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2年間のニュースを振り返りながら一緒に検証しましょう
はじめまして。松原耕二です。TBS『ニュースの森』をごらんいただいている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は報道に携わる立場から、みなさんと「小泉内閣の2年」について考えていきます。
さて、小泉首相が誕生して、2年が経ちました。今回のテーマ「小泉内閣2年、改革は進んでいると思う」には「No」と答えられる方が多いと想像されます 回復のきざしを見せない日本経済。東証株価を伝える「バブル崩壊後の最安値」という言葉がもはや当たり前のように、そして「構造改革」という言葉が虚しく聞こえます。また、浄化が進まない政界。政治家のスキャンダルがニュースを賑わせています。さらには、玉虫色に終わったとされる道路行政改革、対北朝鮮、イラク戦争、靖国参拝などをめぐって定まらない日本外交の方向性。なかなかプラスの評価を小泉政権に与えることはむずかしいかもしれません。
しかし、現在の内閣支持率は40%台。小泉内閣誕生直後の85%という数字には遠く及びませんが、40%という支持率は決して低いものではなく、国民は小泉内閣にはまだ絶望していないとも考えられます。小泉改革の引き合いに出されるのが、「明治政府の松方財政」。西南戦争後の財政悪化を乗り切るために、松方正義大蔵卿の改革は10年以上の歳月を要しました。この歳月を考えると、2年という月日はスタートに過ぎないといえるかもしれません。そしてまた、熱狂が冷めた今だからこそ、冷静に小泉内閣を評価できるのではないでしょうか?
小泉内閣の成立から2年。みなさんは改革が進んでいると思いますか? この2年間のニュースを振り返りながら、小泉内閣の2年を一緒に検証していきましょう。1週間、よろしくお願いします。
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