

もっとパソコンが使いやすくなれば(remy・東京・20代)
最近、ITをどんな人にも使いやすくする、ITのユニバーサルデザインの考え方に触れて、いろいろ勉強しているところです。その中で思うのは、もっとコンピューターがどんな人にでも(障害がある人にも、高齢の人にも)使いやすいものになれば、それによって仕事の機会を得られるのではないか、ということです。障害のある方でも、他の面では非常に優れた能力をもっている方も多いとのことです。コンピューターがその手伝いをもっとできれば、企業などで障害のない人となんら変わりなく働くこともできるのではないでしょうか。
誰もが生活しやすい環境づくりを(StraySheep・茨城・35歳)
障害者福祉というよりも、「すべての人が生活しやすい環境をつくる」という意識がないのが問題だと思います。たとえ障害がなくとも、妊婦や老人が生活しやすい社会にすらなっていないのが現状です。1日の交通量が少ないとの理由から歩道の設けられていない道路は多数ありますし、そのような道路では子どもや老人が事故に遭う確立が高くなっています。結果的に障害者を増やすことになってしまうわけです。
福祉施設は必要だとは思いますが、それは社会復帰までのつなぎのために存在するべきと思います。何でも補助金や手当金を出せばいいというのではなく、広く社会で生活していける環境をつくることが必要です。就労問題にしても、業務上に起きた事故で障害を持ったとしても、退社せざるを得ないような環境は改めるべきではないでしょうか。
「ないない」づくし(宮里砂智子)
日本の障害者福祉は非常に立ち遅れています。しかも予算の関係で老人福祉の方を優先させてしまう自治体まであるくらいです。知的障害・身体障害の子どもの数は増えているのに、施設での訓練を受けられずに過ごしている子どもがいっぱいいるんです。
子どものころから訓練を受けて将来への可能性をつなげていくはずなのに。子どもが生まれたことで障害者福祉にかかわるようになりましたが、どこへ行っても予算がない、施設がない、数が足りない、の「ないない」づくし。外国に住んだほうが障害者福祉は進んでいます。日本はずっとこんな状態なのでしょうね。
障害者を特別視する傾向が強い(里穂・中部・38歳)
まさにそのとおりです。日本は障害者を特別視する傾向が強いです。行政の措置制度から契約制度に変わり、かなり不便なことが起きています。子どものころは障害児と一緒に遊んでいても、学校に行くようになると障害者と接することは減り、大人になって、さてどうしたらいいのか?というのが通例のようです。高齢者社会については、よく問題にされます。
たしかに問題であると思いますが、なんとか自分で考える時間はあると思います。障害にもいろいろありますが、障害者になるのは今日かもしれません。家から一歩外に出れば(もちろん家の中でも)危険と隣合わせです。わたし自身も障害者に偏見を持っていたのですが、自分が障害者になって考えが変わりました。今は福祉の仕事に就きたいと思い勉強中です。障害者の気持ちは障害者が一番よくわかると思います。「普通人」「健常者」と呼ばれている人にいろいろアピールできるよう、何かしなければと考えているところです。
「個性」という意識(WhitePeach)
アメリカに住んでいたころ、身体に障害を持っている人は「その人の個性」という認識があり、日本ほど差別がないことに感動しました。
正しい理解が何よりも必要(ちよこ・33歳)
わたしの姪は自閉症という障害を持っています。日本の障害者福祉制度の難しいことはわかりませんが、障害者、および、その家族にとって一番必要なことは周りの人、世間の障害者に対する正しい理解が何より必要であると思っています。みんながそういう人の痛みを理解してあげたら、施設という特別の場所ではなく、あらゆる人が同じ世界で暮らせると思います。

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