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2003/8/18(月) - 2003/8/22(金)
5日め

テーマ時にはケンカをすることも必要だ

今日のポイント

ケンカして初めて、その「効果」に気付くこともある

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凡例
キャスター
弘中百合子
弘中百合子 『ロゼッタストーン』

今回のテーマに関して、およそ9割の方が、「時にはケンカも必要」と回答されました。意外なくらい高い数字です。我慢しないで言いたいことを言う必要性、ケンカによって成長できること、ケンカによって相手を理解で……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

ケンカでのいい思い出new(Buni・東京・既婚・30代)

ただ単に相手を非難したり、その後に二度と口を利かなくなったりするようなケンカだったら、しないほうがいい。でも、お互いの関係をよりよくするような、前向きなケンカはいいと思う。心の中では「やだな。」と思っているのに、相手には伝えられずに我慢するよりは、お互いに言いたいことを言い合っていける関係のほうがいいと思う。でも、本当にいいケンカができるのは、お互いを認め合える相手だけなのだろう……。

わたしのケンカでのいい思い出の一つは、英語学校の外人教師とした時のこと。その学校では、生徒が自習した後に、順番に各ブ−スの教師とマンツ−マンで指導を受ける形式だった。わたしが当たった教師は同じことの繰り返しにうんざりしていたのか、全然やる気がなく、ふざけてばかりだったので、「ありがとう! でもやる気がないね。わたしは勉強をしに来ているので、あなたが教えてくれる気がないのなら、違う先生の所に行きます!」と席を立った。

その教師はあまり主張をしない生徒ばかりだったので、わたしの行動に驚いていたが、自分の非を認めて謝りに来てくれた。その後はほかの生徒に対してもふざけることなく、わたしのいろいろな質問に答えてくれ、勉強法のアドバイスもしてくれるようになった。この先も通う学校だから、教師との関係が悪くなって行きづらくならないように、なあなあに済ませることもできたが、やはりお互いの関係をよくするための主張をしてよかったと思う。

ケンカを考える上で参考になった本new(Kylin・大阪・既婚・44歳)

以前、ネット上で知り合った人と続けざまにケンカをした時期がありました。Web上に書いたエッセイについて、数人から酷評されたのですが、彼らには共通した点がありました。それは、最初は書いた作品に対しての攻撃だったのが、いつの間にやら、わたしへの人格攻撃にすり変わってしまったこと。

攻撃されてる間は、じっと我慢して言いたいだけ言わせました。そのうち、言った本人がかんしゃくを起こして、論調がメロメロになっていったのです。冷静になったころ、自らが書いた悪口に葛藤(かっとう)してしまったんでしょうね。

ケンカを考える上で参考になったのは、『EQ こころの知能指数』(ダニエル・ゴールマン著 講談社・2,000円・ISBN:4062080486)という本。「ケンカ」と「議論」の違いを分析し、人間関係の本質を探った本で、何度もひもといています。

夫婦に関してはYes、仕事に関してはNonew(JUN・神奈川・既婚・30代)

夫婦に関して言えば、ケンカはYesです。結婚して13年、大きなケンカを片手ほどはしたんじゃないかと思います。でも修復したいと思うところから始まるケンカなので、終わった後はかえってきずなが深まり、とてもいい関係になります。

仕事に関しては、No。会社の人たちとは仕事をするだけの関係で、目指しているのはよりよい結果だけです。異動があり、同じ人と関係を継続していくのではありませんから、基本的な人間関係ができておらず、へたなケンカは感情的な嫌悪が残ります。冷静な議論のほうがいいと思います。

その後の自分のためになることもあるからnew(マリ)

けがを伴うようなケンカはいけないと思いますが、大人として、時には本音で語り合ったがためにケンカになることもありかな、と思っています。たまに友人とケンカすることもありますが、そのことによって、自分の悪いところが見えることがあり、反省し、その後の自分のためになることもあります。自分の非を認めて、仲直りして、という過程で成長することもあると思っています。

本音を言い合えるすばらしいもの(lily hsgw・神奈川・独身・32歳)

ケンカとは、本音と本音のぶつかり合いのもとで生じるもので、本音を言い合えるすばらしいものだと思います。

わたしは、両親、兄弟、友人、部下、上司、恋人と頻繁にケンカ、というか本音のぶつかり合いをしています。これはわたしにとって、上記の人たちとの一つのコミュニケーションであり、いかに彼らと真剣に向き合っているかの表れだと思っております。

一度、付き合っていた恋人と一度もケンカをしないで別れたことがありました。それは、わたしが、相手を本気で好きなのではなく、ケンカをして本音を真剣に語る気力すら持てなかったからです。ケンカができる相手とは、真剣に相手のことを思うがゆえに、この人には本当の気持ちや考え方を伝えたい、伝えなければならない、という必死な気持ちが持てる相手なのです。

ケンカができない、というかしない相手とは、その当人に対してまったく関心が持てず、どうでもいいと思っている相手であり、そのため、ケンカをせず、本音を言わないで相手に従ったり、うやむやに済ましたりしてしまうのです。ケンカばかりでは困りますが、まったくケンカができないような状況になっていたら、その人との人間関係は冷め切っていて、終わりだと思います。

感情に流される前に「ケンカ」したほうがいい(ぱりじょな・東京・44歳)

どうしようもない意見の対立があったり、どうしても歩み寄れない状況だったり、そういう時は「ケンカ」したっていいでしょう。嫌なのは、いつもいつも対立を避けなきゃいけないという、強迫観念に駆られることです。

理性があれば、感情的にはならないと思う。というか、いろいろと違和感を押し殺してるから、感情が爆発するんだと思います。違和感がある程度溜まってきたら、感情に流される前に「ケンカ」したほうがいいのではないでしょうか。

ケンカした後に考えることが成長の糧になるから(はっさん)

ことなかれ主義の親に育てられたので、ケンカはいけないこととインプットされているわたし。でも、社会に出てすごく困りました。自己主張ができなかったのです。家の中では、ケンカはおろか自己主張も「悪いこと」と定義されていたようで……。今はわりとハッキリした物言いをするほうになりました。

思っていても他人には何も伝わりません。思ったことは勇気を出して、なるべく「伝える」ようにしています。別にケンカを売るということではありません。でも、相手によっては「ケンカを売られている」と思う方もいるみたい。そんなときは仕方ない! ケンカします! でも、なるべく後はサッパリさせるように心掛けています。

心配なのは、うちの弟。親の考えを守っているようで、社会に迎合できていないよう……。わたしは、ケンカは人を育てると思います。だって、絶対後で考える機会が訪れるでしょう。「何でケンカしちゃったんだろう?」って。それが、成長の糧になると思うのです。

ケンカができる人は最近少ない(KANO MIKA)

「ケンカの善し悪し」の前に、それができるかどうかという問題があると思います。最近、ケンカできる人ってなかなかいないんじゃないですかね? 会社や友人関係、恋愛関係などの中で、関係を維持することばかり気になって、逆に関係を壊すことを恐れて、「もめるくらいなら我慢する」とか、「何も言わないで済まそう」という人が多いと思います。

実際にわたしもその一人で、「ケンカなんかして熱くならないで、大人らしく冷静な対応をするんだわ」なんて顔をしながら、実際は何か面倒なことになるのが嫌なだけなんですよね。ケンカできるほど自己主張できる相手がいるとか、何か強い信念持つがゆえにぶつかり合うとか、そんな相手がいる人がわたしは逆にとってもうらやましくもあります。ぶつかり合ってこそ深められる関係、ぶつかり合えるほどの関係作りが、きっと今の日本社会には欠けてるんじゃないかな……。

ケンカにもルールが必要(いつこ・九州・既婚・40代)

子どもとはよくケンカをしますね。でも夫とはできないんです。以前、お互いが思っていることをぶちまけてしまうようなケンカをしました。その時の夫の顔と大声がトラウマのようになって、今でも恐怖ですね。あれから、まったく知らない人の大声を聞いたり、怖い顔を見たりしただけでも、震えてしまいます。

ケンカにもルールが必要と、今では思っています。ケンカにも言ってはいけないこと、してはいけないこと、我慢をしながら、相手を見ながらが必要かと。本音が言えない寂しさはありますけどね。

大人のケンカ(=議論)ができる人は少ない(kuniwaka2001・神奈川・既婚・31歳)

わたしたち日本の文化は「和」を尊ぶ文化だとよくいわれます。それは多くの企業文化にもなっていると思います。さすがにこの不況となると、「和」よりも「売上」だろうと思いますが、事実、わたしの勤める会社では「売上」よりも「和」が尊ばれています。

以前、プロジェクトで社外の方と組んで仕事をしたことがありました。その方は「活発な議論を行って、よい方向にもっていきましょう!」とおっしゃっていたものの、結局のところ、小学生のようなただのケンカになりがちでした。その方は感情をうまくコントロールできなくて、すぐ大きな声を出されていました。

このように、子どものケンカはできても、大人のケンカ(=議論)ができる人は非常に少ないと思います。また、わたしたちは学校や職場で議論の仕方を学んできていません。訓練次第でなんとかなると思うのですが、男女を問わず、どうも感情から入る人が多すぎる気がします。

NO

相手がわたしの意見を聞くつもりがない場合はあきらめるnew(くまのすけ)

議論はよくします。議論をすることはいいことだと思いますが、議論が自分の意見の押し付けになっていないかよく考えます。以前は自分にとっての正論を真の正論と勘違いして、まったく違う考え方を持っている人に一生懸命説得していました。こういうことがケンカの引き金になってしまうのかと思います。

一つの議論の中にも、自分の考えが正しい部分と、相手のものが正しい部分の両方が盛り込まれていると思います。それをうまく整理して、提案していけばケンカにはならないと思います。しかし、相手が以前の自分のように、最初から人の意見を聞くつもりがないとわかった時点であきらめます。仕事上で決別状態になりそうな場合は、自分が譲れるところは限界まで譲り、これだけはという部分だけはお願いするようにしています。自分の事情を誠意をもって説明すれば、そんなに悪いようにする人は少ないと思いますし。

感情的なケンカになる前にいったん距離を置く(ReeRee・千葉・独身・38歳)

家族とはそれなりによくケンカしますが、お互い遠慮のないストレス発散のようなもので、後を引くことはありません。が、他人とのケンカは苦手です。意見が違う相手に無理に合わせることもしませんが、ケンカとなるとこちらに後悔や苦手意識が残ってしまい、なかなか自然な関係に戻ることが難しいのです。わたし自身は、感情的なケンカになる前にいったん距離を置くようにしています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

最終日になって唐突ですが。

今回のテーマに関して、およそ9割の方が、「時にはケンカも必要」と回答されました。意外なくらい高い数字です。我慢しないで言いたいことを言う必要性、ケンカによって成長できること、ケンカによって相手を理解できること、こうした「ケンカの効果」に関しては、みなさん、充分理解していらっしゃることがわかりました。みなさんの意見を読んで、なるほどなあと納得する部分もたくさんありました。

さて、今日は最後なので、ちょっと違った角度から、わたしの個人的意見を書いてみようと思います。

最終日になって唐突ですが、実は……、わたしはケンカが大の苦手なのです。いつケンカをしたっけ?と思い出そうとしても、思い出せないくらい、平和な毎日を過ごしています。思うに、ケンカというのは反射神経がよい人向きだと思います。相手の言葉に、パッと反応してこそ議論もケンカも盛り上がりますが、わたしのようにのんびり屋で鈍感だと、なかなか上手にケンカができないのです。議論の仕方を教えない日本の教育の悪影響を受けているのかもしれません(笑)。

といって、自分を殺して周りに合わせているわけでもないし、友人たちと表面上だけで仲良くしているわけでもありません。たぶん、ケンカが苦手なわたしは、無意識のうちにケンカの予防を心掛けているのだと思います。

たとえば、誠実に対応することで信頼関係を築いておく。日ごろから相手の話をよく聞いて、相手を理解しようとする。自分の価値観を押し付けない。自分がどうしても譲れない部分は自分の責任で実行する。……そんなふうに心掛けていると、ケンカをしなくても特に相手との距離は感じません。世の中には、わたしのように根っからケンカが苦手なタイプもいるのだと、心の片隅で覚えておいてくださいね。

弘中百合子

弘中百合子

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