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2004/11/15(月) - 2004/11/19(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ不登校生は、落ちこぼれか?

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凡例
キャスター
一色真司
一色真司 代々木学園代表

最後までたくさんのコメントありがとうございました。 以前、私が幼児教室を運営していた時期に、いまでも忘れることのできない事件がありました。その幼児教室では、俗にいう「お受験」を否定した英才教育を……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

自分を大切にするためにも逃げないで(しるもん・千葉・パートナー有・33歳)

本当は、どちらでもあり、どちらでもないんです。

私は高校2年のとき、学校の校風が自分の思い描いていたものと違ったのと担任教師の暴力とで、週に1〜2日くらいズル休みをしていました(不登校とは違いますね……)。勉強は、教師が教えなくても、いろいろな手段を使えば遅れをとらない程度にできてましたし、不自由はありませんでした。このような暮らしをしていくうちに、自分の思い通りにならないときや都合が悪くなると休む、というのが癖になってきました。このままではよいことはない、と思いつつも、自分に非はないと思い込んでいましたから、周りが悪い、と友人や教師、親兄弟までも敵にして、性格の悪い高校時代を過ごしました。

高校卒業後、事務職に就きましたが、高校時代の性格の悪さは健在でした。当然孤立でした。ここでやっと、自分が変わらなければいけないことに気付き、2年かかってなんとか周りと打ち解けることができました。

とてもすれ違いな投稿になってしまいましたが、「自分」を持っているということは「孤立」ではなく、周りの意見に耳を傾ける柔軟性では……。周りとの関わりがあって初めて、「自分」が見えてくるものだと思うんです。

不登校にもさまざまな理由があると思いますが、逃げることは最後にして、まず、「一番大事な自分」のために行動を起こしてみてはいかがですか?

NO

学校の先生がなっていない!(おか・大阪・パートナー無・31歳)

私は学校の成績もよく、いじめられずに平穏に来ましたが、書かれてるように「浮きこぼれ」ってあると思います。私は、カラオケBOXが大の苦手です。みんなが必ず盛り上がらなければならない、強制的なバカ騒ぎのように感じられます。同じ土俵に乗せるべきじゃないかもしれませんが、不登校はその感覚に近いような気もします。

また、学校の先生がなっていない! とも思います。授業も面白くないし、生徒の心を育てる感覚がまったくない! 学校の先生って、新卒公務員ではなくて、社会経験○年以上っていう応募条件を設ければいいのに、と思っています。メンタルヘルスやコミュニケーション、子供の成長などに関する勉強をもっと積んだ方を先生とすべきです。心ないひと言を言ってしまう先生の、なんと多かったことか。

克服できれば社会で立派に活躍するはず(空まめ・東京・パートナー有・42歳)

子どもが普通に学校に通うことを、当たり前とは思ってはいけないな、と思います。義務教育であっても、学校に通うのは子どもの権利です。毎日学校に行くということは、すごい勇気だし、エネルギーが必要です。不登校は、1つの主張なのだと思います。私は不登校ではありませんでしたが、行きたくなくて憂うつになったことは何度かあります。でも親には言えなくて、渋々通っていました。これは勇気というより、親へのあきらめなのかもしれません。

私の知り合いのお子さんは、不登校を克服しました。その子は、どんな話をしても話のポイントがずれない。そういうお子さんほど、ものを見る目が冷静かなと思えます。だから、克服したら立派に社会で活躍できると思います。

最近は目標を見失った場合が多いのでは(宮里砂智子・神奈川・パートナー有・32歳)

不登校のクラスメートがいて、ときどき手紙などを送ったこともありました。会って話したときには、フリースクールに通学していて楽しい、ということを話してくれました。高校へ進学し、偶然インターネットで再会したとき、家族もいて、仕事もしていて充実している、ということを話してくれました。

不登校は落ちこぼれだけはないと思います。ただ最近は目標を見失い、「引きこもり」に注目があるように思います。

私は「脱走生」でした(のほっち・山口・パートナー有・33歳)

学校に行けない、それにはそれなりの理由があると思います。私は、不登校というよりは「脱走生」でした。自分にとって無意味だと思う授業、特に自習時間には、教室から消えていました。自習している生徒などほとんどいないにぎやかな教室を抜けて、保健室や、校庭の隅で作業している人たちと話したり、校舎の屋上でもの思いにふけったりしていました。しかられることも多々ありましたが、教室では学べない話も聞けたり、自分なりに考える時間が持てたことはよかったと思います。

食への関心と不登校の関係(KAY・東京・パートナー無・40歳)

ある意味では、不登校児というのは、繊細な感受性を持った子どもだと思います。ちょっと過激かも知れませんが、いまの社会を見ていると適応している方がおかしいのかも……と思うこともあるので。

余談ですが、不登校は食と関係がありそうだと、以前、不登校児のカウンセラーの方から伺ったことがあります。不登校児のカウンセリングをしていて気付いたそうですが、彼らは総じて食への関心、興味が薄い。カウンセリングが進み少しずつ登校できるようになってくると、それにリンクして食への関心が高まってくるとか……。食が先か、登校が先かは、なんとも言えませんが。

いろいろと複合的な要因が絡まっているのでしょうね。2児の母でもある私にとって、不登校の件は、「明日はわが身かも……」と思っています。今のところ、食への関心は高いですけれど。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

子どもたちのために、できるところから行動を起こしてください

最後までたくさんのコメントありがとうございました。

以前、私が幼児教室を運営していた時期に、いまでも忘れることのできない事件がありました。その幼児教室では、俗にいう「お受験」を否定した英才教育を目指していたのですが、通ってこられる方々は小学校受験をされる場合が多く、そのお嬢さんも結果的にはお受験されました。その報告にみえたときのことです。

そのお嬢さんは、非常に素直で飲み込みも早かったので、お母さんは軽い気持ちでお受験をさせたようでした。しかし結果はうまくいかず、別室で先生と話をしていたお嬢さんが突然泣き出してしまいました。受験に失敗したことがショックだったんだな、もっと受験対策をしてあげればよかったのかな、と考えていたら、なんと「お母さんがかわいそう!」といって泣いているのです。これを聞いたお母さんは真っ青になっていました。結局、このお嬢さんは、お母さんが飲み込みの早い自分の様子をみて喜んでいる、喜んでいるお母さんにもっと喜んでもらおう、合格するとお母さんが喜ぶだろう、と一生懸命頑張っていたんです。

このケースは特徴的ですが、代々木高等学院に通ってくる生徒たちにも多く見受けられるのが、気がつかないところで自分でない虚像を作り上げ、その虚像を自分と勘違いし演じ続けて、何かのきっかけで疲れてしまい引きこもったり非行に走ったりするというケースです。先のお嬢さんの場合も、「俗にいう『よい子』で、ほめられる自分」という虚像が、知らない間に親子の間や周りで作り上げられていたんだと思います。

本当の自分を知ることも、非常に大切なことではないでしょうか。

こうした子どもたちに自分を取り戻してもらい、自分を見つめ直し、さまざまな経験をし、多くの人と出会い、お互いを認め合い、自分の意志と足で歩いていけるようになってもらう。そのために代々木高等学院を運営していますが、同時に、子どもたちを取り巻く環境において、規制緩和につながる活動も行っています。

10年前には、無認可学校に通う生徒の「学割通学定期」取得のための活動を始め、5年前に、変則的ながら実現することができました。現在も、構造改革特区法を利用した柔軟な学校を作るために、教育特区の推進に向けたさまざまな活動を行っています。

以前とは比べものにならないくらい制度も緩やかになり、行政の対応も変わってきました。しかし、いくらよい制度ができても、その制度を運用する人や実際に管理する人の意識が変わらない限り、何も生まれてきません。

現状の制度の中でも、もっともっと学校改革はできるはずですが、直接学校を管理する教育委員会や地方自治体においては、柔軟に運用できる制度の議論が「何のために生まれた制度か」が完全に飛んだ状態で交わされることが多く、ただ単に管理するための制度になってしまっていることがあります。

子どもを取り巻くさまざまな人が、意識と知識を持って、学校および子どもたちを取り巻く環境を本気で考え、行動しなければいけないのではないでしょうか。

たくさんのコメントをいただいたみなさまにお礼を述べると共に、100人に100通りの個性があるように、子どもたちにいろんな環境を提供できるよう、ご自分でできるところから行動を起こしていただけるようお願い申し上げます。

ありがとうございました。

一色真司

一色真司

代々木学園代表

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