
天性のもので、まねできない(K-CRAFT・東京・パートナー有・41歳)
堀江社長の事業発想力や独創性はすばらしいと思いますが、それは天性に近いものであって、目指せるものではないと思います。インターネット業界では、実際は、コツコツ努力して成果が出て認められるようになっていく、というパターンがほとんどである気がします。まねをした経営は、先駆者的に一攫千金を狙うような経営や、柳の下のドジョウを狙う経営になってしまうのではないでしょうか。考え方などを参考にして、独自の起業家の心得を持っていた方が、成功につながる気がします。
これからはゆっくり手作りの時代では?(タッキー5号・千葉・パートナー無・35歳)
いまは、そういうIT関連が利益をあげていますけど、そういう人って、慈善事業はまったくしないですね。仮にしていたとしても、記事では見たことありませんね、私は。今回の新潟の地震でも、1億ぐらいは、ポ〜ンと出した方がよいと思いますけど。これからの時代は、ゆっくりと手作りした物が口コミで伝わって、作る側も買う側も、もっと近付く関係になっていくと思います。また、そうなって欲しいとも願っています。
よいところもあるけど苦手(月の猫・神奈川・37歳)
堀江氏は苦手なタイプです。たとえ彼がそばにいても、「お金持ちで成功した人」とは思ったとしても、友人になりたいとは思わない。すべてがダメだとは思っていません。彼のビジネススタンスなど、よい部分も多く、また、虚構を嫌うところなどは見習いたいとも思うのですが、自分の感性のどこかが、本能的に「ダメだ!」と叫んでいます。それは彼のインタビュー記事で「お金で買えないものなどない」というセリフを読んだからかもしれません。
対人でビジネスを展開していくうえでも、社会の中で生きていくうえでも、お金だけで満足できてしまう人というのはつまらないと感じます。「お金で買えないもの」を提供してくれる人に憧れますし、そういうものを提供できる人間でありたいと思います。
仕事人としては尊敬できるが……(小彩・福島・パートナー有・45歳)
堀江社長の「自分さえよければいいかな」という考えは、だめだと思います。確かにビジネスに対しては学ぶべきことが多々あり、そのセンスもすばらしいと思います。しかし、ボランティアに対する考え方や、女性に対する視点は、少々ねじれている部分があるような気がします。仕事人としては尊敬できますが、一個人としては「?」です。
稼ぎよりも「楽しんでいるか」が大切(mitch・東京・パートナー有・38歳)
大きく稼ぐ、もうける……よりも、自分自身が楽しんでいられることの方が大切。きっと、堀江社長も楽しんでいらっしゃるのでしょうが。