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2005/2/7(月) - 2005/2/11(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ多言語教育が必要だと思いますか?

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キャスター
磐村文乃
磐村文乃 日本語・韓国語教師

たくさんのご意見をありがとうございます! 現在、「多言語教育が必要」は8割、NOは2割。たいへん興味深いご意見ばかりで、うなずきながら拝見しました。 パレアナさんの「いま、日本に必要なのは、世界……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

2歳になる息子に多言語を聞かせています(mokekek・神奈川・パートナー有・33歳)

わが家の息子はまもなく2歳ですが、英語を始めさまざまな国の言葉をCDなどで聞かせています。いまはまだ積極的に身につけさせようというつもりではありませんが、本人がその気になったときに違和感がないように、と考えています。また、世界にはさまざまな国があり、いろいろな言葉があるということを感じることで、自分とは違う生活や考え方をしている人がたくさんいるということを知ってもらえたらよいと思います。

ただ、生後6ヶ月ごろまでに母音の認識は母語に準じるようになるとのことで、折に触れ多言語を聞かせてきた息子も「hello」は「ハロー」です。言語は生身の人間に触れ、体感して習得していくものなのだと実感しています。

また、英語は別格と考えているので、歌のCDもたくさんありますし、英語サークルの参加は0歳のときから行い、そろそろ教室への参加なども考えています。1歳半くらいのころは英語を聞くのを嫌がったりもしたのですが、最近では嫌がらなくなりました。日本語を一生懸命習得しようとしているときには外国語は邪魔になることもあるのかなと思います。キライにならないように、楽しく、さりげなくある感じ。こどものころはそんなふうに多言語に触れさせられればと思っています。

言語の多様性に触れ世界をよりよく知る(remy・東京・30歳)

多言語教育を受ける機会はあるといいと思います。英語を勉強してきて、仕事でも使うようになっていますが、世界を見る機会が増えるほど、英語を母国語としない国が多くあることを実感しています。言語の多様性に触れることは、世界をよりよく知ることにつながるのではないでしょうか。そういう意味では、「○ヶ国語話せることが必要!」というよりも、英語プラスアルファくらいの気持ちで学べる機会があるといいですよね。私自身は、北欧に興味があるので、ノルウェー語をのんびり勉強しているところです。

自国の美しい言葉にも触れて欲しい(masa0815・青森・パートナー無・29歳)

ほかの国の人とコミュニケーションしていくためには、多言語教育は必要だとは思うんです。が!、自国の言葉で書かれた美しい言葉の数々にも触れてほしいと思うんです。百人一首はこういうふうにして作られた、一首一首に込められた思い、とか、自国の文化の元になっている「芸術」であったり「文学」であったりにも同時に親しんでほしいなぁと思います。私は「源氏物語」が大好きなのですが、自分のアイデンティティ(大げさ?)が作られてきた根底にあるものも知ってほしいと思います。日本の言葉はとても面白いと思います。

英語力UPで日本のプレゼンスが強化される(sayang・千葉・パートナー無・34歳)

日本人が、たとえばシンガポール人並みの英語力を持ったら、世界における日本の総合的なプレゼンスの強化につながると思います。日本の文化や技術などを容易に海外に発信できるようになるし、日本人の労働マーケットも世界中に広がるでしょうし、国内外での海外交流も深まるでしょう。多言語といったらやはり英語になってしまうでしょうが、いろんな意味で多くの機会が増えるような気がします。

さまざまな文化、考え方を知ることもできる(蓬莱山・北海道・パートナー無・34歳)

多言語教育は必要だと思います。日本もこれから多方面にわたって国際化が進むでしょうし、特に中国や韓国など、アジア近隣諸国との往来が増していくでしょう。現地の人たちと交流するとき、英語だけでなくその地域で使用されている言語がちょっとでもできると、交流の深さが変わってきます。それに、一番大切なのは、外国語の習得を通じて、その言語が使われている国や地域の文化や社会についても知ることができる点です。残念ながら、私たち日本人は、アジアにいながら、同じアジアの国々や地域の社会、文化について、あまりにも知らないと思います。私は中国語を教えていますが、ときどき学生さんから「中国は嫌い」という言葉を聞きます。中国のどこが嫌いなのかとたずねると、「とにかく嫌い」としか答えません。おそらく、中国のことはあまり知らないのにもかかわらず、世間のムードや報道に流されているのでしょう。少しでも中国の社会や文化のことを理解していれば、もっと違う反応になるはず。多言語を身につけ、どんどん海外に行ってみれば、世界にはいろいろな文化、習慣、考えを持っている国や人々がいることが分かり、視野も広がって、ひとりよがりな「日本が一番」という考えから解放されるのではないでしょうか?

多文化教育の道具としての言語(パレアナ・東京・パートナー有)

いま日本に必要なのは、世界のたくさんの文化に触れ、その価値を認め合うような「多文化教育」ではないでしょうか? そのための道具として、言語教育が大切だと思います。ですから、単に多くの言語を使いこなすことを目的とする「多言語教育」では意味がなく、個人の能力に応じて、言語と文化を同時に習得していくことが理想だと考えています。

NO

小さいうちは基本の言語をきっちり(kleinruh・NY・26歳)

小さいうちは1つの言葉をきっちりと学ぶべきだと思う。多言語の教育環境で小さいころから育てば確かに発音などの面でよい効果があるかもしれないけれども、基本の言語の語い数の充実が後々多言語の勉強に役に立つと思う。大学以降の生涯教育の中で英語だけに偏らない多言語の教育環境が充実し、大人の意識の中にそれぞれの文化を尊重する気持ちが芽生えるのはとてもいいことだと思う。

多言語教育の前に日本人としての自覚を(梶本洋子・東京・パートナー有・51歳)

インターネットが普及したいま、世界共通語としての英語力は、一部のビジネスではなくてはならないものになっているとは思います。同時に日本語を正確に話し、書くことも重要な要件であると考えます。もっというなら、多言語教育の前にしなければならないこと、たとえば人としてのアイデンティティを尊重しつつも世界の大国である日本人として自覚や立場を理解させる必要などがあると、私は考えます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

多言語教育の目的とは

たくさんのご意見をありがとうございます! 現在、「多言語教育が必要」は8割、NOは2割。たいへん興味深いご意見ばかりで、うなずきながら拝見しました。

パレアナさんの「いま、日本に必要なのは、世界のたくさんの文化に触れ、その価値を認め合うような『多文化教育』では」というご意見、また、蓬莱山さんの「一番大切なのは、外国語の習得を通じて、その国や地域の文化や社会についても知り、交流すること」に賛同します。言語習得を目的とするのではなく、言語学習を通して文化的な素養を養い、積極的に異文化の人と交流をはかる力を備えることが大切なのだと思います。

remyさんがおっしゃるように、言語の多様性に触れることでより文化的な視野が広がりますし、ひいては、Sayangさんのおっしゃるように「世界の中における日本の総合的なプレゼンスの強化につながる」ことでょう。

一方、masa0815さん、NOの立場から梶本洋子さんやkleinruhさんが指摘なさっているように、「英語に偏らない多言語教育によって、多様な文化を知ることは大切だけれど、その前提として自国の言葉である日本語をきっちりと学び、アイデンティティの確立が必要」というご意見にも納得です。やはり母語の習得と自文化の基軸を持つことは肝要だと思います。

YES、NOを問わず、多言語教育に期待されるのは、多様な文化を尊重する態度を養うことのようです。でも、日本語の習得を考え合わせて、どの段階で、どんな方法で外国語を学ぶのがいいと考えるかは、またいろいろだと思います。

お隣の韓国の場合、第二外国語は中学校から選択可能ですが、日本では一般に大学から。Kleinruhさんのように、大学入学以降、生涯教育などにおいて、自らの意志で多言語を学ぶのが望ましいとお考えの方もいらっしゃいますし、mokekekさんのように、お子さんが小さいうちから多言語に触れる環境を整えられる方もいらっしゃることでしょう。

多言語教育に対するご意見、実際にお子さんを多言語環境で育てた体験談など、引き続きお聞かせください。

磐村文乃

磐村文乃

日本語・韓国語教師

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