人間、人の間、と書くくらいですから、人は誰かと向かい合っている中で自分がいるもの。だから人は様々な場面でそれに応じた役割を「演じて」います。たとえば僕は、パートナーに対しては「パートナー」という役を、娘に対しては「父」という役を、演出家に対しては「俳優」、俳優に対しては「演出家」などなど。

服装だって稽古着としてのジャージからジーンズ、スーツにネクタイまで様々。ネクタイだってビジネススーツの時もあれば、役者モードでオフィスには絶対につけていかないような柄のネクタイのときも♪　そして、時には「この役だから、こう言っておこう」と別の「役」のときの自分とは正反対の意見を認めていたりします。

ならば、「本当の自分」ってなんなのでしょう？　「自分らしく」の自分って誰なんでしょう？　1週間、自分を演じることについてお話ししてみたいと思います。皆さんからの投票・投稿をお待ちしています。