

国民に聞いているのか?
(にーん・東京・未婚・30歳)
今回の税込み総額表示義務化について、知ってはいるが問題意識を持って考えている人は少ないと思います。やはりイー・ウーマンに投稿されたり、読んだりされている人は、いろいろと考えたり、意識が高い人が多いと思います。わたしの周りではぜんぜん話が出てこないのです。総額表示にしたところで消費者の税金に関する意識が高まるとは思えません。国民に聞いて調査しているんでしょうか。
とくに高額商品を購入する場合
(mmariko)
たしかに総額でいくら払うかわかれば、いいというものの、具体的にいくらになるかの内訳は知りたいと思います。とくに高額商品を購入する場合、消費税の割合も高くなるわけで、となると余計併記してほしいと思います。
一番得をするのは誰?
(Fusae・東京・48歳)
なぜ総額表示をしなければならないのか、理解に苦しみます。わたしの場合は、本体価格表示だけでまったく不自由していませんでした。総額表示をすることによる、販売側のコストと消費者側のメリットは相殺されないと思います。総額表示をすることにより、一番得をすることになるのは誰なのでしょうね。
わざわざ総額でいくら払うかを政府に表示していただかなくとも、ほとんどの消費者は自分で計算できるのです。わたしはいまだに、お酒やガソリンに何パーセントの税金を払っているのかよく知りません。認識が低いといわれれば、たしかにそうですが、商品価格に税金が含まれてしまうと、税金を払っているという自覚がなくなってしまい、納税者の立場からすると、こちらのほうが問題です。政府は、こんな、意味のないと思われることに時間と労費をかけず、もっと世の中のためになることを提案してほしいものです。
とくに心配な点は2つ(パレアナ・東京)
できれば、併記が望ましいと思いますが、各方面にいろいろな影響と問題が発生しそうですね。しかし、どういう場合でも消費者が納得できるシステム作りを忘れないでいただきたいと思います。とくに心配に思うのは、「便乗値上げ」と「きちんと納税されているのか?」という点です。
デフレをいっそう進めることに(YOGI__BEAR・東京・既婚・36歳)
食品メーカーに勤務していますが、今回の税込み総額表示に関しては、食品や日用品などのメーカーへの影響が非常に大きいように感じ、危機感を持っています。
また、デフレをいっそう進める原因にもなるのではないでしょうか。今、やらなくてはいけないことなのか、疑問です。問題点として挙げられている「980円が1,029円と表示された場合の、割高感」についてですが、価格競争を続けている小売業種で、1,029円という価格表示は現実問題としてできないのではないかと思います。
価格設定と購入意向の相関を見ても、980円、480円、198円など、消費者が「安い」と感じて手を伸ばす価格帯が存在します。かりに当初1,029円という設定がされたとしても、短期間のうちに980円に下がり実質的なディスカウントになると思われ、消費者にとっては利益になるのかもしれません。
計算が面倒な現状よりいいのでは(ozyan)
自社に置き換えてみても、2つの金額を表示することは、する側(表示・販売)にとっては、表示方法の計算・印字方法・入金計算、などなど、大変面倒なことと思いますが、やはり自分自身も消費者ですので、お店や商品によって内税・外税が異なったり、買い物の計算が面倒な現状よりは統一されたほうがいいと思います。子どもや老人にもわかりやすくなるのではないでしょうか。二種類の表示があることで、わかりにくくなることはないと思います。
何でわざわざそんなことするのか(マリアンヌ・北海道・未婚・30歳)
一消費者としては、今まで精算するまで税込みの総額がわからなくても何の不都合も生じなかったのに、何でわざわざそんなこと(総額表示)するんだろうと思います。
小売業に携わる身としては、お客さまから価格表示がわかりにくいなんていう苦情はめったにないのに、多大なコストをかけて小売業とお客様の双方に何かメリットはもたらされるんだろうか?と思います。本体価格の併記を望む人がこの投票でも多いのは、今までの慣習もあるでしょうが、実際払う額だけではなくどこまでが本体価格でどこからが税なのか、はっきり認識したいという気持ちの人が多い、ということではないでしょうか。
購買意欲の低下につながる?(春太・神奈川・未婚・21歳)
今の一時的なものでもいいので併記をしてほしいと思っています。理由としては、併記されていない場合、どうしても値上げという観念が付きまとってしまうからです。それは100円程度のお菓子ならともかく、ジュエリーや洋服など高いものになればなるほど、総額表示になったんだという意識とは逆に購買意欲の低下につながると思います。
税金の使い道を考えるきっかけに(y_fullshow)
いつも、ああ税金をいくら払っているんだな、と認識することで、税金がどのように使われているのかに興味を持つようになりました。商品自体の価格は、商品を選択する基準の一つです。物を選ぶためにも、税金の使い道を考えるきっかけになるためにも、本体価格を併記してほしいと思います。

金額と文字だらけのカタログ(ホントのたろうちゃん・埼玉・既婚・41歳)
商品カタログを制作する仕事をしています。会社の方針で、税込み金額・税抜き金額双方を併記することに決まっています。具体的な編集作業を始めたばかりなのですが、一覧表示をする際など、ルールにのっとって表記しようとすると、なにしろ「しつこい! くどい! うるさい!」。ものすごい金額と文字だらけの列記になってしまうのです。本来の金額をわかりやすくすることが、一番大切なことだとはわかっているものの、このしつこい表記が、はたしてお客さま視点なのか、かえってわかりづらいのでは?としみじみ思っています。
質問だけ聞くと併記が親切なように感じる方も多いと思いますが、実際の表記を見ると、意見が変わる方も多いのではないでしょうか。どちらにしても、政府には、この不景気でただでさえ忙しい時期に、企業にも企業で働く人間にも大きな負担を強いるこの制度が、本当に緊急性・必要性が高い施策だったのか、疑問を感じています。
問題が起こるなら併記の必要なし(aim↑)
時々、価格表示で消費税3%の時代だったものが出てきて、懐かしむことがあります。当然、暗黙承知の税率ですから、値上げ感を感じることは少ないと思いますが、浸透していくまでには時間はかかると思います。何もなければ併記してあるに越したことはありませんが、問題を抱えているものならば、とくに併記の必要はないと思います。

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