

多くの人たちに育ててもらいました(RolyPoly)
わが家の子どもは9歳と10歳です。保育園やシッターさん、学童保育をフルに利用して海外での2年間を含め、ずっと仕事を続けてきました。わたしが一人で育てるよりも、学童保育などを含め、周りの多くの人たちに育ててもらって、本当に良かったと思っています。子どもに寂しい思いをさせない努力は必要だと思いますが、子どものそばにずっとお母さんがいるほうがいいなんて、思い込みではないでしょうか?

理解ある職場にいても(mame・東京・既婚・35歳)
1児の母です。産休明けから働いています。子ども関係の仕事に就いているので、職場の理解はありますが、そうは言っても実際に子どもが発熱した、予防接種だともろもろの用事で休みをもらう場合は、休みだけでなく余計な一言もらっています。職場で、子どもがいるのはわたし一人です。机上ではわからない乳児との生活をわかってくれとは言いませんが、「いつか行く道、いつか来た道なんだぞお! 」と言ってみたい時があります。わたしは、あと1年がんばって辞めようと考えます。自分の体力も限界にきつつあります。他人の子どもに多く時間をとっていることにも、疲れている時には疑問に思います。残念ですが、両立はわたしには難しいものだと実感しています。また、理解ある職場でも現実は厳しいです。だからこそ、仕事なのでしょうが。
長い目で見ればいい経験のはず(Tima・神奈川・既婚・30代)
情報処理関係の仕事に就いて寿退職、その後、家事と仕事を両立できる仕事を新たに選んで、子どもを授かるまで働きました。ここまでは時間も体力も自分のために使えるのでさほど努力はいりませんでした。さて、子どもを授かるということは、ただ家族が1人増えるというだけではなく、1人の人間を育てていくという大仕事に就くことだと考えていましたので、子どもを授かった時は躊躇なく仕事を辞め、子育てに備えました。もちろん自分のための時間もお金も自由にならないし、何より根気と体力は想像以上に必要とされました。「今、仕事を辞めたら、今までのキャリアが無駄になってしまう」とか「復職した時に不利かも」って考える人もいるかもしれません。経済的な理由でがんばり続けなければならない人もいるかもしれません。でも、もし経済的な理由が第一でなければ、違う角度から自分の姿を見直すいいチャンスだと思って、しばらく第一線から離れてみるものいい経験ですよ。今年の春、子育ても一段落したので、再就職しました。職種は以前とは違いますが、子育て中に取った資格をいかして、新しいジャンルに挑戦しています。社会や世間の目が変わらないと何も変わらないでしょうか? いいえ、女性も1人の女性から1人の母、仕事を持つ母へと変わっていく必要があります。もちろん男性にも変わっていってもらわないとバランスは取れませんが。ただ、子どもの誕生と成長はわたしたち親にとっても大きな成長の時期であったと思っています。
今から15年前のことですが(SacchanM)
今から15年前のことになりますが、結婚後は働いていました。妊娠して退職しましたが、今よりも保育所のインフラが整っていなかったし、初めての子育てに集中したかったということもあり、仕事を辞めました。育児休暇が1年間取れれば、仕事を続けることも考えましたが。みなさんからの投稿を読むと、今でもそんなに状況は変わっていないようですね。

周囲のサポートがあれば(ひろこー・東京・34歳)
妊婦です。出産しても、仕事は続けたいです。育児と仕事の両立をしたい。でも、正直なところ、できるかどうか今でも不安です。というのも、現在勤務している会社は、上場企業の大手企業にもかかわらず、産休・育休の取得を奨励しているわけではありません。法律上、妊娠中の勤務は、残業の免除など、守られているはずではありますが、現実的には、課長・同僚にイヤミを言われ、自分の希望する仕事からははずされました。妊娠中でさえそうでしたから、産休明けで、子どもの送り迎えや急な発熱などあっても、それでも仕事を続けられるかどうか、とっても不安に思っています。収入さえ得られればどんな仕事でもよいというのであれば、イヤミを無視しながら、なんとか今の会社を続ければよいのかもしれませんが。ほかの会社でパート勤務に就くのも可能かもしれません。でもそれが、自分のために本当によいことなのかは、とっても疑問です。それでも、仕事をしながら育児をしている人はたくさんいらっしゃるので、周囲のサポートなどを得られれば、不可能ではないはずなのですが……。簡単ではないことは、たしかだと思います。
社会や人の意識そのものが変わらないと無理(ジョゼフィーヌ)
今すぐに子どもが欲しいと思っているわけではないのですが、今の社会状況が決心を鈍らせている側面は確実にあると思います。わたしが働いているデザイン業界は体力勝負なので、若い人が多い上に、子どもがいても働いてる女性なんて皆無です。結婚しても仕事を続ける、ということさえ前例がなかったほどなので……。デザイン年鑑に載っているのは9割が男性という今の現状を最初に変えていくのは、よほどの人でないと難しいと思います。フランスのように結婚しようが、子どもがいようが女性も仕事を続けるのが当たり前、という風に社会や人の意識そのものが変わっていかないと無理でしょうね。それに、現在20〜30代というと、高度成長期にサラリーマンの父親と専業主婦の母親に育てられた世代なわけで、いまだにそれを理想の家庭像のように思っている人が多いのも、出産後に仕事を辞める人が多い一因だと思います。

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