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2003/1/6(月) - 2003/1/10(金)
5日め

テーマ自己啓発に役立った本、ありますか?

今日のポイント

わたしを変えた一冊。わたしを作った一冊。

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凡例
キャスター
大平健
大平健 精神科医

みなさんの多様なご意見を拝見して、オオヒラ、今週は柄にもなく、いろいろと考えることがありました。たとえば、「自己啓発」ってなんなのだろうとか……。
「啓発」って、本来は無知な人に教えて目を開かせるって……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

壁にぶつかっている人へ(saji・東京・31歳)

『道は開ける』(デール・カーネギー著・1,600円・創元社・ISBN:4422100521)。題名どおりの内容で、読んでいるうちに、自分の悩みなんてどうってことない、と思えてきます。もうひとつ、仕事への取り組み方や仕事観のようなものを考えるキッカケになったのは、『プロフェッショナルの条件』(P・F・ドラッカー・ダイヤモンド社・1,800円・ISBN:4478300593)。こちらも題名どおりの内容で、組織で働く者の必読書だと勝手に思っています。どちらも難しい専門用語なしの平易な文章で、身近な例をあげながらわかりやすい文章で書かれているのも良いと思います。壁にぶつかっている方はぜひ読んでみてください。

まだまだ挙げたい(花道・東京・50歳)

大平さんの『顔をなくした女』をはじめとする精神病理シリーズ、人間の見方が変わりました。人はどんなふうにもなリうること、ここからは普通でここからは違うなんて線引きしてしまうガチガチ頭が溶けて、痴呆の母に対しても姿勢が変わりました。ビジネス啓蒙書では『プレゼンの成功法則」(谷口正和著・東洋経済新報社・1,200円・ISBN:4492041648)、『会議革命』(斎藤孝著・PHP研究所・1,200円・ISBN:4569624790)。本質の王道を突っ走れ、核を見抜けと励まされます。『論理的に考える力を引き出す』(三森ゆりか著・一声社)も。

わたしの生き方の真ん中にあるのは『運命を拓く――天風瞑想録(中村天風著・講談社・552円・ISBN:4062637391)。明るいほうを向いて歩け、笑って生きよという教えの哲学と、サブカルチャーの旗手が徹底的に見せてくれる本質論『批評の事情』(永江朗・原書房・1,600円・ISBN:4562034246)。本当はもっと書きたい。こんなことを書いている著者と同じ時代にいるんだというワクワクがまだまだるあるんです。『ルネッサンス――再生への挑戦』(カルロス・ゴーン著・ダイヤモンド社・1,840円・ISBN:4478321000)。迷ったら立ちかえリたい、温かさ、透徹さ。惚れます、その真摯な姿に。

不思議な魔力を感じるもの(マグマ大使・滋賀・40代)

本には不思議な魔力がありますね。思考を根本から揺るがすような本、悩んだときに共感する本、ビジネスで役立った本など。基本的に小説が好きなのですが、ノンフィクションにも魅力があります。最近くり返しページをめくるのは『人生の目的』(五木寛之著・幻冬舎・476円・ISBN:4344400410)何が幸せなのか、生きる目的は何なのか。問い掛けつつ平穏になれます。今は絶版になっていますが、阪急東宝グループの創業者・小林一三の生涯を描いた『鬼才縦横』(小島直記著・PHP研究所・750円・ISBN:4569211070)も影響を受けた本です。わたしの座右の銘はこの本に書かれてある言葉です。

ハウツー本は、期待できない(serie)

いわゆるハウツー本は、期待できないですね。自分がどう変わらなければならないかがキーだと思います。『7つの習慣―成功には原則があった! 』スティーブン・R.コヴィー著・キングベアー出版)この本が出版される前、セミナーを受けていました。その内容に感銘し、出版と同時に読み、以後何度となく助けられています。『エースをねらえ』(山本鈴美香・ホーム社・619円・ISBN:483427229X)。30代後半から40代の方には、おなじみだと思います。漫画ではありますが、その枠を越えて、仏教的な正しい人の道が描かれています。わたしの人生にはなくてはならない本です。自分が元気な時に読むといいようです。

「自己啓発」は胡散臭くて(みらくるみるく・未婚・23歳)

小さい頃から多くの本を読み、そのほとんどを忘れてきましたが、ほんの一握り、何年経っても忘れられない本があります。普段忘れていても、ふとした拍子に、以前読んだ本の一節を思い出すことがあります。その一節がその時のわたしの選択に、大なり小なり影響を与えていることもありえると思います。その時その時興味があったり、気が向いた分野や著者や作者の本を、ばっと片っ端から読んでしまうタイプなので、人から見ると読む本が偏りすぎと思われるかも。

最近人気の「自己啓発を目的」とする本も、今のわたしには、なんとなく胡散臭く思えて、手にとる気にはなれません。書店や図書館で何気なく手にとる時も、友達のお勧めや新聞の書評や広告で読んでみようと思う時も、一番の基準はおもしろそうと思ったかということ。わたしにとって読書は生活の中における大きな楽しみ。何かを得なければと肩肘張って読むより、楽しみながらじっくりと読み、その中で、何年かに一度でも「忘れられない本」に出会えればいいと思っています。

タブーをあらためて踏み込む(タイガーリリー・神奈川・既婚・42歳)

『ライフレッスン』(エリザベス・キューブラー・ロス著・1,400円・角川書店・ISBN:4047913820)。この著者の有名な『死ぬ瞬間』(エリザベス・キューブラー・ロス著・中央公論新社・1,048円・ISBN:4122037662)は、医療従事者の必読書と言われて久しい。死を学ぶことは生を知ることでもある。晩年の著作には賛否両論あるが、この『ライフレッスン』はその良い部分が凝縮された素晴らしい一冊。聖書を読み解いていくような感動がある。無宗教で、死生観について語ることをタブーとして避ける傾向の日本人には特に読んでほしい一冊。

なぜ自分はこの世に生まれてきたのか(coko・埼玉・33歳)

生きがいはどうしたら持てるのか? 自分の存在の意味を知るために。福島大学経済学部教授飯田史彦氏の「生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか」(飯田史彦著・PHP研究所・648円・ISBN:4569575943)や『生きがいのマネジメント』(飯田史彦著・PHP研究所・552円・ISBN:4569574467)などを読んで癒されました。大学の教授という肩書きをお持ちながら、退行催眠療法などによる誕生時の記憶などの経験者の話などをまとめ、なぜ自分はこの世に生まれてきたのか、などの根源的な疑問へ切り込んだ本です。やはり、自分の存在意義を知らないと意欲や向上心もわかないですよね。

過去とある程度決別する意志を見つけた(イエペ)

『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』(リズ・ダベンポート著、平石律子訳・草思社・ISBN:4794211465)。約7年間、自宅をベースに編集関係の仕事をしてきました。その時期が丁度、結婚、出産、育児の時期でしたので、自宅の電話やファックス、パソコンを利用して仕事が続けられたことは、とてもラッキーだったと思いますし、家庭と仕事の両立に理解のある仕事先および家族に感謝もしてきました。けれども気が付けば、洗濯の合間に居間で原稿を書き、ご飯を作りながらメールをチェックし、自分の部屋は書類(今にして思えばゴミ)の山。このままではいけないと思い立ち、昨年秋に思い切って自宅近く(車で5分ほど)に仕事場を借りました。

そんな時に出会ったのが、この本です。単なるハウツーものではなく、なぜ自分の時間と空間をマネージメントすることが重要なのか、深く考えさせられる内容でした。また、自分を取り巻く状況は本人が思っている以上に変化していること、半年以上保存しているものの95%は実はゴミであること、そのため今日現時点で必要なものを的確に分類・整理してファイルし、将来を見据えて自分が行うべき優先順位を考える、という著者の言い分は大いに説得力のあるものでした。わたしたちが前に進むためには、過去とある程度決別する意志が必要なのですね。

本を読んでものを考えることの効能(りえぴょん)

読書がいかにコミュニケーションや自己形成のために必要不可欠かを教えてくれたのが、『読書力」(斉藤孝著・岩波新書・700円・ISBN:4004308011)という本です。実は、わたし、本を読むとどうしても分野や作者がかたよってしまうんです。それにどうしても読みやすさを重視してしまう。でも、そればかりだと、人間もかたよってしまうように思います。いろんな本を読むことによって、いろんな人と接することができる、いろんな経験を知ることができる。ちょっと読み応えのある本を読むと、その内容を理解しようと一生懸命考える。この本を読むと、本を読みたくなりますよ。というわけでわたしの今年の目標は「本を読むこと」です。

壁に当たった時に手にとる本(すだち)

『賢い女はいつも前向き』(ソニア・フリードマン著・大和書房・1,600円・ISBN:4479780637)です。変化を恐れず、自分を変えていこう、という主旨の本で、本当に何度も読みました。仕事がうまくいかなくなった時に出会った本です。今もまた壁にぶち当たっているので、また読み直そうと思っています。

からまっていた疑問を並べなおしてくれる(dreamscometrue・東京・未婚・39歳)

『めんまじ』(山崎拓巳著・サンクチュアリ出版・1,200円・ISBN:4921132607)という本が良い本です。考え方を変えたというよりも、自分が頭の中でからまっていた疑問をきれいに並べなおしてくれ、解決してくれました。わかりやすく書いてあり、自信がつく本だと思います。

一歩を踏み出すきっかけに(ごまちゃん・神奈川・既婚・30代)

自己啓発と言えるのかどうかわかりませんが、少し前に大ヒットした『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン著・扶桑社・838円・ISBN:459403019X)。たまたま部長の席で埃をかぶっていたので、話題の本ということもありお借りして帰宅途中の電車の中で読みました。自分も以前チーズがあった場所に固執している小人と一緒だなぁと、当時停滞していた自分の生活と重ね合わせて考えてしまいました。その後古くて固いチーズから、新しくて新鮮なチーズを手にしました。現在、生活が目まぐるしく変化していますが、毎日が楽しく新鮮な刺激に満ちています。飛び出したいけど飛び出せずにいた自分の気持ちを納得させて、一歩を踏み出すきっかけの一つになっていたのではと思います。

状況によって選びながら(xtckids・神奈川・未婚・30代)

シャーリー・マクレーンの本は、わたしに多分の影響を与えました。この本に至る前に、別の本がありました。それも大変影響が大きかったのですが、それは幾分か、小説タッチだったので、ドキュメンタリーな感の大きいシャーリーのほうが、わたしにはぴったりでした。そして、彼女の一連の本は現在でも、その状況によって、選び読んで日々の生活に活かしております。

著者と語り合えた本(Kylin・大阪・既婚・43歳)

ここ数年の間で、読んで一番印象に残った本は『誰が「本」を殺すのか』(佐野眞一著・プレジデント社・1,800円・ISBN:4833417162)です。本は、読み方次第で、自己啓発にも、暇つぶしにもなりますが、この本ほど、「本」と真正面に向き合った本はありません。実は、わたしのネット仲間がこの本の編集者で、オフ会で佐野さんと正面向いて酒も飲んだことがあります。本を書くということの意味、これから取り組むテーマのお話など、直接伺えたのが何よりの財産です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

無知の知

みなさんの多様なご意見を拝見して、オオヒラ、今週は柄にもなく、いろいろと考えることがありました。たとえば、「自己啓発」ってなんなのだろうとか……。
「啓発」って、本来は無知な人に教えて目を開かせるっていう意味でしょ。それが「自己」だと、自分が無知だとわかっていないとできないのではありますまいか。しかし、それって、もう無知ではないという証拠ではない? 

そもそも、知らないということを知っている、って? うーん、けっこうむつかしい問題です。自分が無知だと思い込んでいる人だけが、もともと賢いので、もっと賢くなれるってことかなあ……。

オオヒラの場合はノーテンキなので、知っているつもりが無知を思い知らされるということばっかり。昨年末にも経験しました。ベリー公の『いとも美しき時祷書』という中世の本の復刻版(の廉価版)を入手したのですが、包みを開けて「あれ? 」。自分の思っていたのとはなんか違うみたいなのです。解説を読んで知りました。ベリー公にもうひとつ別のがあって、そっちは『いとも豪華な時祷書』という名前だとか。

ふーん。おかげで、興味津々。この分厚い昔の絵入りお祈り本を隅から隅まで読むことになり、最後には、とことん魂が洗われ、「教養」もちょっと豊かにもなった気がしました。世の中には、こうして、無知の自覚のない者が、本のおかげで自分の無知を思い知らされ、その挙句に目を開かされることもあるのですね。話は変わりますが、花道さん。拙著をお読みくださっている由。光栄です。

大平健

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