
もし隣りがポップコーンを食べていたら
(プルメリア・東京・パートナー無・44歳)
デートなどで行くのはそれはそれでいいとしても、本当に観たい映画を観るときは、誰にも邪魔されずに自分だけの世界に浸りたい。わたしは観ている間はお菓子などは食べないので、もし誰かと一緒に行ったとして、その人が隣りでポップコーンなどを鑑賞中にもりもり食べてたら集中できない気がする。それにひとりだと、気が向いた時や時間ができた時にパッと行ける。どうして他の人と一緒に行かなくてはならないか理解できない、とまでは行かないが、感想は別の時に、その映画を観た人と話せばいいので。
まとまった仕事の区切りとして
(JINA・東京・パートナー有・40代)
映画館でならひとりで観ます。いくら好みが似ている友人でも、時間や席を合わせるのは面倒ですし、黙々と余韻に浸る時間が持てなくなるのが切ない。連れがいると、人はは語る生き物ですから。主婦で母でSOHOなわたしにとって、まとまった仕事の区切りとなるのは、ソロ活動で水曜日のお得な映画鑑賞をすることです。最近のシネコンはシートも快適で心身ともにくつろげます。
ほとんど主人と一緒
(caribou・東京・パートナー有・33歳)
わたしは1カ月に5〜6本は映画館で映画を観ます。夜中に観賞するため、ほとんど主人と一緒ですが、作品によって一緒に観賞する人を選んでいます。それは、誰に気を使うでなく作品にどっぷり浸りたいから、また誰かと一緒に観ても感動を共有したいからだと思います。恋愛ものや女性特有の感情に訴えるような作品は、ひとりや同性と一緒に観ることが多いです。代表的な作品では、『オール・アバウト・マイ・マザー』『初恋のきた道』などです。また、個人的趣味の傾向が強い作品はひとりで観ることが多いです。出演俳優のファンだったり、個人的に好きなシリーズの場合です。『LOTR』3作品とか。最近封切られた作品は、迫力ものが多いので人も選ばず、ほとんど主人と一緒です。
最近はひとりで観る方が増えている
(purplish・東京・パートナー有・50歳)
ひとりで映画を観る理由は、1.都合のいい時に並ばずに直行して観られる 2.お得なサービスを利用できる 3.好きな監督、俳優、作品を選んで観られる といったところです。パートナーと一緒に観る時や家族で観る時は、ほかのメンバーの趣味に沿って選びます。複数で観た後、あれやれや話すのもいいし、ひとりで余韻に浸るのも、両方ありだと思います。家族とは別に映画を観るようになって、かれこれ20年近くたちますけど、最近は本当にひとりで映画を観られる方(特に日中、女性で)が多くなったように思います。
人といると感動が涙にならないので
(aim↑・29歳)
急に息子が祖母の家に泊まり、昨日『シルミド』をひとりで観てきました。ひとりだから行こうと思え、観られ、泣けた映画でした。また、別のスクリーンから泣きながら出てくる二人組を見て、昔、「感動の」と銘打たれた作品を観て、一緒に行った人に(しかも男性)ポロポロ涙を流され、困ったことを思い出しました。みずのさんのように、わたしも人といると感動が涙にならないので、いい意味でも悪い意味でもひとりが原則です。
博打に出るような気分で
(Piupiu・神奈川・28歳)
単館ものの映画をよく観ます。あまり知られていない良い監督のものを探すのが好きというのと、ハリウッド系が好きではないというのが理由なのですが、どうしても当たり外れが大きい。誰かを誘って失敗し、気まずくなるのも嫌なので、ひとりで博打に出るような気分で楽しんでいます。
以前は映画観賞友だちと(ウッキーウッキー・静岡・パートナー有・42歳)
最近はほとんどひとりで観ます。以前は映画だけを一緒に行く友だちがいて、観たい映画が同じの時はその友だちと出掛けていました。映画を観た後、お互いに評論しあっていました。最近は一人で観ることが多いです。映画に集中できるし、特に、仕事の合間に行くことが多くなっているものですから、計画が立てられないのです。仕事柄、映画を観て参考にしたり、気分転換したりと、自分にとって映画はいろいろな面で役立っています。ひとりで集中して観るというのが、合っているような気がします。でも、一緒に観に行く相手によっては、一緒の楽しさもありますよね。
ぜいたくな一人遊び(Petite・ニューヨーク)
ニューヨークの映画鑑賞料金はだいたい10ドル〜11ドルでそもそもが安いのですが、わたしは25枚券(金曜から日曜を除き、1年間有効)を125ドルで買いおきし、数ブロック先の映画館へひとりでよく観に行きます。話題作は最終上映時間が午前0時なので、家で夕食を済ませた後、水筒にお好みのお茶を入れて(本当は持ち込み禁止ですが)ふらりと出かけます。ぜいたくなひとり遊びだと思っています。
ハリーポッターは子どもと(渡邊あさぎ・茨城・パートナー有・46歳)
映画はいつも一人で観ます。自宅から徒歩3分のところに映画館があるので、レディースデーやレイトショーを利用しています。前作のハリーポッターも、先行上映のレイトショーを子連れで観ましたが、終わったらすぐ帰宅できるので楽ちんでした。東京と違って映画館そのものが狭いし、音響効果も良くはないですが、都会と違って込むことがないので並ぶことはまずありませんし、いつでもゆっくり座って観られます。先日は、どうしても『真珠の耳飾りの少女』が観たくて銀座まで出掛けましたが、1カ月遅れで地元にも来たので、もう一回観ようかと思っています。
映画を観た後、しばらくは浸っていたい(norieda)
最近は、ひとりで観ることが多いです。映画や小説の中の世界に浸るのが好きで、人に冒されたくない領域を持っています。また、映画を観た後も、すぐに感想を語り合うのではなく、しばらくは浸っていたいのです。とくに好きな映画を観た時は、そうです。『真珠の耳飾りの少女』は、とってもすてきな映画でした。フェルメールの絵のように美しい映像でした。音楽もよかったし、17世紀のオランダにタイムトリップしたようでした。
ひとりだとけっこういい席につける(みずの・東京・パートナー無・31歳)
映画によります。わたしは、誰かと一緒だと泣きたくても泣けないので、泣ける映画を観るときは絶対にひとりです。逆に、コメディーを観るときは、友だちと一緒に行きます。それに、ひとりと観たかった映画が混雑していて観られなかったときも、すぐに「じゃあ、別の」って切り替えができるし。誰かと行くと、相手の好みもあるので、それができなくて不便だなと。それに座席指定の場合、ひとりだとけっこういい席につけたりするんで、それもありがたいなと思います。
映画は本当に趣味が合う人と行きたい(ぺろり・神奈川・パートナー有・37歳)
休みが不規則で、なおかつ観たい映画の趣味が合う人が周りにいないので、自ずと映画はひとりで観ることになります。誰かと一緒だと「この人、楽しんでるのかな? 誘って迷惑じゃないかな?」とあれこれ考えてしまうから、逆にひとりのほうが気楽です。とはいうものの最近パートナーも映画を観る楽しみに目覚めはじめ、去年の『ボーリング・フォー・コロンバイン』を観た後は、食事をしながら熱い討論になり、楽しかったです。映画は本当に趣味が合う人と行きたいものだと思いました。
デート中に一度解散!(タロウくん・東京・パートナー有・28歳)
映画にも好みがあるので、一緒に観るのはお互いが観たい場合だけです。それ以外は、ひとりもしくは女友だちと行きます。やはりこういうものは、強制的に一緒に観るのは嫌ですね。そんな考えなので、デート中でも観たいものが違う場合は別々に観て、また3時間後に集合! なんてことをしています。そのほうが話題も2倍に増えるし、不満もないし、おすすめです!
彼の友人に水をさされた『草迷宮』(コアントロー・兵庫・パートナー有・39歳)
映画を観るときは、もちろんひとりです。そのようになったきっかけは大学生の時です。当時付き合っていた人を誘って、寺山修司の『草迷宮』を観に行きました。もちろん彼と感動を共有したいのと、わたしが好きなものを知ってほしいという思いからでしたが、映画を観た後に偶然彼の友人に会ったとき、その思いに水をさされました。何の映画を見たのかとたずねる友人に、彼は「寺山修司の『草迷宮』」と答えました。するとその友人は、「何それ? 彼女の好み? かわいそうだな、おまえ。変わった趣味に付き合わされて」と言ったのです。ショックでした。それ以前から、女性の友人たちが観たいと言っている映画に対して、まったくというほど興味が湧かなかったわたしは、そのことがあってから、映画はひとりで行くものと決めました。自分が観たい映画を、自分の感じるままに、誰に気兼ねもなく楽しみたいからです。
それぞれの価値観が現れるところ(るぅ・沖縄・31歳)
前職がシフト勤務だったので、苦手なナイト勤務の時はファーストショー(火木の初回上映)を観てから出勤して、うまく気を紛らわせていました。それがきっかけでひとりで映画館に行くことに抵抗を感じなくなりました。集中して観られるので結構好きです。もちろん友だちに誘われれば二人でも行きますけどね。中には「映画は男性と、もしくはデートで行くもの」と決めている友だちもいます。人の価値観ってまちまちですよね。恋愛映画はひとりで行くことに抵抗を感じることもまだありますけどね。
共通のテーマを持った友人たちと観賞(阿のり・海外・パートナー無・30歳)
気の合う人とでなければ、ひとりで観たいです。上映中にいろいろ話し掛けられたりするのも嫌ですが、終わった後に、映画の内容に浸っていたいときに、とんちんかんなことを話されると興ざめしてしまうので。ただし、友人と共通に関心があるテーマのく映画を観るときは、観賞後もストーリーを越えたトークができて、いろいろ勉強になります。たとえば、今は仕事を頑張るシングルの女友だち数人で『カレンダーガール』を観たときには、盛り上がりました。置かれている立場はみな同じですが、誰かの立場が変わったときにわたしたちの関係がどうなるのか? これから自分たちの関係をどうしていくべきなのかなど。それは修学旅行の夜並みに盛り上がりましたね。

主人が横にいない映画館は物足りない感じ
(Pururu・東京・パートナー有・43歳)
休日は家族と過ごしたいので、3人一緒に映画を観に行きます。わたしと日本語、主人とは英語で話す息子(6歳)は、じっと座っていられる(静かに寝ていられる?)ので、選択肢は狭まりますが、映画館が週末の家族団らんの場所になっています。先週『ビックフィッシュ』を観てきました。わたしは不覚にも涙して、主人にはちょっと甘口だったそうで、息子は映像のおもしろいところがピンポイントで頭に残ったようです。どうしても観たい大人の映画は主人と休みを合わせてふたりで観るか、残念ですがDVDで観ることにしてます。主人が横にいない映画館は何か物足りない感じ。
観終わったあと感動を分かち合いたいから(MIYAさん・東京・パートナー有・30歳)
映画を観た後に、どうしても感想をおしゃべりしたいので、必ず誰かと行きます。ひとりで時間つぶしのために映画は観ません。映画はメッセージ性が込められた作品の一つだと思っているので、やはり作り手に敬意を表す意味でも、終わった後は簡単に気持ちを切り替えることはせず、余韻を楽しむようにしています。それもまた映画の一つの楽しみでもあります。
家族や友人と一緒に行くもの(mayu134・神奈川・パートナー有・42歳)
映画券が1枚当たった時にひとりで行きましたが、寂しかったです。家族や友人と一緒に行くものだと思いました。