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2003/3/17(月) - 2003/3/21(金)
5日め

テーマ在宅なら時給500円で仕事しますか?

今日のポイント

課題は多いが、在宅ワークに正面から取り組んでいくためには

投票結果 現在の投票結果 y47 n53 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
田澤由利
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役

今の社会において、「在宅での仕事」には、とても一週間では語りつくせない、また議論しつくせないほどの問題点と課題があります。それを一つひとつ解きほぐしながら、「安かろう悪かろうの電脳内職」というイメージ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

発注する側からの提案(じゃらふ)

わたしは在宅ワークを発注する側にあるため、みなさんの投稿を読ませていただき、中には若干違和感のあるものもありました。「丸投げ」という言葉を最近よく聞かれると思いますが、発注者側は在宅ワーカーに仕事を丸投げしているわけではなく、事前・事後で修正したり企画したりと、見えない労働があるわけです。その手間も加算されてその仕事の成果のリターンがあります。ぜひ、発注者を上司ととらえて、発注者からいろいろ指導をしてもらえるように、締め切りまでにひと通り済ませるのではなく、修正までをも含めて仕上げられるタイミングで一度提出し、発注者とやりとりをしながら最終版を仕上げていく。または、受注者側からのプラスアルファの提案も取り入れていく努力をすれば、次の仕事はそれなりの対価が自然に得られるものではないでしょうか。これもまたやりがいのひとつだと思います。

海外在住者にとってはありがたいこと(Pesce)

海外在住のため、40歳を目前に外国人として苦労したり、日本との物価の違いを考慮すれば、500円でもけっして安いとは思いません。日本に出稼ぎで帰省していらっしゃった方も、今はインターネット経由で仕事を日本から請けていらっしゃいます。国内在住に限定した場合、安い時給で請け負う人が出てくればSOHO自体にマイナス効果も生まれるでしょうが、かつては不可能だったことを可能にしたわけですから、時給いくらが正当か?という問題は抜きにして、ありがたいことだと思います。実にならない人付き合いもないし、何よりも会社で求められる「何に置いても80点以上」的な評価と違い、特化された技能を求められるわけですから、オフィスワークに比べてストレスが少ない分、時給が低くても納得できることもあります。

時間の拘束がない、自宅でできる、は最大のメリット(かこにゃん)

地方在住なので外にパートに出ても、時給はよくて750円程度です。勤務できる時間帯に制限もあるし、転勤族で長期の勤務の約束ができないわたしにとっては、安全で確実で自宅にいながら仕事ができれば500円で不満はありません。

都会と地方では時給の相場が違う(ハビ)

都会と地方では時給500円についての価値も違うと思います。この辺ではパートの時給650円が標準なので、在宅で時給500円だと御の字です。

在宅ワークの経験を積みたいから(みさきママ・静岡・37歳)

不妊治療のためにフルタイムの仕事をあきらめました。その後出産したので、そのまま子育てに突入し、家にいるようになりました。今はどんなことでもいいから在宅で仕事をしたいと思っています。時給500円の仕事は内容にもよりますが、今後在宅で仕事をしていくために経験を多く積みたいので、わたしは引き受けたいと思います。収入は多いほうがうれしいけれど、今のわたしには収入よりも自分の仕事を持つことのほうが大事です。

発注者の考え方次第(UML・北海道・既婚・40歳)

発注側の思いに共鳴できれば引き受けます。予算があるのにできるだけ安くたたくぞ、という人や企業からは受けません。予算がなくても一緒にいい仕事をしましょう、というスタンスでいただける場合は引き受けます。今回は安くても次回は一緒にハッピーになれるように頑張る、という関係が構築できると思うからです。同じような仕事でも、発注者の考え方ひとつで、つらくも、おもしろくも、なるのではないでしょうか?

お金では測れないものを得られるのなら(はるたいママ・東京・既婚・32歳)

今はフルタイムで外勤の仕事なので、今すぐ在宅ワークに移るか、といったら、即答できません。でも、たとえばそれがNPOなどで、今の日本をもっとよくしていける、子どもたちに夢と希望のある将来を作っていける、という仕事の内容で在宅でできるのであれば、転職するかもしれません。お金では測れない、何かの形で貢献できるのだったら、時給以上のものを得られると思うからです。

NO

時間管理を心がける(K・29歳)

わたしはSOHOでWebデザイナーをやっています。仕事により時給はまちまちですが、常に時間管理を心がけるようにしています。いくら安い仕事でも1,000円を切らないようにすることが目標です。光熱費、通信費、機材費などの経費もかかりますし、世間でのアルバイトの相場より安くなると、寂しくなるからです。最近出産をし、また、世の中は不況……。これから先どうなるかわかりませんが、自分なりに目標を決めて、できるだけ仕事を通して、社会とつながっていたいと思うこのごろです。

仕事にプライドを持ち付加価値を付ける努力を(みはりん・兵庫・既婚・32歳)

わたしは在宅で翻訳の仕事をしており、この仕事はけっして時給500円ではできないとプライドを持っています。在宅でも、仕事をする以上は、ある程度プライドを持って、なるべく自分で付加価値を付けていき、時給の高い仕事ができるようにしていくべきなのではないでしょうか。夫が働いていて経済的には困らないから時給は安くてもいいし、仕事内容も単純でいい、というのは甘えた考えだと思います。在宅の仕事は趣味ではありません。

誇りを持って自ら選ぶ権利を(ジャスミン茶・神奈川・パートナー有・40代)

在宅では、光熱費等すべて自分で賄わなければなりません。また、在宅だからといって、単価をたたかれる傾向がありますが、より質の高い仕事を目指す中、もし、話があったとしても時給500円では引き受けないと思います。やはり、自分の仕事に誇りもありますし、仕事ならなんでもいいというスタンスはわたしにはありません。常に仕事を選ぶ権利を持てる自分でありたいと思います。そのために、向上心を捨てず、より良い仕事をしていきたいと思います。

自分の実力に見合った収入を(宮里砂智子・神奈川・既婚・31歳)

現在、換算するとそれ以上の収入を得ています。在宅ワークをする場合、もっと条件と収入の良い仕事を選んでいます。SOHOだからと言って安くたたかれたくはありません。それだけの実力も今は備えているからだと思っています。

引き受ける側の交渉能力が大事(ジョゼフィーヌ)

デザイン事務所で働いてますが、在宅というか「外注」は、交渉能力がある人じゃないと無理なのでは?と、最近つくづく感じます。内部でやるのが無理だから外にふっているわけで、納期的にも予算もキツいという仕事が今はほとんどじゃないでしょうか? そういう中で、少しでも利益を上げていくためには「こういう理由で、これだけは欲しい」と、ちゃんと意志表示ができて、しかもそれが発注側にとって嫌みにならない人柄も大事になってくる。安くたたかれている、とわかっているのに仕事を受けるのは、自分なら耐えられないだろうと思いますね。

勉強になるものなら時間の有効活用になる(tomotomoz)

内容にもよるけれど、単に時給500円というだけでは絶対引き受けません。だって、10時間仕事したところで、たったの5,000円。やってられません。しかし、仕事の内容が自分の勉強したい分野だとか、いい気晴らしになるというものなら引き受けることもあるかもしれません。余った時間の有効活用の範囲内ということが前提ですが。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

時給500円をいろんな角度から見たメッセージ

今の社会において、「在宅での仕事」には、とても一週間では語りつくせない、また議論しつくせないほどの問題点と課題があります。それを一つひとつ解きほぐしながら、「安かろう悪かろうの電脳内職」というイメージを変えていきたいと思っています。どのようにまとめようか迷いましたが、今回のテーマ「時給500円」の切り口で、いろいろな人にメッセージを残すことにしました。

「在宅だから仕方ない」という方へ。在宅だからといってあきらめていては進歩はありません。在宅だからこそ、クライアントの評価ではなく、自分のスキルで時給を変動させることができるのです。自分を変えていく、自分から変えていく、意思と勇気を持ちましょう。

「自分のスキルアップになるならOK」という方へ。「スキルアップのための投資です」と悪徳業者が誘いをかけてきます。そんな言葉に惑わされず、納得のいくまでいい業者を探しましょう。在宅ワーカーのことを考えてくれるところであれば、最初は少ない賃金でも頑張る価値があると思います。大切なのは、発注者とのコミュニケーションだと考えます。

「自分のスキルを安売りしたくない」という方へ。もし、今、会社にお勤めであれば、それを続ける努力をされることをおすすめします。在宅ワークはけっして甘くはありません。たとえスキルがあっても、仕事は向こうからはやって来ないからです。一方、在宅で仕事をしつつ、スキルに見合う報酬が得られている方、それはすばらしいことだと思います。ぜひ実績を積んで、そういう在宅ワーカーがいることを社会に伝えていきましょう。

「在宅だからこれぐらいが妥当でしょう」という発注者へ。在宅だから単純な仕事しかできない。在宅だから安くていい。もしそのように考えて仕事を発注したり、報酬を決められているのであれば、それは間違いです。高いスキルを持っていても埋もれている人はたくさんいます。その能力を生かせず、あきらめてしまうのは、企業として「損」ではないでしょうか。

「在宅ワーカー側も変わらなくてはいけない」という発注者へ。賛成です。いくら発注企業が頑張っても、在宅ワーカー側の意識が低いと仕事はうまく回りません。会社としてのマージンを確保しても、やっていけるような質の高い仕事ができるよう、在宅ワーカーの仕事環境の整備、社会のしくみなどを少しずつでも整えていきましょう。

「最低賃金以下だけど、雇用ではないから……」という行政へ。本当は「雇用」されたい在宅ワーカーもたくさんいることを忘れないでください。会社に通い、時間を拘束することだけが「雇用」ではないはず。時給という概念は難しいかもしれませんが、「雇用でない」という事実だけで逃げずに、在宅・SOHOという新しいワークスタイルの普及に正面から取り組んでいただきたいです。

一週間ありがとうございました。いつかまたこのテーマで議論できる日を楽しみにしています。そのときは「時給1,000円」であることを願いつつ……。

田澤由利

田澤由利

ワイズスタッフ代表取締役

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