
きちんとした受け入れ体制を(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
確かに外国人による犯罪が急増している中、「差別はいけない」との建前だけではすまないですよね。ただ単純肉体労働など、日本人がやりたがらず、また日本人の賃金では割が合わない仕事に対しては、今後さらに発展途上国からの労働力に頼らざるを得ないのが実情でしょう。犯罪のほとんどは貧しさが原因です。必要最低限の語学研修を受けられ、きちんと受け入れ先の企業を確保することで不法就労を極力減らし、外国人労働者をきちんと受け入れることができれば、犯罪(を犯す外国人)は減るのではないでしょうか?
根本的な相互理解が不可欠(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
「外国人犯罪」の率って例えは良くないですが、飛行機事故や原子力発電所の事故と似ている気がします。つまり、絶対数は少ないけれど、いったん起こると目立つ。「外国人犯罪」という言葉が目立つうちは、まだまだ日本は国際化から立ち遅れています。警備体制の強化という単純な方法では根本的な解決にはなりえない気がします。もっと根本的な人間的つながりに関わる相互理解が不可欠だと思います。
排斥じゃなく共存法を!(エコ・神奈川・パートナー有・34歳)
藤田さんのご意見を読んで、大変残念な気持ちになりました。「外国人がみんな犯罪者であるわけではない」は揺るがない事実であり、建前論では決してありません。わたしは毎日外国人と接しています。多くのまじめで夢を持った外国人留学生です。彼らは日本に溶け込もうと日々努力しています。ところが日本側に彼らに溶け込もうとか彼らを受け入れようという姿勢が不十分なために、いろいろな事象が発生するのです。そして、なぜ「アパートの隣に“アジア系”とおぼしき人たちが集団で住みついたら」となるのでしょうか。そこにはアジアに対する根深い偏見を感じずにはいられません。これが欧米系なら警戒しないのにということでしょうか。
彼らの生活をおびやかすものは何なのかを考えずに一部の国の入国制限を議論しても、根本解決にはなりません。奨学金の充実や労働条件改善に勤めなければ共存はできません。排斥じゃなく共存する方向で考えないとダメ!
日本人協力者の取り締まりは?(ヒロカ・千葉・パートナー無・30歳)
中国との間に「日本で犯罪を犯した場合は、その犯罪者を引き渡した後、中国の刑務所に入れられる」という条約などないんでしょうか? 強制送還した後どうしてるんだろう? 「犯罪が見つかったって、日本がお金を出して国に帰してくれるだけ」だったら「強制送還されたほうが得!」になってしまう。犯罪が絶えない理由の一つに、多分「リスクが低いから」というのがあるんじゃないかと思う。中国は多分、日本だと想像がつかないくらいシビアでハードな世界だろうから、日本の刑務所に入れるだけだと、「あーラク」なのかもしれないし。
それに、もう外国人だけの犯罪とは言い切れなくなってるんじゃないかとも思う。「日本人協力者+外国人」といったものがなければ、犯罪は急増しないのでは。そういう実行犯じゃないけど、重要な役割(情報提供、流通担当、犯罪目的で外国人を斡旋・雇用した組織など)をした日本人に対する求刑はどうなっているのでしょうか? 外国人を取り締まるのが無理なら、まずそこから取り締まってみてはどうかと思います。今からやっておかないと、5年後にはもっと大変なことになっていると思う。