

女性を守る制度が整っていない(marine722)
まだ結婚していませんが、もしも子どもが産まれたら、仕事は続けたいです。でも、女性が仕事をしながら家事と育児ができるシステムが充分でない以上、子どもを持つつもりはありません。少子化、少子化と声高に言われても、女性を守ってくれる制度は、現状では少ないと思います。
自分の食い扶ちは自分で稼ぎたい(まめむぎ)
看護士をしています。ただいま、第3子の育児休暇中です。わたしの場合、3人とも年子のせいもあり、妊娠を告げるたびに上司に嫌味を言われたりしています。それでも、恵まれているほうだと思います。妊娠後期は夜勤を免除してもらえたし、育児時間を取得して、なんとか乗り切っています。小さな子どもがいると、冬場はしょっちゅう熱をだすので、急に休まざるを得ないことも多いのです。夫とどちらが休むかで、ケンカになったりします。看護職は女性の担い手が大多数にもかかわらず、やはり妊娠して育児という状況の中、働き続けていくのはなかなか困難です。ある病院では、妊婦は働きが悪いからと休憩時間を30分減らされ、それがイヤなら辞めてくれと言わる、子どもが小さく夫は飲食業、だから夜勤はできませんとは言えず(言えばクビになるので)ベビーシッターを雇って夜勤に行く、夜勤手当はシッター代に消える。育児休暇を取得したらもとの職場に戻れない、などなどこんな話はざらなのです。これでは、仕事に夢など持てるはずもなく、まして自分の食い扶ちは自分で稼ごうという、価値観ですら、持ち続けられません。一生働くのだから、子どもが小さい時くらい個人の生活優先で働きたい、そう思う親は多いと思うのです。こうした状況を改善するための制度作りも、働く側からのものばかりで、子どもの視点に立ったものはなかなか実現しそうにないですね。それでも、わたしがどうして仕事を続けていくのかといえば、お金を稼ぐ手段を持たない大人は、やはり不自由だと思うからなのです。
時間短縮勤務制度を利用しています(bori)
わたしの会社は世に言うベンチャー企業です。社員はまだ若い人が多く、女性社員で妊娠をしたのは1人目でした。わたしの妊娠をきっかけに会社がいろいろな制度を検討し、時間短縮勤務という制度ができました。これは子どもが3歳になるまで実働6時間の勤務時間とし、人事考課や福利厚生はほかの社員と同様で、給与だけ、本来の基本給よりも減給するというものです。良い意味でも悪い意味でも、前例がないので、後から続く人のためにも育児休暇も1歳までしっかり利用して、時間短縮勤務も活用したいと思いました。子どもは保育園へ通っています。たしかに、小さい子どもを預けてまで仕事をすべきか、とも悩みましたが、子どもには両親ががんばって仕事をしている姿を見て育ってほしいというのがわたしの希望でしたし、いざ保育園へ通いはじめると良いこともいっぱいでした。早退する時には、近くに住むわたしの両親に迎えに行ってもらっています。また、子どもは病気をすることも多いですが、そういう時は、会社はお休みします。会社を休むのはつらいですが、子どもも普段、保育園でがんばっているので、熱を出している時くららいそばにいてあげたいと思っています。会社の人に申し訳ない気もしますが、その分、会社にいる時は仕事に集中して、身の丈にあった仕事のスタイルを貫くしかないかなと思っています。もし、このスタイルで仕事を続けることが困難になってきたら、潔く辞めようと常々考えています。

続けてきたけれど、今は辞めたい(たれまま・東京・既婚・34歳)
育児休業を取得し、仕事に復帰して3年になります。子どもは4歳になり、子育ての大変さの山場は越えました。発熱で呼び出されるようなこともほとんどなくなりましたし。でも上司からのプレッシャーはすごいです。短縮勤務が終わって(今、働いている会社は、子どもが3歳の誕生日で切れる制度です)フルタイムの大変さに音を上げかけていますが、残業しないで帰ると「子どもっていつになったら手がかからなくなるんだ?」と上司に聞かれるし、制度がないからフルタイムにせざるを得ないことがわかってもらえません。入社10年を過ぎると頼まれた仕事はなかなか断れないので、仕事がどんどん来ます。でも評価は低いままです。残業ができないし、部下もつけられないからだそうです。会社が終わるのは6時。通勤に1時間かかります。子どもは保育園なので7時まで預かってもらえますが、地元の学童保育は6時までです。小学校1年生が、1時間も一人で家で留守番できるのか、ほかの子よりも神経質なだけに心配です。転職して勤務地を自宅の近くにして、6時には家にいる生活にしようかと今まさに真剣に悩んでいます。これが現実です。
できれば働きたいのですが(まやれい)
現在、第1子を妊娠中です。妊娠直前に始めた仕事が、たまたま臨月までなので、今のところ、わたしも出産後は働かない人の1人です。できれば出産後も働きたいのですが、妊娠・出産を望んだ時に勤めていた職場は、業務過多のために「仕事に重点を置ける人のほうが望ましい」と遠まわしに言われ、退職せざるを得ませんでした。不景気のこの時世に、制度や権利があっても、行使できない会社側の事情もあるような気がします。
続けられる人はラッキーです(きりきり・既婚・30代)
わたしも仕事は定年までするものだと思っていました。意に反して結婚退職となってしましましたが……。でも、妊娠するまでは仕事をしていました。結局、切迫流産の恐れがある、ということで、パートも辞めてしまいました。仕事を続けられる人はラッキーだな、と思いましたね。単に続ける、辞めるという議論だけではどうしようもない事態もあるんですね。わたしは自分が妊娠して初めてわかりました。それに生まれた子どもがみんな健常児だとは限らないのです。同じ会社で働き続けるのも一つの考え方ですが、ライフスタイルに合わせて、働き方を変えるのもいいかも、と思います。そのためには、男性も含めてさまざまな雇用形態があってもいいのかもしれません。わたしは、子どもが1歳を過ぎたころ、偶然が重なって見つかった仕事をしています。でも、これは周囲の理解があるからこそ、続けられるのだと思います。子どもがいることで甘えるつもりはまったくありませんが、家族や勤務先の理解は絶対に必要だと思います。また、パートという身分ですから、1年にひとつのスキルアップ?を心がけています。
チャレンジするには勇気が必要です(きゃめ・東京・未婚・31歳)
現在パートナーと生活していますが、時間が不規則な仕事で、正社員でもわたしと同じ部署で女性は3人。しかもみんな独身で子どものいる人はゼロです。ワーキングマムのはじめの一人として、チャレンジしたいとは思いますが、いろいろなことを考えると不安しかうかびません。「あ、みんなこうやって辞めていくのかな」と切実に思います。

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