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2003/2/24(月) - 2003/2/28(金)
5日め

テーマ資本金1円なら、会社設立したいですか

今日のポイント

起業への自信は経験の積み重ねから生まれてくるもの

投票結果 現在の投票結果 y53 n47 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
川嵜昌子
川嵜昌子 オンラインマガジン編集長

昨日書いたように、国では、会社員、主婦、学生、年金生活者などに起業への挑戦を勧めているわけですが、これまで日本では、それらの多くの人にとって起業は「縁のないこと」でした。もともと選択肢になく、自分のこ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

負担の少ない合資会社はお勧め(madamkazoom)

わたしは2月10日に合資会社を設立したばかりです。50歳を過ぎて、夢にも考えていなかったことでしたが、仕事を一緒にしていた会社から、法人でないとやりにくいと言われ、形だけの問題なので、考えることにしました。昨年暮れから準備を始め、すべて自分で調べて、書類を作成し、登記を完了しました。当初は有限も考えたのですが、後の事務処理の煩雑さを思うと、わたしのように一人でする仕事で、しかもコーチング、カウンセリングといった、形のないものを提供する場合、合資がよいという結論になりました。「資本金1万円で会社をつくって・育てる法」という本を読み、合資会社に興味を持っている人たちのML(メーリングリスト)に参加し、現在に至っています。仕事の内容にもよりますが、女性が起業する場合、負担の少ない合資会社はお勧めです。

やる気やアイデアが反映されやすい(fyumi)

いくらやる気があっても、お金が無ければ設立できないのは残念です。長い間かけてお金をためているうちに、時代やニーズが変わってしまったり、同じようなことをするところが増えてしまうこともあるし……。アメリカでは、数ドルあれば会社を設立できる州もあるので、自分のやる気やアイデアが反映されやすいと思います。ただ、遊び半分ではいけない、ということは前提ですが。Be your own boss! 

前向きに検討していきたい(fumizo・神奈川・既婚・32歳)

ぜひ会社を設立したいと思います。今、本業とは別に別会社の役員として仕事をしています。その仕事もわりと軌道に乗り始め、分業的に子会社を設立しようと考えていたところだったのです。でも手持ちの資金から1000万円を捻出するのは困難だったので、迷っていたところでした……。可能性は広がったことに違いはないので、前向きに検討していきたいと思います。

資金面以外での準備が大変(Mimichan・東京・40代)

会社設立のための門戸は広がったように見えますが、一方、そのために準備すべき書類やプロセスは大変な苦労があると聞きます。いずれにしても、事業計画がきちんとなされなければ会社設立は成功しない、ということでしょうか? でも、この特例を機に新しい事業が立ち上がっていけばよいのに……と動向を見守りたいところです。独立したい……という気持ちが日に日に大きくなっています。

将来の展望の示し方が重要(いつこ・九州・既婚・40代)

55年後のことを考えると不安にはなりますが、スタッフのがんばり次第ではできるのではないかと考えます。わたしのところは現在有限会社ですが、たしかに当初は資本金プラス運営資金、そして信用の問題など、大変でした。10年経った今でも、こういう経済状態ですので、銀行のほうが高くでますし、公庫も同じ。将来の展望をいかに示していけるか、それさえクリアできればやっていけると考えます。そういう企業を応援する日本になってほしいですね。

ネタ帳を持ち歩いている(まつげ・関東・34歳)

1円でも会社設立できるというのは、すでにノウハウを得ている人にとっては福音だと思いますし、これからという人にも資金面でのハードルが低くなって、とてもいいことだと思います。昨年の今ごろ、わたしは起業に向けて策を練っていました。わたしの興味のある仕事にはどうしても資本が必要で、すぐの起業は無理でしたし、資金以外の面でも即実行に移せる状態でもなかったので、現在もネタ帳を持ち歩いては考えをめぐらせています。まともに転職するにも「35歳定年説」を打ち破り、子持ちのハンディも越えていかなければならい状況下、「雇ってくれないなら自分で仕事をつくればいい」という発想もあっての起業計画、という側面もあります。会社を始めるために必要なノウハウを得るべく、その分野への転職も試みましたが、そのときは子持ちのハンディがあり、その壁を越えることができませんでした。でもまったくあきらめたわけではなく、ビジネスパートナーにふさわしい人を探したり、必要な能力を身につけるべく、地味に、地道に活動しています。いつ実るのか、果たして実るのか否かは、神のみぞ知る、ですが。

NO

資金、人材、ビジネスモデルが必要(kaoching・東京・未婚・25歳)

会社を設立するするのと運営をするのとでは、かなり違います。以前、今働いている会社で子会社を作り、その子会社の立ち上げの際に、経営企画メンバーとして、参加したことがありますが、かなりしんどかったという日々を思い出します。会社を設立するのは簡単ですが、持続させるのは本当に難しいものだと思います。資金繰りに困ったとしても、実際は、親会社から融資してもらい、会社をつぶすことはないかもしれません。でも、軌道に乗り出すまでの資金繰りは、一種のマネーゲームのような感じで、毎月、ドキドキしていたことを思い出します。会社を起こすことは、簡単ですが、持続させるためのビジョン、資金、人材、ビジネスモデルをどんどん積み上げていかないと、会社の成長、つまり未来はあり得ないと思います。しっかりとした自分のビジョンを持っていたとしても、資金、人材、ビジネスモデルのどれかが欠ければ事業は成り立ちません。こう考えると、わたしは1円で会社を設立できたとしても、設立はしないと思います。しないというよりもする勇気がないですね。

資本金の額だけではない(kobemama・兵庫・既婚・39歳)

たしかに日本の資本金の額は、1つの障壁ではあると思いますが、起業するのは資本金の額ではなく、そのビジネスにどれだけ自分が必死になれるかどうかだと思います。ほんとうにそれがやりたいのであれば、その時期が来るまで待って会社組織にするとか、資本金の額が少なく、手続きも簡単なアメリカで登記するとか、手段はいくらでもあるのではないでしょうか? 要は、本当に自分のやりたいことが何であるかを見つけることが起業への第一歩だと思います。でも、それを見つけた人には朗報かもしれませんね。

敷居は高いほうがいいと思う(UML・北海道・既婚・40歳)

会社を設立しやすいということは、解散や廃業も簡単にできるということにもなるのではと思います。継続的な取引関係を望む場合に、自社の都合だけですぐやめられては困ることがあります。最終顧客に迷惑がかかる場合があります。お金に色は付いていませんが、資本金は創業者自身が苦労して貯めた純粋なお金であるほうが、結果的に成功する確率が高いのではないでしょうか。ただ、株式会社が1000万円以上、有限会社は300万円以上という金額設定の根拠がわたしにはわかりません。抽象的になってしまいますが最低100万円ぐらいにはしたほうがいいと思います。月々5万円を貯めれば、20カ月で100万円は貯まります。月々5万円を貯められない人に事業を継続していくことはできないように思います。

資金調達も事業計画のうち(Eru)

起業は資本金だけの問題ではありません。資本金1円だからと安易に起業すると失敗すると思います。もちろん最初から資本金の全額を用意できるわけではありませんが、国の融資制度を利用したり、そのためのプリゼンテーションをしたり、そうするうちに自分のやりたい仕事の内容が起業に値するのかどうかが見えてきたりすると思います。

起業をするにはかなりの覚悟がないと、困難にぶちあたったときに乗り越えられないと思っていますので、資本金1円でスタートするよりも、資金調達も事業計画の中に入れて、有限会社にするのか、株式会社にするのかを考える必要があると思っています。

実績や年商などを審査しなくていいのか(Natchi)

SOHO歴9年、個人事業主としてやっていますが「会社でない」ということであまりデメリットを感じたことはありません。むしろ、会社にすることで社会から「信用される」という意味では、もう少し実績や年商などについての審査を厳しくしてもいいのではないでしょうか?

起業に対する社会的見解に変化が必要?(はるたいママ・東京・既婚・32歳)

本当にやりたいビジネスがあったら、資本金が高くても起業するし、そうでなければ、1円でもしないです。規制緩和、も結構ですが、本当に必要な変化は、社会の起業に対する見方ではないでしょうか。もう少し銀行からお金が借りやすいとか、失敗したときに再び社会に戻れる(個人保証をつけて、自己破産するのではなくて)とか、社会もよくがんばった、と失敗はしたけどトライした精神を評価する、というような変化が必要だと思います。人件費から光熱費、賃料などまだ高いと思うので、やってみて、無理そうなら引き揚げる、というトライアルができないのも欠点ではないか、と思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

今、起業は過渡期にさしかかっている

昨日書いたように、国では、会社員、主婦、学生、年金生活者などに起業への挑戦を勧めているわけですが、これまで日本では、それらの多くの人にとって起業は「縁のないこと」でした。もともと選択肢になく、自分のこととして考えられない。「そんな、唐突に言われても……」という感じでしょう。

会社員のアルバイトも禁止している企業が多く、サイドビジネスという言葉に、あやしい、悪い、だまされるというイメージを抱く人も少なくないでしょう。最近も、主婦向けに悪徳商法を行っていた会社が逮捕されました。起業の場合、なんといってもリスキーであり、失敗すると悲惨という感じが強いのではないでしょうか。

「そういう商才がないから、会社員をやっている」「人生は平凡、安定が一番。いまの世の中、それすら難しい」「家族みんなが元気で、普通に食べていければいい。わざわざ大変な目にあわなくても」「若いときならいざ知らず、この歳になってから苦労するのは真っ平ですよ」という感じでしょうか。また、人に対しても「いい加減に起業してもらっては困る」という思いがあるようです。

とにかく、国全体のムードとしては「起業に挑戦」という、そんなノリではない。いま急速に伸びている、たとえば、中国やアジアの国のようなテンションの高さはないのです。その反面、「何か始めたい。けれども、何をやればいいのかわからない」という人も多いようです。

これまでの日本のモデルパターン、つまり、「一流大学を出て、一流企業に就職し、定年まで勤め上げるのがいい。女性は結婚、子育て。働かなくていいのが幸せ」が崩壊し、改めて自分で生き方を模索しなければならなくなった。しかし、なかなか長期的な視点でとらえられず、ライフプランというより、やりたいこと、やるべきこともよく分からない人が多いようです。

ある意味、過渡期なのかもしれません。プールでしか泳いだことがないのに、船で沖に連れて行かれて「さあ、自由に泳いでください」と言われているようなもの? 自信がある人は挑戦すべきですが、そうでない人は無理をせず、様子をみたほうがいい。けれども、自信は経験しないと生まれないし、本当は充分に泳げるのだけれども自分を低く見積もることに慣れ、自信を持てない人もいるのでは?

川嵜昌子

川嵜昌子

オンラインマガジン編集長

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