イー・ウーマン小崎　恭弘さん子どもの「夢中」大切にしていますか?

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会議番号:1889

子どもの「夢中」大切にしていますか?

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【開催期間】
2006年05月15日より
2006年05月19日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

小崎恭弘　神戸常盤大学短期大学部　幼児教育学科准教授

先日5歳になった三男は、虫とりに夢中。庭でおとなしく遊んでいるなあーと思うと、飼育ケースいっぱいにダ�……

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1日目の円卓会議の議論は...

先日5歳になった三男は、虫とりに夢中。庭でおとなしく遊んでいるなあーと思うと、飼育ケースいっぱいにダンゴムシを捕まえていました。その光景もさることながら、あれだけの数のダンゴムシを良く集めたなぁーと、感心してしまいました。一つずつ、丁寧に集めては、優しく飼育ケースに入れる。そのたびに飼育ケースをあけたり、閉めたり。家のドアはいつもあけっぱなしのクセに……。

私自身、保育士時代に赤ちゃんクラスの担任をしていました。赤ちゃんは赤ちゃんなりに夢中になるものがあります。大好きなおもちゃや絵本、それを見るだけで泣き止んだり、一日中それらを離そうとしなかったりしています。またそんなお気に入りのもので遊ぶときは、とても楽しそうでまた真剣になっています。その時の集中力やそのものに対する愛情は、驚くばかりのものです。子どもの頃の夢中はきっと人が成長していく中で、様々な力の根源になるもののような気がします。

子どもが何かに夢中になる姿はとてもすばらしい。特に遊びに夢中になっている子どもの表情はキラキラと輝いて見えます。子どもの一つの特性ですね。自分の世界に没頭していて、周りが見えなくなってしまう。その時世界は自分のためにあり、自分以外のものは必要なくなっているのかもしれません。その子ども特有の世界観や自分に対する自信や肯定感は、そのようなところから生まれてくるのかもしれません。

今回は子どもの夢中について皆さんと、いろいろと考えたいと思います。まずは「子どもの『夢中』大切にしていますか？」大切にしたいと思いながら、多忙な生活の中においては、なかなか難しいことかもしれませんね。皆さんのご意見をお寄せください。
一週間、楽しみながら悩みながら行きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部　幼児教育学科准教授


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