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今週のテーマ会議番号:1841
3歳までは叱らない、に賛成?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2006年03月13日より
2006年03月17日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
一週間お付き合いありがとうございます。皆さんの投稿は、子どもについて悩みながらも、共に前に進んでいこ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 愛に包まれた子ども (勾玉・岐阜・パートナー有・32歳)
4歳の男児の母です。いらいらしていると思わず「これっ!」と言ってしまい、反省することもありますが、基本的には叱らないつもりです。特に幼児期は、理屈でなくて心で体でいろいろなことを感じ取る時期だと思うのです。愛情があれば叱っても伝わる、というのは、もっと大きくなってからで、今の時期は安心した環境(愛のある環境)を与える時期だと思っています。叱らなければいけない場所や場面は、少し避けるということも導きの一つでしょうか。物事の道理を学ぶ機会は、いくらでもこれから先あると思います。

yes 恐怖感で教育しても意味がない (mino0308・熊本・パートナー有・26歳)
小学生や中学生になり、物事の良し悪しがだんだんとわかるような年齢になってからであれば、叱ることも必要だと思います。物事をまだ覚えはじめの段階の「3歳」までは、叱ることによって子どもに恐怖感を与えてしまい、そうして物事を覚えさせるのは悪影響ではないでしょうか。叱らずに教え、物事を学ぶ楽しさを教える方が先、という年齢だと思います。

no 子どもの基本は3歳までに (トム君のママ・大阪・パートナー有・59歳)
3歳の子どもなら、何をしていても可愛い盛りで、叱りたくない気持ちもわかりますが、教育の基本は3歳までだと思います。自分の子どもを見ていても感じますが、最近の親は3歳までに叱らない人が多いですが、親や兄弟と接している間に、感じる心の痛みの基本を教えて欲しいです。例えばふざけて叩きあいになった時などに、ママが痛いとアナタが悲しいでしょうとか、基本を教えるべきだと思う。

no 人間扱いします (minamiya・神奈川・パートナー無・38歳)
年齢は関係なく、私は自分の娘に接します。世間にも、言葉をわかるようになった子どもには、赤ちゃん言葉ではなく、理路整然と話すことをお願いしたいです。馬鹿にせずに人間扱いすることが、大人と子どもの共存だと私は思います

no 子どもは驚くほど、よく理解してます (bori・福岡・パートナー有・31歳)
1歳女児と4歳男児がいます。上の子にはわからないかなと思って2歳くらいまではあまり叱らずにいましたが、下の子は多少精神的に成長が早いのかもしれませんが、こちらが言うことをほぼわかっています。それで、わざと悪いことをする場合も多いので、危険なときと、わざとした場合は叱ります。しつけについては、最初から少しずつやっていくべきだと私は思います。子ども達は、1歳から保育園に通っており、園では「咳のときは手を口にあてる」とか、さまざまなしつけを最初から行っています。それで本人達も自然と身に付けていっているようです。

no 「叱る」関係も育てるものでは? (sayat・東京・パートナー有・40歳)
親子のコミュニケーションは胎児の時期から始まり、コミュニケーションの内容は、子が成長し、親子関係が成熟するに従い複雑になりますよね。「叱る」ことも、成長の連続性のなかで、他のコミュニケーションと同様に成長していくものだと思います。日々、子どもの成長を親は感じ取り、叱り方もその過程のなかで、「危険を知らせるアナウンス」「理解されないまでも、親の真剣さを伝える」「理屈で納得させる」などの段階があるのではないでしょうか。そんな連続性のなかで、お互いのコミュニケーション能力を育てるべきだと私は思います。

no 「なぜ?」を残さないように (mimizuku・神奈川・パートナー有・33歳)
叱ることも、褒めることも、3歳という年齢にこだわらず大切なことだと思います。「子どもだから」「まだ小さいから」と叱らないのではなく、その子自身や状況に応じて、叱るべきときはきちんと叱ることにしています。ただし、「なぜ叱られたのか?」を同時に教えます。親もつい感情的になりがちですが、「なぜ?」を子どもにきちんと伝えることで、感情的に叱ることをセーブできているように思います。「なぜ叱られたのか?」「なぜ褒められたのか?」、どちらも「なぜ?」を子どもに残さないように心掛けています。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「しつけ」と「叱る」のいい関係
一週間お付き合いありがとうございます。皆さんの投稿は、子どもについて悩みながらも、共に前に進んでいこうという姿勢を強く感じられました。子育ての大変さと楽しさを、まさにダイナミックに味わっていますね! その実感は今のお子さんの年齢ならではのものです。その瞬間を大切にしてくださいね!

それではこれまでの流れに沿って「しつけ」と「叱る」について少しまとめたいと思います。

しつけの目的は、子どもをよりよい方向に導き、最終的にこの社会で生きていく力をつけさせることです。そのためには基本的な親の愛情と、しっかりとした関わり方が大切になります。しつけは親子の関係性や関わり方の一つの現われだといえます。そのなかの、さまざまな関わり方の一つとして、「叱る」という方法があります。つまり「しつけ=叱る」ではなく、あくまで子どもとの関わり方の一つのパターンが「叱る」なのです。

しかし叱る行為は大人の力を強行に発揮することでもあり、子どもにとっては不快を伴うものです。必ずしもだめなことではありませんが、叱る場合には感情的になりすぎない、暴力に訴えない、追い詰めない、過去を掘り出さない等の配慮が必要です。また家庭や親子のなかで、ルールやしかり方などについて話したり決めたりすることも大切です。

叱ることを親子の関係性の一つのパターンと考えると、その実施は生まれたときから始まります。赤ちゃんが何かゴミを口の中に入れようとしている。当然そのことを「だめよ! 汚いからね」と制止する。また歩き始めた子どもが道路に出て行こうとする。「車がきたら危ないよ」と抱きかかえる。これも広い意味での「叱る」です。言い換えると、行動の制約や社会のルールを伝えることです。きつく一方的に叱るだけが必要なわけではありません。

基本的に子どもをしつけるとは、叱るということだけではなく、生活や日々の関わりのなかで、子どもに直接・間接的に伝えていくことです。そのやり方はさまざまであり、自分の家のやり方というものをみつけましょう。大切なことは子どもがその行為をやめて、新たによりよい行動や考え方をするということです。真剣に楽しく、また時には叱り、お願いし話し合い等、いろいろなやり方で子どもと一緒に考えましょう!

小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


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