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育児と仕事、男女で分け合うのはまだ難しいのでしょうか。
今月12日、政府は総合少子化対策案を明らかにしました。同対策案には、育児中の父親の残業制限や産休取得の推進などが盛り込まれています。女性の社会進出が進む今、男性が子育てに積極的に関わることが必要とされているのがその背景です。今週は「パートナーは育児休暇が取れますか? 」というテーマで、男性の育児休暇取得について考えてみたいと思います。
さて、日本では、女性の育児休暇取得率に比べ、男性の取得率は極端に少ないのが実情です。この背景には何があるのでしょうか。育児休暇を取得しても、企業では成果主義が根付き始め、社員同士の競争が激しくなっているという現実があります。やはりこれらのことを考えると、女性よりも男性のほうが育児休暇取得後の職場復帰が難しいと考えるからでしょうか。それとも、女性が働くのが当たり前の社会になったとはいえ、「育児や家事は女性がするもの、男性は外で働く」という価値観が無意識のうちに働いているからなのでしょうか。
わたしは、全国に300人の会員を持つ「男も女も育児時間を! 連絡会」(育時連)の世話人を務めるほか、2001年には、国の男女共同参画会議「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」の委員として活動をしてきました。また、社内では育児時間(1時間短縮の勤務を4年間)を取得しました。これまでの経験なども含めてみなさんと意見を交換していきたいと思います。男性の育児休暇取得――。みなさんのパートナーは取得できますか?
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