

毎月ある程度の収入がいただけるのであれば、取ります(レオ)
5年前に出産し、わたしだけ1年間育児休暇を取得しました。お互い若かったせいもあり、育児休暇中、夫だけの収入で暮らすのは大変でした。ですので、親に援助してもらっていました。二人で育児休暇とったら、生活はできませんね……。育児休暇中も毎月8割くらいお給料いただけるのであれば、考えてもいいのですが、現在は復帰してからでないといただけないですし。また息子は哺乳ビン嫌いで完全母乳でしたので、栄養(母乳)のことを考えるとわたしが育児をしないと……という思いもあります。でも夫婦で育児休暇とるのは賛成です! 夫婦のキャリアなんてどうでもいいです。休暇取得しても毎月ある程度の収入いただけるのであれば、絶対夫婦で育児休暇を取ります。
男性の育休は、いきなりの飛躍がある(はるたいママ)
1人目は1年間の育児休暇を取りましたが、2人目は、上の子どもの保育園の都合で(世田谷区は2人目で育児休暇を取ると、延長保育の枠を棄権しなくてはいけないのでやむなく)産後休暇のみで復帰しました。なるべくその間も復帰がスムーズにいくような工夫は凝らしました。2人目のときには、週1回くらいは、会社でメールをチェックしたり、同僚とコンタクトをとったりしての2カ月の休みだったので、かなりスムーズに戻れました。
しかし、男性の育児休暇取得には反対です。というのは、海外と社会の認識が違うからです。アメリカでは、大体の社員が夕食は家族で、というのが常識で、接待などはないし、何かあれば配偶者を連れて、という感じでした。なので育児休暇をとってもその延長線上でとらえられるかもしれませんが、日本の場合、それまでは仕事優先だったのに突然の育児休暇を取るのは、と飛躍が生まれているような気がします。これは問題だとは思います。
家族との時間を持つ、ということが社会的に認知されていないのに、突然育児休暇を取ってもマイナスに評価されることを防げられないような気がします。もっと、意識改革が先になされないと、スムーズに取得することが困難だと思います。わたしは休暇を取ったことでキャリアに壁を感じることや、収入の問題はなかったと思いますが、それも外資系の特徴である成果主義や、個人で持ち帰れる仕事が多い、という特殊な環境によるせいかもしれず、一般的にどう、とは言えません。
就業規則の改定案を見て(miechan)
先日、就業規則の改訂案が意見書付きで回覧されました。上司には「異議なし」とて書けばいいと言われたのですが、よく読んでみると、育児または介護での時間短縮制度は「女子従業員」にのみ適応される内容でした。上司に「意見を書いてもいいんですよね?」って念を押したところ、「何を書くんだ?」ととぼけた返事をされました。「出産で奥さんが亡くなってしまった男性社員はどうなるんですか? 近所にお互いの親類縁者もなければ、男性社員でも育児をしなければならないですよね?」とニコニコ笑いながら説明すると、あきらめ顔(なかば、あきれ顔)で「じゃ、書けば」との返答でした。そういえば、わが社では、育休どころか、女性総合職も昨年できたばかりで、そこまで、気が回っていないのが事実のようです。うーん、この会社でキャリアアップできるかは不安です。

復帰後の仕事が以前より高いポジション(エコ・神奈川・既婚・33歳)
会社では育児休暇を取った人の前例がなく、わたしが初めてでした。前例がないからといって躊躇(ちゅうちょ)することはまったくありませんでしたが、驚いたのは半年休暇利用し、復帰した先が出産前より責任が重く、高いポジションだったこと。出産や育児休暇を昇格のマイナス要素としない会社の体質に感謝しています。現在育児時短制度を利用していますが、限られた時間内でも最大限の能力を発揮したいという気持ちでいっぱいです。責任も重くなり部下も増えていますが、プライベートでは2人目の子どもがそろそろ欲しい。欲張りであり続けたいと思います。制度があれば利用し、自分の能力も惜しまない!
まず官庁で実践するのはどうか(みぽりん)
一つの企業で階層を上りつめていくことだけがキャリアとは思っていないので、不安はあまりありません。育児休暇については、まず官庁で実践しないと一般企業で普及しないと思います。男性が育休を取りづらい現状を考えると、最近、節電効果の検証を経済産業省が省内で取り組んでいるように、厚生労働省はまず省内の男性に育児休暇を取らせることを義務付けてはどうでしょうか。双方が家に帰ることにより、心身ともに余裕ができてセックスレスも解消され(子作りにつながる)、育児も2人で取り組めて、楽しい家庭生活者が増えると思いますよ。保育所不足も深刻ですが、その前に男性も家に帰すことのほうが、形式ばった制度よりも安価に少子化対策になると思いますが、どうでしょう。
一歩遅れを取ったとしても、それは時間だけ(macco)
どちらが取得するかは、夫婦での十分な話し合いが必要だと思いますが、育児休暇を取得している妻がいる場合でも、男性も育児休暇を取得することができるということがあまり周知されていないように感じます。必要なのは夫婦で責任を分かち合い、愛情を持って子どもを育てることだと思います。また、育児休暇を取得する場合には、会社の環境整備と職場の理解が不可欠だと思います。日々の仕事を見て、会社や同僚は「この人にいてほしい!」と思われるようになっていれば、育児休暇明けもきっとみんなは待ってくれていると思います。一歩遅れを取ったとしても、それは時間だけであり、他の人たちは得ることのできない喜びや充実感で、視野も考えも広く大きくなれると思います。それをポジティブにとらえることができるかどうかは本人次第なのでしょうけれども……。
遅れた分は、何年も計画を立てて、取り返せばいい(matissee・兵庫・既婚・40歳)
本当にやりたいことがあれば、狭い枠、今の会社、今のポジション、今の収入など、取るに足らないもの、だと思う。復帰後、休暇前の状態に戻れないなど、当たり前だし、また、助けてもらわないと業務に支障が出ないとも限らない。子育てを放棄する人(親や育児の専門職の人に託す)ならいざ知らず、子どもは自分の意志ではどうにもならないものなので、それはそれ、とあきらめてかかるべき。自分の子どもの面倒も見れない人が、将来大成するとは思えないし、遅れた分は、何年も計画を立てて、取り返せばいい。長い人生で何が得で何が損かなんて、本人が決めることであって、たかが、出世くらいのことではないはず、とわたし自身は思うのだが。

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