
人のふり見てわがふり直せ
(rumik・愛知・パートナー有・34歳)
わたしは身長が172cmと高いので、「猫背」にならないように気を付けています。気にしていることなので、「姿勢がいいね」と褒められたりするとうれしいです。それに関連して、「キレイに歩く」のがわたしの意識しているエレガンスです。
以前、街中ですごくキレイな人を見かけたのですが、歩き方がカクカクしていてがっかりしました。自分もそんなふうに見られているのではと気になりだし、「人のふり見てわがふり直せ」とばかりに意識するようになりました。「キレイに歩く」ことを意識し始めてから、おなかやお尻のぜい肉が落ちたような気がするので、ちょっと得した気分です。
会話・物腰についても「ステキな人」を目指したい
(MIYAさん・東京・パートナー有・30歳)
会社が私服のためいつもカジュアルですが、動きやすくカジュアルな中にも品が感じられるような組み合わせを心掛けています。うれしかったのは、転職して1年たったころから「いつもすがすがしくていいね」と女性からも男性からも褒められるようになったこと。見た目を意識するだけでなく、そういう自分の心掛けが見る人の心にも影響しているというのは驚きました。
これからの課題は、行動。昔からとかく夢中になると一人で何でもやってしまい、気が付くと1日仕事以外の会話をまったくしなかったという寂しい結果になってしまいがちなので、できるだけいろんな人と交流したり、読書や趣味を広げたりして、会話や物腰についても「ステキな人」を目指したいと思います。
「背筋ピシッと」を毎朝意識
(scafe・東京・パートナー有・30代)
「背筋ピシッと」は毎朝意識しています。寝ぼけた体を起こし、気持ちを前向きにもってゆくためにも。もともと早足なのですが、姿勢よく、さっそうと歩き、職場に向かう。気持ちが「凛」とします。ともするとだらしなくなる自分への戒め。
逆に家ではリラックス。季節を取り込み、楽しもうと試みています。ちょっとだけお節を手作りしたり、七草がゆをパートナーと食したり、箸おきを季節の物にしてみたり(今は1月なので羽子板の柄)。季節を慈しむ気持ちを大切にしたいと思っています。
※scafeさんからいただいた渡辺さんへのメッセージは、編集部が責任を持って渡辺さんにお送りさせていただきました。
今やっとその意識が出てきた
(宮里砂智子・神奈川・パートナー有・31歳)
今やっとその意識が出てきたように思います。子育て一辺倒の毎日で疲れ切ってしまっていたころよりも、だいぶ落ち着きと時間の余裕が持てるようになりました。おしゃれをしてみよう、ちょっとはメイクも。そんなエレガントな生活を独身のころにもっと楽しんでおけばよかったかな、とちょっと後悔もしています。
嫌味のない女性らしさを心掛ける(miechan・東京・パートナー無・34歳)
嫌味のない女性らしさを心掛けようと思っています。以前、友人に仕事では辛口でもいいけど、それの度が過ぎると「トゲトゲしさ」が先行してしまって、もったいないと諭されました。
突っ張って、バサバサと仕事をこなしていくことで自信を持っていたわたしには、ちょっと、わかりにくかったのですが、ものは試しと少しずつ「女性らしさ」を意識し始めました。このところ、板についてきたらしく、社外の方にお会いする時も、相手の出方が柔らかくなったように感じます。おかげで、コミュニケーションがとりやすくなりました。
やはり、「女性」であることは、持って生まれた大切な自分の資産。上手に活かそうと思っています。
話す姿勢や表情も「エレガンス」の重要な要素(コリエコリコ・海外・パートナー有・40代)
現在常夏の国にいるせいか、どこへ行くのもTシャツ短パンでOKとされてしまい、うっかりすると「エレガンス」とは対極の生活にはまってしまいそうです。
ただ、カジュアルな中でも上品でエレガンスというのを、いろいろな国の人から学びました。たとえば手や足の手入れをきちんとする、アクセサリーや色使いで品よくまとめる、そして話す姿勢や表情も「エレガンス」の重要な要素だとわかりました。外見だけでなく、内面こそが問われるのが「エレガンス」なのかもしれません。
一緒に仕事がしたいと思ってもらえる人になりたくて(big5・東京・パートナー有・31歳)
会社でのスタイルに限っては、「それを着たわたしがエレガントかどうか」を意識しています。勤務先は服装自由なので、基本的にどんな格好でもいいのですが、ここ2年くらいは自主的にエレガンスを意識しています。
一言でまとめると、「ボランティア」みたいな感覚です。「こんな女性(ひと)と一緒に仕事がしたいな」とか「あの人といるとなんだか気持ちが和らぐな」と思ってもらえる人になりたくて自分を棚卸した結果が、エレガントな風情。会社では「自称癒し系コスプレ」と割り切って楽しんでいます。
洗練された「気持ちのゆとり」(VitaminB2・神奈川・パートナー無・41歳)
自分のスタイルはエレガンスをコンセプトにしたいと常々思っているので、いろいろな場面で意識しています。服装はシンプルで辛口なエレガンス、カジュアルも必ずどこか1点にエレガンスを取り入れる……。
自分の外見だけでなく、毎日の生活の中にも。たとえば部屋のインテリアにもエレガンスを感じさせる空間を作り、忙しさに埋没しないように心掛けています。それは窓際においたポプリであったり、脱いだ洋服をかけるハンガーのさりげないリボン飾りだったり。
見た目の上品さというよりは、わたしにとっては洗練された「気持ちのゆとり」というところでしょうか。仕事一辺倒の姿が見えてしまうと、ついてくる後輩もいなくなってしまうのでは、という気がして、今の「ゆとり」につながることが自分なりのエレガンスの解釈です。

余計なものを削ぎ落としたエレガントさ
(じゃらふ・神奈川・32歳)
ブライダルリングを購入しようと、いくつも試着してみて、なかなか決めきれないでいました。そんなさなか、このエレガンスの話題で目からうろこが落ちました。
わたしはデザイン重視で、ショーメのプリュムがなんともいえずしっくりきたのですが、もっとダイヤも大きくてパヴェもあって華やかなもののほうが存在感があっていいかしら?って悩んでおりました。すっきりしたプリュムは割り高でお買い得感がないと思ったのですが、なぜかしっくりきたのは、この余計なものを削ぎ落としたエレガントさだったのですね。
当たり前のことができる女性に(aim↑・山口・29歳)
今のわたしには残念ながら途方もなく遠い言葉です。「竹を割ったような、サバサバした性格」と言われるのも、うれしいような、誉め言葉でないような気がします。
今年は「水気のある(もっと望めばしっとりした)」人を目指し、女性を意識したいなと思っています。これはトイレで洗った手を乾燥機で乾かす人を見ると「女性ならハンカチ使いなさいよ!」といつも思っていたから。優雅・上品なエレガントとは違いますが、当たり前のことができる女性でありたいと思います。
人が見ていなくても、清潔な立ち居振る舞いをしたい(めぐ・東京・パートナー無・40歳)
エレガンス……しばらく聞かなかった言葉です。事ほどさようにエレガンスとはかけ離れた生活を送っているように思います。
普段はできるだけ、動きやすく、楽な格好をしているし、生活も、猫3匹と一緒なので、汚されない、壊されないことが最優先。インテリアを美しく飾るなどということも許されず、よくいえば、削ぎ落とされたシンプルな日々です。
でも、ここでせっかく、エレガンスという言葉を意識させてもらったので、人が見ていないからといってお行儀の悪いことをしたりせずに、いつでも、どこでも変わらずに、清潔な立ち居振る舞いをしたいと思います。エレガンスとは、自分も気持ちよく生きることだと思うので。