
自分の時間を削ることなく守ることは不可能?(おさえ)
小学校低学年のときは小学校の行き帰り、できる限り一緒に行くようにしていました。高学年になってからは塾の帰りには最寄駅まで出迎えました。でも、これが結構大変で……。自分の時間を削らずに犯罪から守ることはできないものなのでしょうか? あと、わが家ではもしものときについて日ごろから話をしていましたが、お友だちの話を聞くと、不安を与えるのは人間不信につながるからと話をしていないお家もありました……。正解ってあるのかな……。
周りの大人たちが目を配らなくては(znnn84・埼玉・パートナー有・42歳)
9歳の娘には、GPSで位置が分かる発信機を警備会社からレンタルしたり、また、防犯ベルをランドセルにつけさせたりしています。が、先日、娘がバス停で待っているときに知らないオジサンに声をかけられたのですが、恐怖のあまり、ベルも鳴らせず、ただ、身を硬くして黙っていただけだったようです。それ以上のことはなかったのでよかったのですが、話を聞くと、周りには大人がいたそうなのです。親は24時間ついていることはできませんので、子どもたちが危険な場面に遭遇していないか、普段から、しっかりと目を配り、不審な行動には声をかけるなどの行動をとっていこうと思っています。私自身の反省も含めて。
小学生を見かけたら気にするようにしている(melissa・東京・パートナー無)
私は独身未婚ですが、電車で変質者が小学生に話しかけていたのを見てからは、電車通勤する小学生を見かけると気にかけるようにしています。

本当にどうしたらいいのか答えが出ない(らびっと・神奈川・パートナー有・34歳)
まだ1歳なので特になんの対策もしていませんが、信じがたい事件が続発する社会ではいまから心配で仕方ありません。いまはとにかく目を離さないようにしていますが、少し大きくなれば友だちと外で遊んだりするようになるでしょうし、自立性を育てるためにもいつもママが一緒ではダメでしょうし……。知らない人についていくなと教えることはできても、携帯電話を持たせることもできても、通り魔のような犯罪には無意味ですし、本当にどうしたら子供を犯罪から守れるのか、とても気になっています。
「自分や身内さえよければ」にならないか心配(れねごな・神奈川・パートナー有・37歳)
私の子どもはゼロ歳児のため、まだ対策はしていませんが、ひとりで歩けるころからは必ず対策をしたいと思っています。既に対策をしている方の具体的な例をぜひお聞きしたいです。また、不安や恐怖心をあおられすぎて、「自分(や身内)だけ守れればいい」という風潮にならないといいと思います。
息子だから、と安心している面がある(かおりん参上)
犯罪対策をするということは、犯罪の危険、つまり犯罪を教えることになりますよね。一緒にニュースを見ているときなら「気をつけよう」とか「ひとりでゲームセンターに行くことや、お金を持っていることはこんなふうに危ない」ということは話しますが、それ以上のことは……。息子の行動圏はまだ自宅近辺で、専業主婦の多い社宅があることから、「監視の目がある」と過信している面があることも事実。狂気に近い犯罪者の映画(フィクション)を見ていることがよいほうに作用していればいいのですが、感覚麻痺に作用するといやですね。それでも、外見のまったくさえない男の子だから安心している、というのも否めない。女の子のお母さんは大変でしょうね。
子どもが携帯をもつことの安全性が議論されています(りんべる・イギリス・パートナー有)
私にはまだ子どもはいませんので、質問への回答はNOになります。現代社会において、子どもを犯罪から守る工夫は大事であると考えます。まずは学校や家庭で知らない人についていってはいけないなどの基本を教えます。その際、「お母さんが病院に運ばれたから、車に乗って!」などの具体的な事例を出して、どう対処すればよいのか(父親に事実を確認するなど)を心得るまで練習することが大切のように思います。あとは携帯電話などを持たせるというアイディアもありますが、現在イギリスでは8歳以下の子どもに携帯を持たせることは医学的に問題があるという報告があり、新聞記事なっています。まだ証明はされていませんが、DNAへの悪影響やガンなどを誘発する可能性が完全に否定できていないからです。もしその可能性があるとすれば、一番危険なのは成長途中の子どもたちであるという報告に、こちらの親も頭を悩ませています。
日本では学校への送り迎えをしないのはなぜ?(ヨシエリアン・アメリカ)
子どもを持っていないので、NOにしましたが、かねてから私が不思議に思っていることがあって、投稿させていただきます。日本の親は、なぜ、子どもの学校への送迎をしないのでしょうか? 数年前から、日本でも子どもをターゲットにした、無差別な凶悪犯罪が増えています。最悪の結果になったニュースを聞くたびに、その事件が下校中に起こっていることが多いと気付きますし、保護者が一緒にいることで防げたのではないかと思います。現在、私はアメリカに住んでいますが、こちらでは親が子どもの学校への送迎をするのは当たり前ですし、子どもがお友だちのところへ行くときでも親が送迎します。だいたい、子どもが中学校を卒業するぐらいまで続くようです。車社会である、ということも理由のひとつだと思われますが、やはり、子どもをひとりで出歩かせるのは危険だという認識が強いのだと思います。こういうことに慣れてみると、日本では10歳にも満たないような小さな子どもがひとりで歩いている姿を見るにつけ、危なっかしく思えて仕方ありません。集団下校やボランティアによる周辺パトロールなども効果的なのかもしれませんが、保護者が子どもの学校への送迎をする、このシンプルな方法で、大切な子どもを犯罪から守れる率はかなり上がると思いますし、また、それは親の責任でもあるのではないかと思っています。