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この春から、『シブヤ経済新聞』の定番レポートとして「ティーンズ・ラボ」を、毎週、サイトに掲載しています。渋谷の109やセンター街は10代のメッカであり、さまざまな社会現象の発信基地でもあります。
昔「ヤマンバ」、今は「マンバ」、この違いわかりますか? なんと「セレブ」+「マンバ」で「セレンバ」なるものまで登場しています。そんな、大人から見れば一見どうでもいいような現象を、毎週スタッフと共に追いかけ、レポートの内容はJ-WAVEの番組としてもオンエアされています。なぜ、そんなものを追いかけるのか? その答えは、「見かけによらない」彼らのライフスタイルや考え方を探るため、です。
いま、全世代の中で一番把握しにくいといわれるのが10代の生態。放課後、彼らはどのような行動をとり、どのような考え方を持っているのか……ちょっとしたブラックボックスになっています。ただ、彼らもいつかは20代の消費者になる訳で、予習的な意味合いも含めて、その生態をじっくりひも解いていくと、意外と知的好奇心も刺激されながら「へぇ〜」が連発します。
思い起こせば、私たちも同様に「10代」のプロセスを通り過ぎてきたわけで、この辺りで、ちょっとわが身を振り返ってみませんか? というのが、今回のテーマです。
いろいろ背伸びをしたくなる10代のころを思い出して、あのころの考え方や行動を思い起こしてみてください。そこには「青かった」自分がいますか? それとも、年相応の自分でしたか? ちなみに『広辞苑』で「青い」を引くと、「人柄やすることが未熟である」とあります。
みなさんとご一緒に10代を振り返ると共に、並行して今の10代も観察していきたいと思っています。ちょっと頭を柔軟にして、1週間お付き合いください。みなさんの投稿、お待ちしています。