

失敗を恐れていた自分を変えた(coffee・埼玉・既婚・30歳)
新入社員の頃、直属の部長がわたしに1冊の分厚い本をくれましたが、『道は開ける』(デール・カーネギー著・創元社・1,600円・ISBN:4422100521)だったと思います。それまでは親にしかられ続けて育ち、失敗すると怒られるのが怖くて落ち込んでばかりいました。しかし、この本を読んでからは物事を前向きに考えられるようになりました。この失敗で起こりうる最悪の事態はどのようなものか、今は最悪の状況か、など冷静に判断ができるようになりました。すべてが実践に生かされてはいないのが残念ですが、それでもわたしの人生を180度変えてくれたとても大切な本です。後ろ向きな考えの友人にも勧めて非常に喜ばれました。
何を大切にするかを発見(rainyblue・神奈川・既婚・40歳)
友人に勧められたり、本屋さんで出会ったりしていろいろな本を読んできましたが、何かしら不安がある時に心理学や自己啓発や精神世界系の本を手にとるような気がします。そして確かにこういう本は「ああしなさい、こうすればラクになる」という「教え」が書いてはあるのですが、理屈が一人歩きしていて著者の体験の裏打ちがないので今ひとつ心に響きません。そんな折に、昔読んだ『星の王子さま』(サン=テグジュペリ著・岩波書店・1,000円・ISBN:4001156768)を読んでみたら心が洗われる思いでした。自分なりに解釈して、自分が何を大切にすればいいのか、それがわかったら不安など消えてしまいました。以来わたしにとって一番大切な本になりました。
一歩を踏み出すきっかけに(ごまちゃん・神奈川・既婚・30代)
自己啓発と言えるのかどうかわかりませんが、少し前に大ヒットした『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン著・扶桑社・838円・ISBN:459403019X)。たまたま部長の席で埃をかぶっていたので、話題の本ということもありお借りして帰宅途中の電車の中で読みました。自分も以前チーズがあった場所に固執している小人といっしょだなぁと、当時停滞していた自分の生活と重ね合わせて考えてしまいました。その後古くて固いチーズから、新しくて新鮮なチーズを手にしました。現在、生活が目まぐるしく変化していますが、毎日が楽しく新鮮な刺激に満ちています。飛び出したいけど飛び出せずにいた自分の気持ちを納得させて、一歩を踏み出すきっかけの一つになっていたのではと思います。
状況によって選びながら(xtckids・神奈川・未婚・30代)
シャーリー・マクレーンの本は、わたしに多分の影響を与えました。この本に至る前に、別の本がありました。それも大変影響が大きかったのですが、それは幾分か、小説タッチだったので、ドキュメンタリーな感の大きいシャーリーのほうが、わたしにはぴったりでした。そして、彼女の一連の本は現在でも、その状況によって、選び読んで日々の生活に活かしております。
著者と語り合えた本(Kylin・大阪・既婚・43歳)
ここ数年の間で、読んで一番印象に残った本は『誰が「本」を殺すのか』(佐野眞一著・プレジデント社・1,800円・ISBN:4833417162)です。本は、読み方次第で、自己啓発にも、暇つぶしにもなりますが、この本ほど、「本」と真正面に向き合った本はありません。実は、ワタシのネット仲間がこの本の編集者で、オフ会で佐野さんと正面向いて酒も飲んだことがあります。本を書くということの意味、これから取り組むテーマのお話など、直接伺えたのが何よりの財産です。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!