

徹底管理、最初は不便でも(MIYAさん・東京)
わたしの勤務先は、全社を挙げてプライバシーマークの取得をするのに半年ほどかかって取り組みました。ですので、施錠も徹底されていますし、入退室・キャビネットの管理、PCのセキュリティーの管理まで、徹底されました。その後は、IDカードや鍵を忘れたりすると一日大変です。キャビネット類もスペアも1本しか作ってはいけない(一つの場所を2人以上で開閉する場合は、台帳で開閉した人を管理する)などの決まりがあるので、不便ではありますが、最近のセキュリティーが問題になった他社の被害の甚大さや、顧客への責任という意味で考えれば、この程度の不便さは今までがおかしかっただけだと最近は思います。一度徹底されると、いつのまにか不便さも慣れるもの。ただ、推進役の委員は長いことかけられ続けるプレッシャーと社員からの質問攻めや猛反対に、クタクタになってしまったそうです。

通販はできるだけ同じ会社を利用(しろりむ・三重・パートナー無・35歳)
たぶん全然できていないと思います。懸賞に応募したり、アンケートに気軽に答えたり、今思えばなんて危機意識がなかったのだろうと反省することしきりです。また便利だからという理由で、インターネット通販もしょっちゅう利用していました。個人情報の流出が次々と問題になって、ようやく、懸賞やインターネット通販を控えるようになりました。といってもそれらのメリットも捨てがたく、懸賞は(おそらく)安全だと思われるもの、通販に関してはできるだけ同じ会社を利用するようにしています。以前は書籍の注文をするにも、サービスの違う数社を使い分けていたのですが、今は、「本はここ」と決めています。果たしてそれで個人情報の管理になっているのかどうかははなはだ疑問ですが。
住民基本台帳の閲覧に思うこと(aim↑・29歳)
あら次はどこ?というくらい、もう驚かなくなってしまいました。個人情報漏洩がどんな恐れになるのか知らず、わたし自身、さほど神経質でないような気がします。しかもまったく知らない会社なら疑心を持たずに、結構深い個人情報を入力したりしています。先日初めて住民基本台帳を閲覧しました。数百円の手数料を払えば住所・氏名・生年月日が誰でも、しかもお役所でできてしまうのに驚き恐ろしく思い、自己管理以前の問題のだと感じました。また信じられない話ですが、市役所職員が個人のPCを、自宅と役所を往復させていることも地方では問題になったりしています。
どこからどこまでがプライバシーの範囲か(パレアナ・東京・パートナー有)
インターネットだけではなく、電話やファクシミリの傍受、防犯カメラなど、プライバシーを侵害する可能性のあるものが身の回りに溢れています。防犯目的や便利さと引き替えに、失うものも多いことに気付いて、対策を取る時期にきていると思います。しかし、この問題で難しい点は、「どこからどこまでがプライバシーの範囲か」が、個人によって異なることです。一人でも多くの人が関心を持って、事件を未然に防ぐ対策を取れるよう、世論が高まる方向にいくといいと思います。

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