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2001/12/10(月) - 2001/12/14(金)
5日め

テーマ女らしく……と学校で言われた

今日のポイント

女性と男性。お互いを認め合うことから始めてみませんか?

投票結果 現在の投票結果 y62 n38 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
内海裕美
内海裕美 小児科医

本日もたくさんのご意見ありがとうございました。みなさんが感じていらっしゃるように、男女平等というのは男女が何もかも同じということではないですよね。

ジェンダーフリーというのは男(女)に男(女)を捨て……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

今になって思えば異常だったかも(まさぴ・未婚・30歳)

小学校5、6年の時の担任(当時50代前半の女性)は、「座席は男子が右側、女子が左側。なぜなら右側というのは昔から偉い人、身分の上の人がいる場所だから」と言って、右側の列に男子、左側の列に女子を座らせてました。それだけでなく、当然「女の子なんだから優しく、女らしく」「男の子は強く」と。当時は何とも思わなかったけど、中学生になって「何か変だなぁ」と思い、高校の授業でとりあげたレポートにより(当時施行されたばかりの均等法がテーマ)しっかり目覚め、フェミニズムに興味を持つようになりました。学校教育、とくに小・中学生は先生の影響が非常に大きいです。先生方の教育をきちんとしてほしい。今になって思えば、わたしの小学生時代は、本当に異常、おかしかったです。

大声で笑うことって……(ちはる)

小学生の時に、クラスのみんなでおしゃべりしていて、わたしが大きな口を開けて大声で笑ったことがありました。すると先生(女性)に「女の子のくせに、恥ずかしいねぇ」とにらまれたんです。とても驚きました。わたしの家では、わたしも弟も好きなように笑いました。大きな口で大声で笑うと親や祖父母が喜んだんです。「子どもが笑うとわたしたちも幸せだね〜。いつも笑っていなさいね〜」と、いつも言っていました。子どもの笑い方にまで、男女の区別をつけなければならないのでしょうか?

女らしくという言葉が嫌いでした(宮里砂智子・神奈川・既婚・29歳)

よく母から女の子らしくしなさい、と言われ足も組めない、あぐらもできない、髪形も自由にならないまま育ちました。言葉遣いにしてもそうですが、女性らしさって一体なんだったのかな、と悩み、中学生くらいからは女性の友だちと付き合うことさえ苦痛でした。生理だって痛いし、女の子だけがなぜこんな思いをしなくてはいけないのだろう、と逆に恨むような気持ちがありました。女性に生まれてよかった、って思うこともありません。母親という言葉も子どもがいて良妻賢母の代名詞みたいな感じがして、母親や主婦と呼ばれたいとも思いません。「わたしはわたし」、ネットではそれを主張することができて、ほっとしています。

下品な言動や立ち居振舞いは?(SacchanM)

わたしたちは古い年代でしたので、「女らしく」は当然のように言われてきました。だから今の子どもたちを見ているとずいぶん自由になったなと思います。授業なども男女で同じことをするようになってきていますし、出席簿も男女混同ですし。ただ女の子たちを見ていると、もうちょっと女の子らしくしたほうがいいんじゃないかと思えることも。男勝りというより下品な言動や立ち居振舞いに感じられます。

大嫌いだった制服(taz)

中学生の頃は、毎日のように服装検査があり、毎日誰かが廊下や職員室前で座っていました。もちろんわたしもです。スカートの丈が短い長い、前髪が眉にかかっているナドナド……。その時に思ったのが、だったらみんなズボンにすればいいということ。そうしたら先生だっていちいち長さをチェックしなくてもいいし。とにかくスカートなんて風が吹いたらめくれるし、いいことなし。みんなが好きなものを着れればいいのに……。

NO

差別とジェンダー(mamarin・大阪・既婚・36歳)

現在男女それぞれの子どもがいますが、やはり基本的に違うのであるから、差別は仕方がないと思います。たとえば、女の子は膝をつけて座るようにとか。いくら平等と言ってみても、やはり肉体的な差があるのですから、ある程度の差別も必要だと思います。学校での並ぶ順番とか長、副などの差は改善されているのではないでしょうか。いずれにしても、やはり女はある程度女らしく(身のこなし、服装、態度など)そだってほしいと思います。同様に男は男らしく、当然です! 

OTHERS

女を男にする教育?(けろろん・北海道・既婚・33歳)

男女の平等、おおいに結構だと思います。女だから……というのは、抵抗あります。ただ、今、思うところは、「男女平等」ではなくて、「女を男にする」教育が結構行われていたのでは?と、思ったりして。女性でも勉強ができるのは、結構。社会で活躍するのも、大賛成。でも、女性が男性に成り代わろうとしてるだけの部分もあるのでは。本来の女性らしい優美さ、優雅さを大切にしながら活躍する女性が増えたらいいなと思うし、自分もあこがれます。ムリに個性を押し込めるのは「×」だけれど、女性らしさ、男性らしさ、それぞれの違いを認めあうことが男女平等の出発点ではないでしょうか。

まずはアクションを起こすこと(Sayuri)

何年か前から勤務している学校の名簿が男女混合になりました。はじめは「男女別ではないと不都合はないのか……」などいろいろ考えましたが、やってみると全然困ることなどないのです。それまではテストの平均点まで男女別に出していたんですが、考えたら、そんなものまったく関係ないですよね。今では、男女別になっているものを見るとかえって変な感じがします。クラスの席は男女が市松模様に並んでいます。生徒たちは、はじめ抵抗を示しますが、やってみると自然に話ができるようになり、クラスが仲良くなっていきます。制服もだんだん女子のズボンが認めれるようになってくるのではないでしょうか。まずは、アクションを起こすこと、やってみることが大切なのだと思います。

やっぱり、わたしは女?(Misao)

中学校から10年間女子校に通っていたので、その間はまったく性差別なんて考えなかった。意識する必要もなかったし、学校でも女だから、男だから、ということは一切、耳にしなかったように思います。でも、社会に出てさまざまな性差別に直面。正直言って、戸惑いました。まずは、就職活動。そして職場。でも、人一倍負けん気の強いわたしは、男性に負けまい! 女だから……なんて言わせない! と意気込んでいました。が、しかし、今はどっぷり、女性である特権につかっています。というのは、やはり、一人前の社会人として働いていながらも、重要な決断事項については、上司の男性に責任転嫁している自分に気が付きます。偏見による差別は許されないけれど、世の中で、女性であるからこそできること。男性であるからこそできることってあると思います。

「女性だから」に縛られていたのは自分だった(どる・既婚・33歳)

学校ではあまり女らしく……と言われた覚えはなぜかない。想定していたけど、初めてそれに接したのは、就職の時。なぜ同じ教育を受けたのに差別されるのか。なぜ、女性だけが仕事か家庭かを選ばされるのか。けれど現場で働いていると、最初は男性、女性という色眼鏡は多少あったけれど、付き合いが深くなるほど、ちゃんとわたし自身を見てくれる。「な〜んだ、わたしはわたし。女性だからに縛られていたのは自分自身か! 」と気がついた。それからはものすごく楽になった。「女性」は自分の個性」と思えるようになった。学校では「個性」を殺さないように、あなたはあなた。という風に教えてほしいなと思っています。

男女の違い、役割について考えることが必要(よいこ・大阪・既婚・43歳)

たしかに学校では出席簿は男子が先で女子が後でした。色についてもそうです。今、大人になったわたしたちは知らず知らずのうちに男は……女は……と決めているみたいなところがありますよね。それが一概に悪いとは言えないところもあると思います。もう少し男と女の違い、役割など考えてみないといけませんね。

「役割分担」と考えると(saji)

職場で感じるのは、明らかに男性が好戦的であるということと、聞いている側が恥ずかしくなるような自己主張も平気で人前でできること。(当然、そうではない場合もありますが)これは生物学的な性差もあるのでしょうが、ものの見方・考え方を子どもの頃から刷り込まれてきた結果だと思います。ということでわたしは常に聞き役に徹しています。会議中など、たまにバカバカしくなるような議論が繰り広げられていたりしますが、性差を役割分担ととらえると、そういう場で客観的、かつ冷静な判断を下す役割はひょっとすると女性に与えられているものなのかもしれません。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

システムは前進してもそれを運用する人間の意識が変わらなくては意味がない

本日もたくさんのご意見ありがとうございました。みなさんが感じていらっしゃるように、男女平等というのは男女が何もかも同じということではないですよね。

ジェンダーフリーというのは男(女)に男(女)を捨てろ、女(男)になれというのではありません。衣服はきちんと着る、身だしなみの問題などは男女に関係なく社会の規範、いろいろな価値観の人が共存する社会で、お互いがどう気持ちよく暮らしていくかという問題だと思います。

くわえタバコで歩行するなんていうことは、女がそういうことをするのはみっともないと言う表現なら非常に差別的です。男女にかかわらず迷惑行為ではないですか? 男は男らしく、女は女らしく、その「らしさ」は実は根拠に乏しく、ある時代の、ある社会に都合のいいものであったりします。そこが「らしさ」の含む問題なのです。

一般に男らしさには、強い(弱音は吐かない)、攻撃的、競争心、リーダーシップ、決断力などが要求されているようですが、この男らしさの呪縛から逃れられず、強いストレスを抱え込む現象あります。女性の問題は経済的・精神的自立という点で、1970年代頃より取り上げられてきましたが、男性側の問題はここ最近のことです。

現在は進学に男女の差はあまりなくなっていますが、就職ではどうでしょう。男女雇用機会均等法などでだいぶシステムは前進したように見えますが、システムを運用するのは人ですので、人の意識が変わらないとなかなか難しいところがあります。

育児ではどうでしょうか? 子育てをする父親も少しづつ増えてきてはいます。父親に母親をやれと言うのでもなければ、母親に父親をやれと言っているのでもありません。父親が「男らしくではなくその人らしく」、母親も「女らしくではなくその人らしく」あることが次世代を担う子どもたちの世界を、より幸せなものにしていくと思っています。

内海裕美

内海裕美

小児科医

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