼とは前の職場で同僚として働いていました。彼はどうかわかりませんが、わたしは独立したいな、と考えています。そこでこのテーマを読んで、あらためて考えてみたのですが、2人で事業をすることは考えられないですね。夫として、家族として、友だちとして、とても信頼がおける人ではありますが、一緒に仕事をしたら、関係がギクシャクして、その信頼が壊れてしまう気がします。直感でですが。

友人夫妻を見ての感想(oiuw・埼玉・29歳)

友人夫婦がともに仕事を辞めて、フランチャイズでコンビニエンスストアを経営しています。仕事は儲かるとはいえないまでも、安定はしているようですが、問題は2人の仲が今までとは変わってきたこと。仕事中はよい同僚なのかもしれませんが、家庭でも何かよそよそしくて、夫婦ではないように見えてしまいます。それを見て、わたしは単純に好きな人と仕事はしたくないと思いました。

OTHERS

とまどいを乗り越えればよいパートナー?(miffy0322・大阪・未婚・24歳)

これは、人によりけりだなと思います。わたしの母の友だち夫婦が、本屋の経営を始めたときのこと。母の友人が「こんなに旦那と意見が違うなんて結婚して15年間気づかなかった」と愚痴をこぼしていたのを覚えています。今は、お互い支え合ってお店の規模も大きくなっているという成功例ですが、お互い違う人間だということを認識して乗り越えられれば、大きな成果が得られるのかなと思いました。

彼は最高のパートナーになるはず(MARNI)

彼は家庭では仕事の話をしないし、家に仕事を絶対持ち込まない主義の人なので、彼が仕事をしているところを見たことはないのですが、彼の同僚や先輩に言わせると(お世辞かもしれませんが)、彼は仕事人として相当信頼のおける人らしいです。このテーマを見てた時、夫婦で事業をすることはないだろうな、と思いつつも、彼とならば楽しく仕事ができて、わたしも成長できるのではないかな、と思っています。

バイトしていたコンビニで(いつき・大阪・未婚・25歳)

わたしが学生時代にバイトしていたコンビニでは、奥さんの立場が強く、奥さんは朝の数時間働いて、深夜の2時から早朝7時までは人件費削減のためか、旦那さんが一人で毎日寝不足の赤い目をして働いていました。で、休日には奥さんと子どもにドライブに連れ出されたりして……。でも、かなり稼いでいたらしく、車はBMW、別荘も持っていました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

細分化する事業主体

Miffyさんからのリアルなコメントからもおわかりいただけるように、お互いが経営者という立場になり、自分の判断で事業を動かすようになると、お互いに譲れないものが違うのでストレスがたまることが多いようです。ただ、このご夫婦はお互いの違いを認識し、それを乗り越えられたのだから、すばらしいですね。昨日のコメントにも書きましたが、SOHOやフランチャイズチェーンの発展からもおわかりいただけるように、今、事業主体となる単位が細分化しています。

たとえば、飲食店のチェーンを考えてみた場合、従来であれば本社が社員として採用した人が店長としてそのお店を切り盛りしていたわけですが、フランチャイズチェーンは個人事業主とフランチャイズ本部の会社が契約を結び、独立事業者である個人がそのお店を切り盛りすることが特徴です。つまり事業主体が増えることになりますから、それだけ経営者としての自覚や当事者意識をもって働く人が増えるということです。この傾向の中で、夫婦というユニットで事業を行うことのメリット・デメリットについて、もっと意識が高まっていってもいいのではないかと思っています。今週もたくさんのコメントをありがとうございました。

野村滋

野村滋

『アントレ』編集長

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