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今週のテーマ
会議番号:1820
「格差」が大きくなっていると思いますか?
投票結果
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53票
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募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年02月20日より
2006年02月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
日本は格差社会になりつつあるのかという論争が盛んです。かつては「1億総中流」などと言われていましたが�……
議長コメントを全文読む
1日目の円卓会議の議論は...
日本は格差社会になりつつあるのかという論争が盛んです。かつては「1億総中流」などと言われていましたが、いわゆる「ジニ係数」(イタリアの数理経済学者ジニがつくった所得の不平等を表す係数で、1からゼロの間の数字で表す。
1に近ければ近いほど不平等な社会)はこのところ一貫して拡大しています。厚生労働省が発表する所得再分配調査(税金などを差し引いたあとの所得)で言うと、いちばん最近の数字は0.38です。この水準はアメリカなどよりも低いとはいえ、多くのヨーロッパ諸国よりは高いとされています。
格差には二つの問題があります。一つは格差ゼロの社会は望ましいのかということです。たとえば共産主義はそれこそ格差ゼロの社会をめざしましたが、それがうまく行かなかったことは明らかです(農業や工業で生産効率、品質などでまったく資本主義国に及ばなかった)。
もう一つの問題は、ある程度の格差がないと社会のダイナミクスが生まれないことは確かだとしても、ではどれぐらいの格差が適当なのかということです。おそらくこの答えは誰にもわからないのではないでしょうか。
小泉改革の基本的な概念は民営化・自由化ですが、そのコンセプトの下で格差が広がってきた(少なくとも結果的に)ことは事実でしょう。もし格差社会を望まないのなら、あまり民営化したり自由化すべきではないということにもなります(ロシアは大規模な民営化の影で特権階級が大儲けしてきましたし、中国も同様に共産党幹部の子弟たちが大儲けしています)。
社会とか経済とかマクロ的に見れば、上のような話ですが、それぞれの生活というレベルで見ると、また違った面が見えます。たとえば「勝ち組」「負け組」とか、「ヒルズ族」「セレブ」などと社会の階級化を示すような言葉が氾濫しています。最近では「下流社会」などともいわれますね。「フリーター」やら「ニート」なども若者の一面というより、今や社会現象、社会階層になっているような気がします。そして自分はどこに属するのだろうかと考えてしまうわけです。
さて今回のサーベイでは、今の日本は格差が広がりつつあるのかどうかをお聞きします。それを自分自身あるいは自分の周囲で実感しておられるかどうかがポイントです。そして格差のない社会がいいのか、格差がある社会がいいのか、社会としてのセーフティネットはどうするのかというように話を進めて行ければと思っています。皆さんの活発な投稿をお願いします。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
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