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2004/7/5(月) - 2004/7/9(金)
5日め

テーマ若さと引き換えに手に入れたものはある?

今日のポイント

生き抜く覚悟、大人のたしなみ……。あなたが手に入れたものは?

投票結果 現在の投票結果 y78 n22 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
渡辺教子
渡辺教子 ベネトンジャパン広報部長

さて、わたしが若さと引き換えに手に入れたものは、それこそ数え切れないほどたくさんあるけれど、筆頭は「生き抜く覚悟」。若いときには、「自分は何さまのつもり」がわからずに、大海に漕ぎ出していく……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

上手なあきらめ方を手に入れたnew(しろりむ・三重・36歳)

年を重ねて手に入れたものに、上手なあきらめ方があります。哲学者アミエルの言葉に「人生はあきらめていく修業だ」というのがあって、かなり若いとき(10代の終わりごろ)からその言葉が好きでした。ただ、当時はあきらめるということにある種の悲壮感を持っていました。思いを遂げることができなかった悔しさや絶望感を、「あきらめる」という言葉でなんとか受け入れようともがいている感じでした。若さというのは、ある意味、激しさと同義。それで白でなければ黒、100でなければ0だ、というように感情の振幅が大きかったところもあります。

ところがある程度年を重ねて、何度も何度も行き詰まりや挫折を経験するうちに、だんだんつらい経験の受け止め方を学んだような気がします。そしてその課程で「あきらめる」という言葉の定義も変わっていきました。今ではあきらめるということを、「ここはひとまず退散。時期が来るまで待ちましょう」というふうにとらえています。基本的にはいまだに打たれ弱い性格ですが、それでもだんだん人生に打たれることに慣れてきた感じもします。でもこれからもいろいろあるんだろうなあ……。

「まるさ」を手に入れたnew(aim↑・29歳)

「まるさ」だと思います。いつも正論を振りかざし、融通が利かず四角四面でした。今もその気性は変わらないけれど、その正論は一番大きいところであったとしてもある一面で、裏から見る人、下からも見られる人がいることに気付けませんでした。また自分の(自分では筋の通った)意見を言うことで「人からどう思われてもいい、これがわたし」と、今思えば虚勢を張っていましたが、今は他見ではなく「周りの人が不快にならないか」と考えられること。こうして若さと引き換えて人は余裕を持ち、まるくなっていくのですね。これからの自分には「深さ」も欲しいところですが、正論をかざしていたころのピュアな気持ちも忘れずにいたいです。

自分のスタイルnew(norieda・30代)

若さと引き換えに手に入れたものは、やはり自分のスタイルでしょうか。若いころより価値観、嗜好などは、はっきりしてきたと思います。ただこれは、けっして完成されたものではありません。まだまだこれから変わっていくと思います。そしてまだまだ成長できると思っています。これからの人生の中、自信を失ったり、自分自身を見失ったりすることがあると思いますが、あるがままの自分を受け入れ、自分自身と向き合っていきたいと思います。

今のわたしnew(ありる)

今のわたし。今わたしが持っているすべて、家庭・健康・会社での位置・実家との関係・夫の実家との関係・経験・知識・友人関係・考え方……アイテムすべて、昔のわたしには持ち得なかったものです。わたしはそれらを「勝ち得た」と思っています。10年後にも、20年後にも、50年後にもそう思えるように、今を笑いながら悩みながら生きているつもりです。

日本人はこだわり過ぎnew(whitehope・東京・パートナー有・44歳)

わたしは日本の義務教育を受けて育ちましたが、パスポートは外人であるせいか、日本を人より意識して見るくせがあるようです。若さってすばらしいけど、日本人はこだわり過ぎの気がします。年相応という美学を忘れ、20歳や下手をすると10代のような格好をしている50代、60代をよく見かけます。年齢それぞれのテイストってあると思うんです。

人の顔色を見ては迷ってばかりの性格が(のえる・福島・30歳)

年齢を重ねるごとに楽に息をすることができるようになってきている、ということを実感しています。今では信じられないのですが、学生のころは男性と話をすることなんて恥ずかしくてできなかったし、何をするにも自分に自信がなくて人の顔色を見ては迷ってばかりの性格でした。

でも働き始めると自分の周りは男性ばかりで、初めから責任を持たされて、各々に指示を出さなければなりませんでした。自然と物事を客観的・論理的に考える習慣がついたせいか、迷うことは少なくなってきましたし、男性に対してでも、仕事上ベストを尽くすためには、遠慮をすることなく物事を発言することができるようになってきました。

仕事を通じて自分への自信と、自分の存在を少しずつ確立できてきたのかもしれません。若いということは可能性がある、ということだけれど、その可能性を実現するために精一杯生きていればそれこそ本望。10年前に戻りたいとは思わないもの。

ずばり子どもたち(mamarin)

現在39歳です。若さと引き換えに手に入れたものは、ずばり子どもたちです。彼らを生んで育てたこの12年間は、自分にとってまさに若さと引き換えに手に入れたものでした。すくすく育つ子どもたちを見て、彼らがいたことで得ることができた経験や友だち、仕事、教養、などは何事にも替えられないものだったと今は思います。わたしから若さを奪った彼らが今大人になっていく中で、再びわたしに与えられた時間を今は100%自分磨きのために使うことができます。そして手に入れた最大のものは無償の愛でしょうか。

これを自分にとってプラスしよう(norieda・30代)

かっこいいとか、あこがれていますと言われると、とてもうれしくなりますが、蓋を開けてみると実は、結構ドタバタ、ジタバタ、しています。自分に自信をなくし、そんな自分が嫌いで自信を取り戻したくて、あくせくしていた時期があります。そしてプライドを傷つけられ、裏切られたという気持ちになったこともあります。

しかし、嫌な思いをした時いつも思うのは、これを自分にとってプラスしようということ。マイナスのままでは、絶対終わりたくない。後で振り返って、あのことがあったから今の自分があると思いたい。転んだらただじゃ起きない。ハードルを乗り越えれば、成長できるだろうと思います。でも普段から闘志むき出しなのは嫌なので、そういう思いは心に秘めていたいと思います。

「これがわたし」というものが出てきた(shimauma・東京・パートナー有・34歳)

\成熟した心を手に入れました。少々のことでは動じず、かといって恥じらいを忘れたような振る舞いをするでもなく。仕事も、恋愛も、友人との付き合いも、すべてが大きな視点から見られるようになり、20代のころのように小さなことで一喜一憂することもなくなりました(もちろん小さな落ち込みはありますけどね)。あと外見的にも、立ち位置が決まった分、顔も、服装も、「これがわたし」というものが出てきたように思います。わたしは、若かった過去の自分より、断然、今の自分のほうが好きです。

どんどん「シンプル」に(shocoran・パートナー有・29歳)

「日本は刺身文化、欧米はチーズ・ワイン文化」と、読んだことがあります。刺身は新鮮なほうがいい→女性も若いほうがいい、チーズ・ワインは時間がたつほどいい→女性も熟したほうがいい、と聞いてうなってしまいました。わたしは海外経験がありますが、日本の男性はなんて幼いんだ、と悲しくなります。若ければいいんでしょうか? 女は。

わたしはまだ20代ですが、20代前半のころのわたしは、血の気が多く、プライドも高く、嫌な女だったかもしれません。自分の若いときのような若い女性に会うと、苦笑してしまいます。年を重ねて今まで見えなかったものが見えるし、人にもやさしくなれるし、余裕ができ、自己を確立できてきて、どんどん「シンプル」になっていく気がします。

親のありがたみがわかったこと(mobilin・滋賀・パートナー有・33歳)

さまざまな経験(仕事上のこと、結婚生活、親になったこと、子どもを通じて知った新しい世界)を積んだことと、親のありがたみがわかったことでしょうか。親になって、初めて自分がどれだけ大切にされてきたのか、親がどんな思いで育ててくれたのか少しずつわかるようになりました。これは、やはり、若さと引き換えに、年齢を重ねてわかってきたことだと思います。

NO

「未熟さ」を若さと勘違いするのはおかしいnew(MIYAさん・東京・パートナー有・31歳)

今のところないと思います。というのは、若さをどうとらえるかということに尽きるテーマだと思うのですが、30代ならまだまだ若いと思っているから。わたしの考える若さとは、自分が自分で体を動かせなくなる時までだと思っています。人と比べて「若さ」を感じさせられることが多いこの時代、自分の最良の「若さ」が必要なのであって、ただ単に10代だから、20代だからと決め付けて、そのころの「未熟さ」を若さと勘違いするのはおかしいと思うからです。ちなみに、わたしの10代、20代は何かを引き換えにして手に入れてきたものという認識は一つもありません。自分が望んで手に入れようとしたものが今ここにあり、誰かと(時間と)give&takeしたという覚えはないからです。

手放したものはあまりないかも(ごまちゃん・神奈川・パートナー有・40歳)

若さと引き換えたものって思いつきません。平均より遅かったけど結婚し、昨年出産し、努力しなかったけど体型も出産前(160cm・48kg)に戻り、マンションも購入。今年3月末から仕事にも復帰、相変わらずの着道楽、宝石好き。つらいことがないとは言わないけれど、こうやって並べるとやっぱり年とともに得たものがたくさんあって、引き換えに手放したものはあまりないような気がします。というより、手放したものは必要なくなったものだったのかも。楽天的すぎますか?

引き換えにした、という気持ちはまだない(mopi・神奈川・34歳)

まだまだ青い気分のわたし。引き換えにした、という気持ちはまだない。まだ若いつもり? あまり年齢を軸に物事を考えない性格で、引き換えてまで手に入れたものはないかもしれない。マンション買ったことは若いだけではできなかったかもしれないが、若さを引き換えにはしていない。今までの人生と引き換えてもいいものを考えてみようとしたけど、今までは今までで大切な人生なので、引き換えたくもないなあ、という結論に達しました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「生き抜く覚悟」

さて、わたしが若さと引き換えに手に入れたものは、それこそ数え切れないほどたくさんあるけれど、筆頭は「生き抜く覚悟」。若いときには、「自分は何さまのつもり」がわからずに、大海に漕ぎ出していく小船のようだった。みなさまはどうでしょうか。わたしはけっこう今、自分が「何さまなのか」がわかってます。それは人間。そう神さまにはなれない人間。だから悩む、苦しむ、間違いを犯す。人間としての命を天命と思い、覚悟して生き抜く。

最近オフィスに印象的な男性が訪ねてきてくれました。法科大学院で弁護士を目指して勉強中の彼は、元テレビディレクター。ドキュメンタリーの制作を通じて、「日本における自殺急増」に痛みを覚え、どうにかしなくてはとNPOを立ち上がるべく、アドバイスを求めて訪ねてきたのです。20代後半の聡明さを絵に描いたような彼と話しつつ、昨年わたしたちが支援したあしなが育英財団のことに思いをはせました。

病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くし「あしながさん」と呼ばれる寄付者からの支援で、高校・大学・専門学校へと進学した学生たちの主催する「Pウォーク10」というイベントの応援をしたのです。その会の代表の20歳の女子学生のお父さまも自殺でした。「あしなが」と聞くと交通事故と連想しがちですが、今自殺により親を失った子どもたちがどんどん増えているのが現状。彼らと同年代の息子を持つわたしには、その子の親たちにコメントすることはできないけれど、残された子どもたちの心情を思うとつらい。

実は若さと引き換えて手に入れられるものは、人生とは甘美なものではないと現実を見据える力。そのうえで、「生き抜く」。その覚悟だと思っています。さて、一週間、お付き合いありがとうございました。あなたにとって「若さと引き換えに手に入れたものは、あまから、どっち?」

渡辺教子のきままなライフスタイル vol4

昨日は久しぶりにわたしの「おばちゃん友だち」とごはんを食べ、ジムさぼり。全員仕事持ち。原宿の駅近くこじゃれたカフェ風の居酒屋で集合。みんなそれぞれ、違った悩みを抱えているのだけれど、最後は「がはは」でお開き。

今日は珍しく2日続けてランチの約束。さて今夜こそ、リハビリ、スポーツジムと駆け込むぞ、酒の誘惑に負けないぞ、誘わないで、わたしはなんてったって煩悩の塊なんだから!

渡辺教子

渡辺教子

ベネトンジャパン広報部長

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