

ハンデはあると思いますが(サトママ・東京・既婚・30歳)
今年4月に2人目を出産し、10月から職場復帰しましたが、今年の昇進試験を受ける際、上司から「産休・育休を取得したことで、勤務評定でハンデがある」と言われました。試験の結果は不合格でした。覚悟はできていましたが、子どもを産まず、試験を受けていたらどういう結果になったか、やはり知りたいとも思います。子どもを産んで、視野・思考などが広くなり、仕事に反映できるようになったと思いますが、会社ではなかなか評価されないのが実状なのではないでしょうか。
「日々精進!」の気持ちで取り組んでいます(TIGER)
ちょうど昇格候補に挙がったときに妊娠しました。女性で初めての主任候補に一番に名前が挙がり、うれしかったですね。そのときは、かわいい子どもが授かるのだからと候補を降りることについてこだわりはありませんでしたが、一年経って復帰してみると、やはり同期では一番ビリになっていて、結局昇格も一番最後でした。「あと一年、遅く妊娠していたら」と何度も思ったのは事実です。でも、過ぎたことをいつまでも考えても仕方がありません。自分のできることをやるだけだと思っています。こう考えられるまでには相当の時間がかかりましたが……。「仕事だけしているわけにはいかない、わたしにはやることがたくさんあるのだから。でもいい加減に仕事はしたくない」今はそんな気持ちで日々精進! ですね。
継続が何より大切(たれまま・東京・既婚・34歳)
子どもを産んだことは後悔していませんし、したくありません。逆に、子育てに専念する時期がほしいと思っています。ただ今の日本の社会では、子育てに専念する時期なので仕事はそこそこにしたいと発言することすらためらわれる状況があります。不況ですし、周囲ではリストラもありますし……。残業は基本的にしない(保育園のお迎えがあるからできない)という姿勢を貫いているのに、入社して10年以上が経つので、後輩には任せられないと判断業務を伴う業務がどんどんまわってきて、「時間の制約もあるので無理」と言っても無視されました。でも子育て中の社員は、責任のある仕事はできないという先入観があるらしく、部下がつかない(指導できないと思っている)、評価も低いまま(産後はずっと最低ライン)。矛盾だらけです。混乱しているうちにストレスが原因で体が悲鳴をあげ、とうとう先週から休職状態になっています。子育てに支障があっては、と早めに医者に相談してたおかげで、重症はまぬがれました。今回は子育てに救われた気がします。とにかく継続が大事。マイペースで子育てを楽しみつつ、でも仕事もあきらめないように努力はしていこうと今は思います。

男性社員と女性社員を隔ている壁(kuniwaka2001・神奈川・既婚・31歳)
まだ子どもはおりませんが、将来的にはほしいと思っています。現在、組織の一員として働いていて、男性社員と女性社員を隔てる壁の巨大さを実感しています。それは、仕事内容だったり、責任についてだったり、給料だったり……。人としての能力より、妊娠しない、子どもの事情で平日休まないなどの理由で男性のほうが使いやすい、男性のほうが優遇されている実状があります。また、わたしの会社では、女性管理職は一人もいません。従業員数は1,500人ですから、一人くらいいてもおかしくないですよね。組織の中で戦いながら、絶望に近い思いを持ちながら、投げやりになることなくがんばっているつもりです。しかし、女性として、働くことについて、「組織」のなかでキャリアを積む以外にも、ほかで道を切り開くことも幸せにつながるのではないかと考えています。「わたし」ができること、能力を存分に発揮できる場所を、今後、会社以外で模索していきたいなと思い始めています。

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