

「公の場では話題にしない」というマナー
(月の猫・神奈川・37歳)
プライバシーに関する権利。たとえば、結婚してる、子どもがいる、借金がある、信仰している宗教、支持している政党、抱えている病気。昔からマナーとして、公の場では話題にしないことが適切とされてきたこともいくつかあります。個人の信条または本人には変えようのない事柄について、本人に了解を得ずに情報を収集したり利用し、ましてそれで利益を得たりということは、制限されるべきではないかと感じます。
田中真紀子さんの長女の記事を掲載することは、明らかにプライバシーの侵害以外の何ものでもなく、公にすることに正当な理由は見いだせません。ことさらにプライバシーを強調することにより、かえって物見高い第三者の興味をそそってしまい、悪影響が出る場合もあるようですが、それでも、一つ一つ、プライバシーの権利というものを守る姿勢をとらない限り、この権利は迫害され続けるのではないでしょうか? 正直言って、悪意がない(と思っている)うわさ話とプライバシーの境目の判断は、難しいものがありますが、少なくとも井戸端会議とマスコミの差はあってしかるべきだと感じています。
徹底管理、最初は不便でも(MIYAさん・東京)
わたしの勤務先は、全社を挙げてプライバシーマークの取得をするのに半年ほどかかって取り組みました。ですので、施錠も徹底されていますし、入退室・キャビネットの管理、PCのセキュリティーの管理まで、徹底されました。その後は、IDカードや鍵を忘れたりすると一日大変です。キャビネット類もスペアも1本しか作ってはいけない(一つの場所を2人以上で開閉する場合は、台帳で開閉した人を管理する)などの決まりがあるので、不便ではありますが、最近のセキュリティーが問題になった他社の被害の甚大さや、顧客への責任という意味で考えれば、この程度の不便さは今までがおかしかっただけだと最近は思います。一度徹底されると、いつのまにか不便さも慣れるもの。ただ、推進役の委員は長いことかけられ続けるプレッシャーと社員からの質問攻めや猛反対に、クタクタになってしまったそうです。
ネットショッピングでは現金決済(Usa・パートナー有・41歳)
会社で取引先の信用調査をすることがあるのですが、これほど情報というものは流通しているのか、と驚きます。ここ一年で知人ふたりの事業の経営状況を、図らずも知ることになりました。もちろん、合法的な、正当な手段で得る情報なのですが。その反動からか、自分の情報管理には慎重になります。ネットでの買い物では現金決済しかしていませんし、アンケートの類には必要以上の情報を書き込まないようにしています。

漏洩後の補償に力を入れたほうがいいのでは
(てっしー・福岡・パートナー無・26歳)
クレジット以外の情報は管理できてないと思います。というのも、この前のYahoo!BBとジャパネットたかたの情報漏洩でしっかりと被害者になってしまったからです。これほどのデータ社会になると、保護するより漏れたときの補償に力を入れたほうがいいように思います。たとえばカード番号が漏れて被害があったときは、代金を払わなくてもよいというシステムの徹底とか。
カードをつくり過ぎない
(mitch・東京)
怖いな、と思うのでネットでカード決済の買い物はしないと決めている程度。でもクレジットカードも安易につくりすぎ、主要なもの以外は管理できていない状況です。
シュレッダーにかけて捨てる
(sunchild220・28歳)
なるべく個人情報は、ネットなどで出さないようにしたり、郵送される書類で個人情報が載っているものはシュレッダーにかけてから捨てるようにと、気を付けてはいます。ですが、実際知らないところからメールが届いたり、手紙が届いたり。やはり、どこからか流れてしまうのですね。
通販はできるだけ同じ会社を利用(しろりむ・三重・パートナー無・35歳)
たぶん全然できていないと思います。懸賞に応募したり、アンケートに気軽に答えたり、今思えばなんて危機意識がなかったのだろうと反省することしきりです。また便利だからという理由で、インターネット通販もしょっちゅう利用していました。個人情報の流出が次々と問題になって、ようやく、懸賞やインターネット通販を控えるようになりました。といってもそれらのメリットも捨てがたく、懸賞は(おそらく)安全だと思われるもの、通販に関してはできるだけ同じ会社を利用するようにしています。以前は書籍の注文をするにも、サービスの違う数社を使い分けていたのですが、今は、「本はここ」と決めています。果たしてそれで個人情報の管理になっているのかどうかははなはだ疑問ですが。
悪用されないよう監視することしかできない(mamarin)
なるべくアンケートや景品の応募などしない、不用意にインターネット上で個人情報を書き込まない、などの手段くらいしか防衛策がありません。
娘が生まれたとき、病院と行政しかその情報を知りえなかったはずなのに、ひな人形のDMが届きました。そのことに立腹し、その店舗や行政、消費者センターに抗議の電話を掛けましたが、どれものれんに腕押しでした。
結局、行政や病院、一流企業も信用できない世の中で、しかもネットワーク化された現代、個人情報は知られていると思っておいたほうがいいと思います。あとは悪用されないように監視することしかできないのでは。
携帯アドレスは友人以外に教えない(miujan)
わりと気軽にメールアドレスなどを入力したり書いたりしているので、冷静に考えると恐ろしい。ただ、携帯電話のアドレスは友人以外には知らせていない。
どう管理すればいいのか(mij・愛知)
子どもが生まれた時、突然幼児教育のセールスの電話。中学へ進学することには、塾の勧誘の電話など、どこから情報を仕入れてくるのか?といった内容のものは、わたしの周りに数え切れないほどあると思います。以来、アンケートや個人情報にかかわってくるものは慎重に、と心得ているつもりですが、レンタルビデオショップの会員カードやほかにもさまざまな場所で個人情報を自ら提供している矛盾にも考えさせられますが、どう管理していけばいいのかよくわからないのも事実です。

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