

「コンピューターに触わらないこと」(ORYU・関西・既婚・33歳)
パソコンのサポートを仕事にしていた時に、たくさんの怒れるユーザーさんを相手にしてきました。「パソコンの調子が悪いのはサポート担当者のせいだ」、とか、「前任者との引継ぎがうまくいかなかったので、表が完成しないのだが、代わりに何とかしてほしい」、などと言った、少し見当違いの怒りをぶつけられたことはたくさんあり、わたしたちサポートの間では、それも仕事の一つ、という、あきらめにも似た気持ちがありました。
サポート仲間の間でよく話したのが、「10年前にはコンピューターがなくても、仕事が進んでいたから、大丈夫」ということです。ここ10年、コンピューターの普及により、仕事は世界的にものすごいスピードで進みます。しかし、人間の心はその速さに追いつけずに、テクノストレス、人間不在の状況を作り出したのでしょう。さて、わたしのテクノストレスを和らげるコツは、「コンピューターに触わらないこと」です。昔と同じスピードで育つ植物を見ていると、「コンピューターに触わらなくても大丈夫」という余裕を生み出してくれます。それに、そういう時のほうが、いいアイデアが浮かぶんですよね。
ネットにリアルな付き合いを持ち込むと……(ikkyuusan193)
主人がネットで知り合った人に住所を教えていた。家まで来るのでは? なにか誤解されたらどうしよう? とビクビクしていたことがあります。
PCを仕事道具と割り切る(timtum)
PCは仕事をする上で必須ツールなので、PCがなくなったら逆に業務が進まずストレスになると思います。Excelのないデータ分析なんて考えられない! PowerPointのないプリゼンなんて考えられない! PCを仕事道具と割り切ればストレスにはならないと思います。そういう意味で、大平さんの「コンピュータを使うことが精神的な変調に直接つながっているとは限らない、と思っている」に一票です。
自分の頭の中とパソコンが一体化しないように(veronique)
ワープロを使い始めたのが実はとても遅く、それがわたしのパソコン事始めです。鉛筆を持って文章を書く動作とキーボードをたたく動作のあまりの違いに驚き、自分の脳がコンピューターの中に吸い込まれていくような不思議な感覚にとらわれました。スムーズに文章が書けなかったのを、今でも手にとるようにまざまざと覚えています。その後パソコンにまつわるトラブルで消耗する度に、テクノストレスの原理はこの感覚なのではないかと考えるようになりました。自分の頭の中とパソコンが一体化しないように、自分とモノをそれぞれ客観視することを心掛けています。パソコンに使われるのではなく、使いこなすのは自分だということです。

ネット上だから起こり得る人間関係のストレス(ururu・東京・29歳)
先日、オンラインゲームのチャットで大ゲンカがありました。お互い、今まで積もりに積もっていた不満が爆発したような感じなのですけれど。結局、いろんなメンバーが説得してその場は納まったのですが、いまだに不仲は続いています。生で顔を合わせて話し合えばわかり合えたのかな、とも思いますが、オンライン上とはいえ、相手は生身の人間だし、ましてや文面だけで気持ちを表現するのですから、生以上の気遣いが必要ですね。それ以来、メールでの仕事のやりとりは、送信前に何度も文面を見直しています。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!