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2003/6/9(月) - 2003/6/13(金)
5日め

テーマ障害者福祉をもっと充実させてほしい

今日のポイント

福祉の充実を考える時、障害者本人の意志を確認することも大切

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凡例
キャスター
弘中百合子
弘中百合子 『ロゼッタストーン』

「障害があるからかわいそう」「何かをしてあげなくちゃ」と思うのは、人間の自然な善意から湧いてくる気持ちですが、善意が他人を傷つけてしまうことは多々あります。「特別視されたくない」と思う障害者の気持ちは……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

施設を提案してくれるコーディネーターを(涙の理由・未婚・37歳)

3歳年下の妹が知的障害者です。小・中学校は特殊学級で、卒業してから現在に至るまで市の社会福祉法人の作業所に通所しています。そこに通う人たちの障害はさまざまです。毎日通えて自分のできる仕事があり、仲間がいる……それが何より障害を持つ本人や家族にとって大切なことのように思います。

ただ、そのような施設はまだまだ少なく足りないというのが現状です。そしてそこに通う親たちの一番の悩みは、両親が亡くなったときの子どもの受け入れ先です。兄弟や親戚でもいざとなると、なかなか一緒に生活するのは難しいものです。親たちは子どものために貯金はしていても、それをどのように利用し、形にしていけばいいのか、そしてどこに働きかければいいのか、いまひとつわからないでいます。

市に働きかけても、老人福祉の問題が優先のように考えられていて、わりと難しいのです。障害をもつ人たちが安心して入所できる施設の提案をしてくれる民間のコーディネーターのような人たちと話し合う機会などが持てればいいのに……とも考えます。

あと、小・中学校で障害者と接する機会や障害についての勉強の時間があれば障害者に対しての接し方や認識も変わるのではないかと思います。それは、老人福祉でも同じだと思います。障害者やその家族が今の問題点やこれからについて発言し、いろいろなことを提案できる場を設けることが福祉の充実につながっていくと思います。

垣根や偏見をなくすためにも(mamarin)

子どもが通う公立小学校のすぐ近くに、精神障害を持つ方の更正施設が建設されることが最近発覚し、近所の住民たちが大規模な反対運動を展開しています。

ここは、池田の児童殺傷事件の現場からも近い場所なので、多くの人が宅間被告のような人物が出入りする施設というとらえ方をしているようです。現実には社会復帰をするための研修などを行なう施設で宿泊などはしないそうなのですが、行政が反対を見越して計画をギリギリまで隠していたりして、説明が不十分だと思います。

わたし自身も小学校2年生の時に同じ学校内にあった養護学級の上級生にトイレで体を触られた記憶があり、自分の娘には同じような怖い思いをしてほしくない、という気持ちもありますし、垣根や偏見をなくすためにも、身近にいろんな人が生活する福祉国家になってほしいという気持ちもあります。違いを受け入れ生活するということは、障害者の方だけの問題ではなく、とても難しいことだと正直思います。

お年寄り、乳幼児、妊婦などにも同じ扱いを(ばばばのばー)

自分が障害者になるかもしれないと考えたことはあります。いつもというわけではありませんが、可能性は否定できるものではないでしょう。ただ、今の日本では福祉だけでなく、偏見がかなり根強いと思うので、住みにくいとは思います。お互いにできることをして譲り合うという考えではなく、障害者はできないのだから、障害を持っていない人が何でもやってあげないといけないという感じを受けました。

たとえば、前からよくあちこちで議論される「身障者用駐車スペース」なんですが、ここを身障者のために空けておくというのはわかるのです。ただその際に、他のお年寄りを連れた家族や、乳幼児を複数連れたお母さん、妊婦さんなどの弱者に対するサービスがないと、もしわたしが車いすを使用する立場になったとしたら、この駐車スペースを使いづらくなるのではないかと感じました。

なぜならここで、「車いすを使用する障害者」という、他の人たちとは違うんだという目で見られると思うからです。駅のエレベーターも同様でしょう。日本では過渡期なのかもしれませんが、車いすを使う人だけを特別扱いするのではなく、ほかの障害者やお年寄り、乳幼児、妊婦などと同じようなくくり方はできないのでしょうか。

単なる同情は失礼(ののうさぎ・福岡・40歳)

数年前、母が脳内出血で、一時、半身が麻痺してしまいましたが、幸い軽かったので今ではリハビリで回復しています。会社の同僚にも2人、足が不自由な人と、片手が不自由な人がいました。でもみんな、自分が障害者として特別に扱われるのを嫌がってました。

健常者からみれば、作業も遅くなるし、大変そうだからと手を貸したくなるのですが、それは単なる同情であって、とても失礼なことだと気付いてからは、同じように接することを心掛けています。自分もこれから先、事故や病気で障害を負ってしまう可能性もあります。そうなった時、腫れ物にさわるように同情で接しられたら、きっと嫌な気持ちになるでしょう。障害者の方たちは、自分にできることを最大限に努力されています。わたしたちは、それを温かく見守り、無理な所をサポートするという関係を築くべきだと思います。
福祉の点でも、障害者を1カ所に隔離するようなものばかりではなく、健常者とともに暮らせる町づくりなどにも重点を置いてほしいですね。もちろん、その前にわたしたちの意識改革も必要だと思います。

まず人を思いやる心から(tkitty)

わたしは、人一倍ボランティアに関心・興味があります。ただ、実行というか、実現した事はほぼありません。日本では、わたしのような興味がある程度の意思ではなかなかボランティア活動に参加できにくいのではないでしょうか? わたし自身、興味があるので市の広報などでさまざまなボランティア団体が存在しているのは知っています。ただとっつきにくい、だけかもしれませんが、もっと手軽に参加できるよう、簡単な体験コース(?)みたいなものがあれば、入りやすいと思われます。

障害者福祉も考えないといけないしょうが、ボランティアや……「人に優しくあれる人」がこの都会で少なく、利害関係ばかりを追及してしまうこの世の中。わたしも田舎出身ですので、この都会の自己中心的な人々に毎日悩まされています(通勤電車等)。まず、「人」のことを考えることから、障害者福祉は始まると思います。

正しい理解が何よりも必要(ちよこ・33歳)

わたしの姪は自閉症という障害を持っています。日本の障害者福祉制度の難しいことはわかりませんが、障害者、および、その家族にとって一番必要なことは周りの人、世間の障害者に対する正しい理解が何より必要であると思っています。みんながそういう人の痛みを理解してあげたら、施設という特別の場所ではなく、あらゆる人が同じ世界で暮らせると思います。

誰もが生活しやすい環境づくりを(StraySheep・茨城・35歳)

障害者福祉というよりも、「すべての人が生活しやすい環境をつくる」という意識がないのが問題だと思います。たとえ障害がなくとも、妊婦や老人が生活しやすい社会にすらなっていないのが現状です。1日の交通量が少ないとの理由から歩道の設けられていない道路は多数ありますし、そのような道路では子どもや老人が事故に遭う確立が高くなっています。結果的に障害者を増やすことになってしまうわけです。

福祉施設は必要だとは思いますが、それは社会復帰までのつなぎのために存在するべきと思います。何でも補助金や手当金を出せばいいというのではなく、広く社会で生活していける環境をつくることが必要です。就労問題にしても、業務上に起きた事故で障害を持ったとしても、退社せざるを得ないような環境は改めるべきではないでしょうか。

「ないない」づくし(宮里砂智子)

日本の障害者福祉は非常に立ち遅れています。しかも予算の関係で老人福祉の方を優先させてしまう自治体まであるくらいです。知的障害・身体障害の子どもの数は増えているのに、施設での訓練を受けられずに過ごしている子どもがいっぱいいるんです。

子どものころから訓練を受けて将来への可能性をつなげていくはずなのに。子どもが生まれたことで障害者福祉にかかわるようになりましたが、どこへ行っても予算がない、施設がない、数が足りない、の「ないない」づくし。外国に住んだほうが障害者福祉は進んでいます。日本はずっとこんな状態なのでしょうね。

NO

お金を出したからといって解決しない(okochi)

行政がお金を出してサービスをあてがい「それで解決」と思ってしまったら、障害者をますます特別な存在という位置付けて隔離してしまいかねない気がします(納税者にしても、「税金で食わせてやっているんだからいいだろう」というな気持ちになってしまうのではないでしょうか)。はっきり言って障害者の方々がどんなことで困っているかについては、かかわった経験がないのでわかりません。障害者同士の交流会はありますが、健常者と障害者のつながりというのは健常者側が出て行かないと持てないのが日本社会です。

たとえば、車いすの駅の移動が難しいとか、目の悪い方なら点字ブロックに何か物を置かれては困るとか、そういうことくらいしかわからないのが実際です。日本人には、今困っている人を見て見ぬふりをしてしまう風潮があります。また、断られることを怖れて頼めず、困っている人も多くいると思います。でもこれってますます危険な社会になっていくことを暗示してしまう気がします。困っているときは遠慮なく声を掛けられるような社会があれば、そんなに手厚く行政が税金をかける必要はないような気もします。それこそが本当のボランティアなのではないでしょうか。それに、実際にこういうことで困っているから手を貸してほしいという声を上げるところが行政以外にもあれば、もっとボランティア活動に参加しやすい環境をつくれるような気がします。

福祉の安売りは障害者の自立に影響する(奥沢すずめ)

誰も言わないことを申し上げます。盲学校でたった一人の子どもにかける費用は膨大です。それなのに、職業を持ち、自立できるような教育を受けないで大きくなります。障害者であれば、福祉によって生活でき、仕事を持ち、自分で稼いでいかなくてよいからです。日本の障害者はたくさんの品物を買います。福祉で費用が出るからです。電動車椅子、拡大読書機。別に必要に迫られていなくても、タダなら一度使ってみようか。そんな気になっても仕方がありません。これは障害者が悪いのではありません。「福祉の予算を充実させてほしいですか」と問われて、何の根拠もなく、みんなが賛成する国民に非があるのではないでしょうか。障害者であっても、その程度に応じて、誰に頼らなくても、本当の意味で自立して生きていけるのです。福祉の安売りはそういう誇りを損なうものであると思います。

自治体の拠出金額と比例(anexile)

障害者福祉を政治的解決のみで向上させようとすれば、向上、つまり福祉制度及び設備の充実度が自治体の拠出金額と比例するのは、当然の結果ではないでしょうか。新しい「障害者支援費制度」は、個々の要望に対応しようとしている点、評価できるように見えます。欧米例の頻繁な引用は好みませんが、実際欧米では、多額の福祉予算以上に、大小多数のボランティアやチャリティー団体の活動により、ようやくキメの細かい障害者福祉が提供され、街でも暮らしている。また多くの障害者自身が積極的に外に出て、努力できるところは努力しているう姿をわれわれに見せてくれた上で、要求すべき主張は要求している。行政任せだけではなく、皆が当事者としてできることをやろうという意識が大きな力になっているように見えます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

生き生きと働く障害者たち

「障害があるからかわいそう」「何かをしてあげなくちゃ」と思うのは、人間の自然な善意から湧いてくる気持ちですが、善意が他人を傷つけてしまうことは多々あります。「特別視されたくない」と思う障害者の気持ちは、自分がそうだったら……と想像すると、なんとなく理解できます。障害者より優位に立っているかのような発言や行動は、なるべく避けなくては、と思います。といっても、あまり気を使いすぎるのもまた不自然ですけどね。

涙の理由さんの投稿を読んで、杉並区の方の話を思い出しました。杉並区では、昨年12月、知的障害者や重度身体障害者、精神障害者ら39人で構成された「障害者区議会」を開催しました。障害者自身の生の声を聞こうという企画です。これまで同区では、こうした障害者の声を家族を通して聞いていたといいます。家族からは、圧倒的に「親が亡くなったあとの対策」を望む声が多かったそうですが、実際に、障害者本人に話を聞くと、「もう成人しているのだから親と離れて一人暮らしをしたい。そのためのサポートをしてほしい」と口々に訴えたといいます。

周囲は障害者のためを思って安全な場所、面倒をきちんと見てもらえるところを確保しようと思う。障害者本人は、苦労してもいいから「自由」が欲しいと願う。そういうすれ違いがあるのかもしれません。知的障害者、重度身体障害者、精神障害者たちは、本人自身の意志が、あまり尊重されない傾向にあります。福祉の充実を考える場合、障害者本人の意志を確認することも大切だと思います。

『ロゼッタストーン』の次号(7月9日発売)で、宅急便を始めた、元ヤマト運輸会長で、現在ヤマト福祉財団の理事長を務める小倉昌男氏を取材しました。小倉氏は「障害者たちが作業所で月1万円の給料で働いているのはおかしい。福祉の世界では、金もうけが悪いみたいなイメージがあるけど、障害者の人たちにしっかりお金をもうける仕事をしてもらって月10万円のお給料をあげるほうが、よっぽどいいじゃないか」とおっしゃっていました。実際、小倉氏のところでは、知的障害者たちが、パン屋さんで生き生きと働いていました。障害者だって、きっといろんな可能性を秘めているのだと思います。

国の政策は世論で動きます。「障害者福祉をもっと充実させてほしい」という、今回9割を超えたみなさんの声が、国を動かす力になるといいですね。

弘中百合子

弘中百合子

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