
素のままで親しまれやすく(レイア・東京・パートナー有・37歳)
ほとんど演じていません。はっきりいって素のまま、どちらかというと演じたいくらいです。男の人の前で女らしくなるとか、やってみたいけどできない。よく、「あの子、私たちと一緒にいるときと態度違うね」などと言われている人がいますが、私もそう言われてみたいです。まあ、友達も男女ともにたくさんいるし、みんな親しみやすくは思ってくれているようですが、親しみやすさに反して、演技することで生まれる緊張感を美しいと思うところもあり、憧れます。自分には一生縁のない世界なのかと思っていましたが、皆さん結構演技していると考えているのですね。少し驚きました。
新しい自分に出会えることを楽しみに(nimi・東京・パートナー無・28歳)
接する人やシチュエーションによってそれぞれの自分がいると思います。同じシチュエーションでも相手が違えばまったく違った自分が出てきます。八方美人で嫌な人間なのかも……と自己嫌悪に陥ったこともありましたが、やはりどんな自分もわたし自身であると思えるようになってからは、逆に色々な自分を発見することが楽しくなりました。これからも今まで知らなかった新しい自分に出会えることを楽しみにしています。
なりたい自分に近づく(龍靖・奈良・パートナー有・30歳)
演じるというと、どうも自分を偽ったり、押しこめたりというイメージが若い頃はありました。ですが、今はなりたい自分に近づける行為と捉えています。たとえばエレガントな女性になりたい、ならばエレガントな歩き方や振る舞いを考えてみる。行動をする。エレガンスを演出するんです。素の自分プラス演出、といった感じです。
大げさな言葉も、すんなり伝えられる?(ふたつ・29歳)
人に嫌われないように自分を抑えるのが、おとなしい私を演じる「演技」だとしたら、私はよくしています。人に好かれるような言動をすることが、私にはどうもわざとらしく感じてしまうのです。が、わかりやすい方が、相手にはっきり伝わるのは事実だと思います。ひょっとすると、気恥ずかしさを乗り越えて伝えた、という点が重要なのかもしれませんね。いっそのこと「演じている」と自覚してしまった方が、大げさに思える言葉も、すんなり伝えられるのでしょうか? それなら、たまにはそういうこともやってみようか……などと考えました。
ギャップがある、と言われます(月の猫・神奈川・38歳)
パートナーに対しては、妻として。親に対しては甘えん坊な娘として。友人には気のおけない友人として。兄弟に対してはしっかりものの姉として(笑)。いつでも何かを演じているのでは? と思います。そうでなければ、周囲の評価と現実が違うはずがないでしょうし。ギャップがある、とよく言われます。見た目からうける印象と、実際の私もまた違うのでしょうね。本当の私は、寂しがりやでわがままで、みんなに大事にしてもらいたいけど、ひとりが好き。そんな人間です。